「過去に縮毛矯正をかけたけれど、サラサラした直毛に飽きてしまった…」
「縮毛矯正のペタンコ感を解消するためにパーマをかけたいけれど、縮毛矯正毛にパーマはできないと美容室で断られた」
ネットで調べてみても「縮毛矯正にパーマは絶対にNG」「髪がチリチリになる」といったネガティブな情報ばかりが目に入り、諦めかけていませんか?
結論から申し上げますと、縮毛矯正がかかっている髪にパーマをかけることは完全に可能です。
ただし、それには毛髪科学に基づいた「正しい薬剤選定」と「特殊なパーマ技術」が絶対条件になります。
この記事では、表参道のメンズ特化美容師が、縮毛矯正毛にパーマがかけられる理由と、当店だからこそできる「失敗リスクを極限まで下げた最新のハイブリッド技術」について忖度なしで詳しく解説します。
1. 縮毛矯正毛にパーマはかけれる?「熱系パーマ」なら可能な理由
そもそも、なぜ「縮毛矯正をしている髪にはパーマがかけられない」と言われてしまうのでしょうか?その理由は、パーマの「種類」にあります。
普通のパーマ(コールドパーマ)では絶対にかけられない理由
液体のお薬だけでかける一般的な「コールドパーマ(ツイストスパイラルや波巻きなど)」は、縮毛矯正毛には基本的にかけることができません。
縮毛矯正をかけた髪は、アイロンの熱によって髪の内部のタンパク質が固まる「熱変性(生卵がゆで卵になるような現象)」を起こしています。一度カチッと固まったタンパク質は、通常の薬剤の力だけでは結合を動かすことができず、カールがつかないどころか、ただ髪に致命的なダメージ(最悪の場合チリチリのビビリ毛)を与えるだけになってしまうのです。
「熱には熱を合わせる」熱系パーマなら対応できる理由
一度熱によって形状記憶された髪を動かすには、パーマの工程でも「熱」の力を利用するしかありません。
これが、デジタルパーマやアイロンパーマといった「熱系(形状記憶)パーマ」であれば、縮毛矯正毛でも綺麗にカールや毛流れを作ることができる明確な理由です。
2. アイロンパーマとデジタルパーマの違い・作れるスタイル
縮毛矯正毛に対応できる2つの熱系パーマですが、それぞれ得意なスタイルや仕上がりの質感が大きく異なります。
①アイロンパーマ(コテパーマ)の場合
専用の丸いヘアアイロン(コテ)を使って、根元から中間にかけて1カールを仕込んでいく技術です。
得意なスタイル:ワンカールベースのふわっとした自然な毛流れスタイル(センターパートなど)
縮毛矯正特有の「ツンツン感」を消し去り、まるで生まれつき柔らかい地毛であるかのような、ニュアンスのある動きを作るのが最も得意です。メンズのショート〜ミディアムヘアに非常に相性が良いです。
②デジタルパーマの場合
薬剤をつけた後、電気を通す専用のロッドを髪に巻き付け、機械の熱によってカールを定着させる技術です。
得意なスタイル:リッジ感(波打ちやウェーブ)の強いしっかりとしたパーマスタイル
アイロンパーマよりも「くるんとしたカール感」や「強めの動き」を出すことが可能です。ある程度長さのあるミディアム以上のスタイルや、しっかりとしたカールを望む場合に向いています。
4. 当店独自の解決策:アイロン×デジパーの「ハイブリッド施術」
「トップのボリュームも欲しいし、毛先にはしっかりとしたカールも欲しい…」
そんなメンズ読者の理想を叶えるために、当店では【アイロンパーマ × デジタルパーマ】のハイブリッド施術を行っています。
潰れやすい根元〜トップには「アイロンパーマ」の熱を当ててふわっとした立ち上がりを作り、動きを出したい毛先には「デジタルパーマ」で確実なカールを記憶させます。この2つの熱系パーマのいいとこ取りをしたハイブリッド施術は、高度な薬剤知識と繊細なアイロンワークが必要なため、他店ではメニュー化されていないことがほとんどの非常に希少な技術です。
5. ジリジリのリスクは限りなく0%へ。髪を守る「GMT酸性薬剤」の秘密
縮毛矯正毛へのパーマで最も恐ろしいのが、髪の限界を超えてチリチリになってしまう「ビビリ毛」のリスクです。他店でパーマを断られるのも、このリスクを美容師側がコントロールできないからです。
当店では、一般的なアルカリ剤の薬は一切使用しません。髪の等電点(一番健康な状態のpH)に近い「GMT」などの酸性〜中性領域の高級還元剤を使用します。
キューティクルを無理やりこじ開けて髪の体力を奪う軟化を起こさないため、すでに縮毛矯正で負担がかかっている髪に対しても、ジリジリになる失敗リスクを限りなく0%に抑え、ふわっといい感じの質感に仕上げるダメージレスな施術が可能です。
※過去の施術履歴によるムラへの注意点
どれだけ優しい薬剤を使っても、見極めが必要なポイントがあります。それは「前回の美容師による縮毛矯正の履歴」です。
前回のアイロンの温度が過剰に高すぎたり、プレスの圧力が強すぎたりした場合、髪の同じ毛束の中でも「過度に変性している部分」と「そうでない部分」のムラ(ダメージレベルの差)が発生しているケースがあります。当店ではこの髪の毛一本一本の体力を毛髪科学の観点から正確に見極め、慎重にアプローチを行っていきます。
7. まとめ:薬剤・アイロン・毛髪科学の進歩が叶える新しい技術
一昔前であれば、「縮毛矯正にパーマをかける」なんていう行為は美容業界のタブーであり、100%失敗すると言われていました。
しかし現代は、GMTに代表される優れた酸性薬剤の登場、特殊なシルクプレートアイロンの進化、そして毛髪科学の確かな進歩によって、限りなくダメージレスに理想のスタイルを叶えることができる時代になりました。
「縮毛矯正をしているから…」とやりたいヘアスタイルを諦める必要はもうありません。
サロンからのメッセージ
縮毛矯正にパーマは、適切な知識と技術があれば確実にかけられます。
ただし、一度失敗してしまうと取り返しのつかないデリケートな施術であることも事実です。だからこそ、熱系パーマや酸性領域の技術に圧倒的に特化しているプロにお任せください。
あなたの今の髪の状態を誰よりも丁寧に診断し、毎朝のスタイリングが楽しくなる最高の「曲がる縮毛矯正スタイル」をご提案いたします。どんな小さなお悩みでも、まずは一度お気軽にご相談ください!