**アルキルカチオンコンプレックス(ACC)**は、縮毛矯正の施術で、毛髪の補修と疎水性(水をはじく性質)の向上を目的として使用される薬剤システムです。
簡単に説明すると、以下の役割を果たします。
🔹 アルキルカチオンコンプレックスの概要
* 補修と強化:
* カチオンコンプレックス(ポリイオンコンプレックス):プラスの電荷を持つ成分とマイナスの電荷を持つ成分を髪の上で反応させ、強固な複合体(コンプレックス)を形成します。これにより、ダメージで失われた毛髪内部の成分を補い、ハリやコシを与えて髪を補強します。
* アルキル(化)成分: ヤシ油などを装飾したケラチンやシルクといった補修材が配合されており、髪にツヤとなめらかな手触りを与えます。
* 疎水性の回復(疑似補修):
* 健康な髪は疎水性(水をはじき、油と馴染みやすい)ですが、ダメージを受けると親水性(水を吸いやすい)になります。ACCは、このダメージで親水化した髪を健康な状態に近い疎水性に戻すよう疑似的に補修します。
* これにより、トリートメントの定着が良くなり、ツヤや指通りが向上し、ダメージの進行を防ぐ効果も期待されます。
* 弱酸性矯正のサポート:
* ACCを併用することで、髪への負担が少ない弱酸性の還元剤でも、アルカリ性の矯正に匹敵する、自然で柔らかいストレートを実現しやすくなります。ピンピンになりすぎず、自然な仕上がりに繋がるのも特徴の一つです。
主に毛髪の保護と質感向上を目的とした前処理・中間処理・後処理剤として、縮毛矯正だけでなく、カラーやパーマなどの他の施術にも幅広く用いられます。💆♀️✨