ミルボンのカラー剤ブランド「アディクシーカラー」なら、 ブリーチなしでもミルクティーやグレージュ、シルバーなどのトレンドカラーを楽しめます。茶髪や黒髪から染めたい人からも人気です。
この記事では、「アディクシーカラーをブリーチなしで使用するメリット」「ブリーチなしで染めたディクシーカラーの色見本」をご紹介。ぜひ参考にしてください。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
アディクシーカラーならブリーチなしでも透明感カラーを楽しめる!
髪のダメージが気になるからブリーチはしたくないけど、重たい印象にはしたくない!
そんな人から人気のカラー剤・アディクシーカラーをご存知でしょうか?
アディクシーカラーなら、暗い髪色でも透明感を感じられたり、ブリーチなしでも赤みのない透き通った色合いを楽しめたりするのが嬉しいポイント。
今回は、アディクシーカラーを使ったブリーチなしの色見本を紹介します。
アディクシーカラーについては下記記事で詳しく解説しています。
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最新のアディクシーカラー色見本
最新のアディクシーカラー色見本は定期的に更新しています。
ブリーチなし・暗め
アディクシーカラーをブリーチなしでするメリット5つ
アディクシーカラーは、ブリーチなしの髪に使用するメリットがたくさんあるんです。
ここでは、アディクシーカラーをブリーチなしでする5つのメリットを解説します。
《1》赤みをしっかり消せる
アディクシーカラーの最大の特徴は、ベースカラーに使用されている高彩度の青色です。
一般的なヘアカラー剤は、安定した仕上がりになる「ブラウン系」や「モノトーン系」などの無彩色がベースに使われています。
そのため、赤みを打ち消すにはやや不十分であるものがほとんどでした。
一方、ベースに高彩度の青色が使われているアディクシーカラーなら、髪のブラウンを打ち消すことが可能です。
日本人にありがちな赤やオレンジっぽい茶味を抑えることができるため、ブリーチなしでも透明感を感じるカラーを楽しめるようになりました。
「色落ち後に髪が明るくなりやすい人」や「アッシュやグレーなど寒色系カラーが好きな人」にはおすすめです。
《2》デザイン性の高い髪色に挑戦しやすい
たとえば欧米で流行っているカラーは、日本のトレンドへの影響力も大きいです。
「バレイヤージュ」「ルーツカラー」などのヘアスタイルに憧れる人も多いでしょう。
前述したように、アディクシーカラーは日本人にありがちな赤みを抑える効果があります。
ブリーチなしであってもニュアンスのある仕上がりを表現できるため、「デザイン性の高いヘアカラーに挑戦したい人」にはおすすめです。
《3》色が長持ちする
アディクシーカラーは、深みのある濃い色合いが特徴のヘアカラー剤です。
赤みを打ち消すために濃く鮮やかなブルーをベースカラーに使用しているため、染まり上がりも深みのある仕上がりになります。
通常のヘアカラー剤と比べると色落ちがしづらく、染め立ての状態をキープしやすいのがメリットです。
特に、「色落ちが早く感じられる人」や「染めたてのツヤのある状態を長く楽しみたい人」にはおすすめのカラー剤といえるでしょう。
《4》暗い髪色からでも明るくしやすい
アディクシーカラーは、アルカリ量が適度に配合されているカラー剤であるため、髪の履歴にもよりますが、茶髪や黒髪からでも明るくするのが得意です。
また、明るくしても赤みを抑えられるよう、トーンに合わせて適切に色味の配合量が調整されています。
「黒髪や茶髪から今より髪を明るくしたい人」や「トーンアップ時のオレンジっぽい色味が気になる人」におすすめです。
《5》暗い髪色でも透明感がある
「トーンダウンしたいけど、ただの真っ黒な髪になるのは苦手」と感じる人もいるでしょう。
ブルーベースのアディクシーカラーなら、ただの黒とは違った透明感や奥行きのある色合いを感じられます。
そのため「やわらかい仕上がりにしたい人」や、「ブルーブラックのような暗染めをしたい人」にもおすすめです。
アディクシーカラーをブリーチなしでするデメリット・注意点5つ
魅力的なメリットを持つアディクシーカラーですが、人によってはデメリットに感じる点も。
ここからは、アディクシーカラーをブリーチなしでするデメリットや注意点について5つご紹介します。
《1》暖色カラーのバリエーションが少ない
アディクシーカラーのほとんどは、ベースカラーに高彩度の青色を用いた寒色系カラーが多く展開されています。
一部で暖色系カラーもありますが、他のブランドと比べると種類が少ないため、カラーの選択肢が限られるのがデメリットです。
「ピンク系やオレンジ系などあたたかみを感じるヘアカラーにしたい人」は、アディクシーカラーにこだわることなくほかのカラーブランドを検討してみてもいいでしょう。
《2》カラー系統を変えるときれいに染まらないことも
青色の配合量が多いアディクシーカラーで髪を染め続けると、髪内部にブルーの色素が蓄積されていきます。
そのため、寒色系以外のカラーにした際に、それぞれのカラーを打ち消す作用がはたらき「色がにごる」「きれいに発色しない」といったリスクが発生する場合も。
カラーチェンジの仕組み解説!
同じ寒色系であれば、ベースカラーが近いため影響はありません。
たとえば「ブルーからマット」「グレーからアッシュ」などがその例です。
しかし、寒色系から暖色系にすると、ベースカラーが異なるためきれいに発色しないリスクがあります。
たとえば「グレーからピンク→くすみが強くピンクを感じれない」「アッシュからピンク→緑っぽくなる」などのリスクがあります。
これらのリスクを考慮する場合、アディクシーカラーで髪を染めるなら、すぐにカラーチェンジをせず同色系カラーを継続することがおすすめです。
もし近いうちにカラーチェンジする可能性があるのであれば、アディクシーカラーではないブランドを使用したり、無彩色のカラー剤とミックスしたりしてヘアカラーしてもらいましょう。
《3》緑っぽくなるリスクがある
上記スナップフォトは、アディクシーカラーで作るおしゃれなマット系ペールカーキの例ですが、意図せず緑っぽい色になってしまう場合があるのは知っておきたい注意点の1つ。
アディクシーカラーは青みが強いカラー剤であるため、ブリーチ後など黄色っぽい髪色の上から色を乗せると緑っぽく発色することがあります。
また、染めたては大丈夫でも、色落ちとともにマット系になる場合もあります。
「色落ちしてから緑っぽくなりたくない人」は、事前に髪の履歴をカウンセリングで伝えておきましょう。
ベースカラーの黄みを抑えるために「パープル」や「バイオレット」など紫系の色を混ぜてもらえば、緑っぽくなるリスクを抑えられます。
《4》ダメージリスクがある
すべてのカラー剤にいえることですが、アルカリ量が多いカラー剤で毛先を何度も染めるると、髪が硬くなったりパサついたりしがちです。
アディクシーカラーには、アルカリ量(髪を明るくする成分)が少ない「低アルカリカラー剤」はありません。
そのため、繰り返しアディクシーカラーで染めることで、ダメージを実感するリスクがあります。
ダメージを抑えながらアディクシーカラーを継続したい人は、以下の工夫を取り入れてみましょう。
- 前処理を行う
- アルカリキャンセルのオキシを使ってもらう
- アフタートリートメントをしっかりおこなう
《5》染めたては暗く感じやすい
アディクシーカラーの特徴でもある「高彩度の青色」は、数ある色のなかでも暗く見えやすいです。
そのため、人によっては「思ったより暗く仕上がった」と感じるかもしれません。
色落ちすると徐々に明るくなりますが、「染めたてから明るさを感じたい人」は、イメージ通りの仕上がりになるよう美容師さんにオーダーしてみましょう。
【色味別】ブリーチなしアディクシーカラー・色見本12選
ここからは、ブリーチなしのディクシーカラーを12選紹介します。
カラー選びの参考にしてくださいね。
ベージュ・ブラウン系カラー
ブリーチ一歩手前の明るめミルクティー
13トーンくらいの明るい茶髪から作るミルクティーカラーです。
赤みをほどよく抑え、透明感ある仕上がりを叶えます。
ブリーチなしダブルカラーで透明感ベージュに
ライトナー×アディクシーカラーで作るダブルカラーです。
バランスよくくすみ感をプラスすることで、茶髪からでもクリアな質感に仕上げられます。
シルバー・グレー系カラー
やわらかさを感じるシルバーベージュ
9〜11トーンの茶髪から作るシルバーベージュです。
赤みを抑えながらほんのり寒色系に寄せることで、やわらかさのある雰囲気になります。
赤みゼロ!透明感グレー
赤みをしっかり抑え、マット系のグレーカラーに仕上げたスタイルです。
光に透けるとオリーブっぽいやわらかさを感じられます。
ピンク・パープル系カラー
かっこいい×かわいいピンクバイオレット
明るめの茶髪から作るクールキュートなピンクバイオレットです。
紫のクール要素が含まれることで、モードな雰囲気も楽しめます。
ブリーチなしダブルカラーでラベンダーブラウン
ブリーチなしダブルカラーで作るバイオレットブラウンです。
ベースの黄ばみをバイオレットが抑えるため、くすみ感のあるやわらかな雰囲気を作ります。
上品かつフェミニンなコーラルピンク
明るめの茶髪に、薄いバイオレットピンクをのせて作ったコーラルピンク。
上品かつフェミニンな雰囲気を作る際におすすめです◎
深みのある艶やかなダークアメジスト
黒髪や暗めの茶髪から作るダークアメジストです。
深みはあるものの、アメジストのほどよいやわらかさを感じられます。
黒・アッシュ系カラー
暗いのに透明感あるブルーブラック
黒髪や暗めの茶髪から作るブルーブラックです。
赤みを抑えつつブルー特有の透明感を表現できるとして、フェイクブラックカラーとして人気◎
光に透けると表情が変わるアッシュブラウン
透明感あるアッシュブラウンです。
室内ではフェイクブラックのような深みのあるカラーですが、光に当たると透明感あるモーヴ系ブラウンになります。
マット系カラー
赤みを抑えた暗めトーンのカーキブラウン
明るめの茶髪から作る暗めのカーキブラウンです。
ダークトーンでありながらもやわらかさと軽さを残したカラーなため、寒色カラーが苦手なイエベさんとも相性がいいんですよ。
大人カジュアルなオリーブブラウン
オリーブブラウンは暖色と寒色の中間カラーです。
それぞれの色味が持つ「透明感」と「やわらかさ」の両方が活かされるカラーで、大人カジュアルな雰囲気に仕上がります。
アディクシーカラーの人気色・チャート見本
ここからは、アディクシーカラーの人気色(色見本)をご紹介します。
オーダー時の参考にしてくださいね。
グレーパール
グレーパールは、ほんのり青みのあるモノトーンカラーが特徴です。
混じり気のない純粋やグレーが特徴で、寒色に寄りすぎないやわらかな仕上がりを叶えます。
オレンジ味を抑えたブラウンやグレージュにしたい人におすすめです。
サファイア
サファイアは、今回紹介する5色のなかで特に赤みを打ち消すパワーが強い点が特徴です。
鮮やかな青色のみを使用しているため、深みのある仕上がりを叶えます。
低明度の透明感カラーを求めている人におすすめです。
エメラルド
エメラルドは、ほんのり青みを感じるマットカラーに仕上がる点が特徴です。
赤みを抑えることは得意ですが、サファイアほど暗く仕上がらずにやわらかさや軽さを表現します。
マットブラウンやオリーブブラウンなど、寒色すぎないナチュラルカラーが好きな人におすすめです。
アメジスト
アメジストは、青みのあるバイオレット系のアッシュカラーです。
紫の配合量が多く、寒色に寄せながら同時に黄みを抑えます。
髪が明るい人や色落ち後の黄みが気になる人におすすめです。
シルバー
シルバーは、ほんのり紫みを感じるモノトーンカラーです。
ベースは「グレーパール」と似ていますが、青みがやや多いため落ち着きのあるクールな雰囲気に仕上がります。
黄みを落ち着かせつつ、モードな雰囲気に仕上げたい人におすすめです。
アディクシーカラーでブリーチなしでも透明感ある髪色を楽しもう
アディクシーカラーは「ベースカラーに高彩度の青色」を取り入れたヘアカラー剤です。
髪の赤みを打ち消し、ブリーチなしでもブラウンみを感じない透明感あるカラーを叶えます。
「クールでトレンド感ある寒色カラーを求める人」はぜひ検討してみてくださいね。