インナーカラーの進化系である「逆インナーカラー」を知っていますか?
インナーカラーとはまた違ったデザイン性がある、トレンドスタイルなんですよ♡
この記事では、トレンドに敏感な人なら押さえておきたい、逆インナーカラーのメリットや向いている人を解説します。
今のカラーに飽きてきた・変化がほしいと思っている人は、必見です!
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
逆インナーカラーとはどんな髪色?
デザイン性があり、ヘアスタイルにアクセントを与えてくれるインナーカラー。
ヘアカラーが好きな人なら、一度はしたことがあるのではないでしょうか?
最近では、インナーカラーの進化系である「逆インナーカラー」も、じわじわと人気を集めています。
逆インナーカラーとは、髪の内側に暗い色を、表面に明るい色を組み合わせたデザインカラーのこと。
通常のインナーカラーとの違いは、明るい髪の配置が逆であることです。
インナーカラーと違い、内側にダークカラーが配置されることでコントラストが強調され、顔をすっきり見せる効果があるんですよ。
小顔に見せたい人はもちろん、ハイトーンカラーに飽きた人やインパクトのある髪色にしたい人におすすめです。
アンブレラカラーとの違いは?
逆インナーカラーと似ているデザインカラーに「アンブレラカラー」があります。
逆インナーカラー・アンブレラカラーともに、髪の表面が明るい点は同じですが、ブリーチする範囲が異なります。
アンブレラカラーは髪表面の少ない範囲を明るくするのに対し、逆インナーカラーはハチまわり*から上の広い範囲を明るくします。
*ハチまわりとは、頭の丸みが切り替わる位置のこと。ハチマキを巻く位置をイメージするとわかりやすいでしょう。
さらにブリーチの範囲が変わると、デザインの見た目にも影響が出てくるんですよ。
ブリーチする範囲が狭いアンブレラカラーは、髪をおろしているだけで、明るい髪の隙間からインナーの暗い髪が見えます。
ブリーチする範囲が広い逆インナーカラーは、耳にかけたり結んだりしないと暗い髪が見えづらいのが特徴。
実際に施術する前は写真を用意するなどして、イメージを共有することが大切です。
逆インナーカラーがおすすめな人の特徴4つ
逆インナーカラーがおすすめな人の特徴は、大きく分けて4つあります。
ここからは理由とともに、おすすめな人の特徴を解説します。
逆インナーカラーがおすすめな人の特徴4つ
- インパクトのあるカラーを楽しみたい人
- 派手髪にしたいけど全体ブリーチには抵抗がある人
- ハイトーンカラーに飽きてきた人
- 白髪が多い人
《1》インパクトのあるカラーを楽しみたい人
インナーカラーは明るい部分が少ないため、控えめでほどよい存在感です。
一方で逆インナーカラーは明るい髪が表面にあるため、存在感がありインパクトのある雰囲気に仕上がります。
インナーカラーよりも存在感を強調したい人には、逆インナーカラーがおすすめです。
《2》派手髪にしたいけど全体ブリーチには抵抗がある人
「全体ブリーチカラーをするのには抵抗があるけど、派手髪には挑戦してみたい」という人にも、逆インナーカラーはおすすめ!
全体ブリーチカラーと比べ、髪表面だけを明るくする逆インナーカラーなら、髪のダメージ・見た目の派手さをやや控えめにできます。
逆インナーカラーにして「もっと派手にしたい!」という人は、全体ブリーチに挑戦してみても良いでしょう。
《3》ハイトーンカラーに飽きてきた人
長年ハイトーンカラーを続けていると、だんだんデザインに飽きてしまいますよね。
かといって「今さら暗くするのは抵抗がある…」と、思う人もいるでしょう。
そんな人には、逆インナーカラーがぴったり!
逆インナーカラーならハイトーンカラーの明るい印象を残したまま、デザイン性のある髪色を楽しめますよ。
《4》白髪が多い人
目立ちやすい白髪ですが、白髪のまわりが明るいと悪目立ちしづらくなります。
そのため白髪が多い人が逆インナーカラーにした場合、白髪染めのストレスから解放される可能性が高いです!
白髪染めから逆インナーカラーに施術を変えた場合、伸びてきても目立ちづらい・白髪染めと比べるとカラーバリエーションが増える、といったメリットがあります。
近いうちに白髪染めをやめたいと思っている方は、思い切ってハイトーンカラーを楽しんでみても良いかもしれません。
配色を調整すれば、40代・50代の大人女性でも似合うデザインはたくさんあるんですよ。
【長さ別】人気の逆インナーカラー12選
逆インナーカラーは、カラーの配色や髪の長さによって見た目が変わります。
ここからは髪の長さ別に、人気の逆インナーカラー12スタイルを紹介します。
逆インナーカラー×ショート
逆インナーカラー×オレンジ×黒
オレンジ×黒の、逆インナーカラースタイルです。
細かいウェーブヘアのすきまから見える、インナーブラックがアクセントに。
カジュアルやモードなスタイルと、相性が良いデザインです。
逆インナーカラー×ピンクパープル×黒
紫みのあるピンク×紫系ブラックの、逆インナーカラースタイルです。
同色系にまとめることで、統一感のある雰囲気に仕上がります。
パープル要素のあるピンクなので、ガーリーになりすぎたくない人におすすめです。
逆インナーカラー×紫×黒
ダークパープル×黒の、逆インナーカラーです。
全体的に控えめな色味なので、ブリーチありカラーでもシックで落ち着いた雰囲気に。
色落ち後に派手になりたくない人や、控えめな印象に仕上げたい人におすすめです。
逆インナーカラー×ボブ
逆インナーカラー×ピンクベージュ×黒
ピンクベージュ×黒の、逆インナーカラーです。
ハイトーンカラー特有の透明感を感じつつも、ベージュほど派手にならないのがピンクベージュのメリット。
落ち着いた雰囲気があるので、控えめなデザインが好みな人や40代・50代の大人世代におすすめです。
逆インナーカラー×グレージュ×黒
グレージュ×黒の、逆インナーカラーです。
ぱきっとしたコントラストが際立ち、インナーブラックの存在感をアピールできます。
動きがなくてもデザイン性があるので、ショートボブの人におすすめです。
逆インナーカラー×薄めピンク×黒
ハイトーンピンク×黒の、逆インナーカラーです。
派手になりがちなハイトーンピンクですが、ややブリーチ範囲を狭くして黒髪を見せることで、ほどよいバランス感に。
モード系が好きな人や、デザイン性をアピールしたい人におすすめです。
逆インナーカラー×ミディアム
逆インナーカラー×ベージュ×黒
ベージュ×黒の、逆インナーカラーです。
前髪部分のブリーチ範囲を少なくすることで、顔まわりのデザイン性がワンランクアップ!
個性も感じる、おしゃれなスタイルに近づきます。
逆インナーカラー×ホワイトベージュ×ディープブラック
ホワイトベージュ×ディープブラックの、逆インナーカラーです。
ハイレイヤーなウルフスタイルと組み合わせることで、ほかの髪型にはないデザイン性を表現できます。
デザイン性や、個性的な雰囲気を求める人におすすめです。
逆インナーカラー×オレンジ×黒
オレンジ×黒の、逆インナーカラーです。
鮮やかさが控えめなオレンジなので、ほどよく落ち着きのあるデザインに。
あまり派手にしたくない人や、色落ち後の明るさが心配な人におすすめです。
逆インナーカラー×ロング
逆インナーカラー×赤×黒
ピンク系の赤×黒の、逆インナーカラーです。
顔まわりのレイヤーとレッドカラーの、デザイン性がポイント。
モードな雰囲気が好きな人に、おすすめです。
逆インナーカラー×ハイトーンベージュ×黒
ハイトーンベージュ×黒の、逆インナーカラーです。
インナー部分が狭いデザインなので、巻いたり動きを出したりしたときに、ちら見えする黒髪がアクセントに。
明るめベースが好きな人に、おすすめです。
逆インナーカラー×シルバーアッシュ×黒
シルバーアッシュ×黒の、逆インナーカラーです。
寒色系で統一されているので、クールでかっこいい雰囲気に仕上がります。
落ち着きのある色味や、モード系が好みな人におすすめです。
逆インナーカラーの失敗しない頼み方3選
ここからは、逆インナーカラーの失敗しない頼み方を3つ紹介します。
逆インナーカラーはブリーチを活かしたデザインなので、入れ方や色味が違うと印象が大きく変わります。
施術後に「イメージと違った」とならないためには、3つのポイントを押さえたうえでオーダーしてみましょう。
《1》入れる範囲を決める
逆インナーカラーは、ブリーチする範囲で全体的なデザインや見た目が変わります。
たとえばブリーチ範囲が広いと、インナー部分が表面の明るい髪に覆われる形になります。
結んだり巻いたりしない限り、インナー部分の存在感は控えめになるでしょう。
逆にブリーチ範囲が狭いと、インナー部分を覆う髪の量が少なく、インナーカラーがすきまからちら見えする形になります。
髪をただおろしているだけで、コントラストが強調されるでしょう。
このようにたとえ同じ配色だとしても、ブリーチ範囲が違うだけでまったく別のデザインになります。
インナーの存在感をはっきり主張したいのか、さりげなくアピールしたいのか、あらかじめイメージしておきましょう。
《2》色の組み合わせを決める
逆インナーカラーは、色の組み合わせ次第で統一感やバランスが変化します。
逆インナーカラーの場合、インナー部分には「黒」を用いることが多い傾向です。
ただ同じ黒でも、茶髪寄りのナチュラルな黒か、白髪染めに使われるような漆黒なのかでも雰囲気は変わるでしょう。
やわらかい雰囲気にしたいのか、クールな雰囲気にしたいのかで、インナー部分や表面の色味を調整してみましょう。
《3》過去のカラー履歴を伝える
逆インナーカラーに限らず、ヘアカラーをする場合は、過去のカラー履歴をしっかり共有することが大切です。
過去のカラー履歴を伝えることは、思わぬアクシデントを防ぐために必要なんですよ。
たとえば黒染めをしていたことを知らずにブリーチすると、ブリーチ後に緑っぽい色味になったり、赤みのある茶髪になったりと、予想外の色に染まることがあります。
特に、暗めのカラー・黒染め・白髪染め・セルフカラーをした人は、施術した時期まで伝えられると理想的です。
逆インナーカラーのよくある質問
逆インナーカラーに興味はあるけど、疑問や不安がある…なんてことありませんか?
ここからは、逆インナーカラーに関するよくある質問を解説します。
逆インナーカラーが伸びたらどうする?
逆インナーカラーが伸びたあとのメンテナンス方法は、大きく分けて2つ。
逆インナーカラーを継続する場合、伸びた部分をブリーチリタッチし、さらに上から希望カラーを重ねます。
逆インナーカラーをやめる場合は、伸びてきた根元となじむようにブリーチ部分をトーンダウンさせます。
逆インナーカラーの色落ちはどうなる?
色味にもよりますが、ブリーチ部分は色落ちしたあと黄みベージュ系になるでしょう。
インナー部分は変わらず黒いままか、少し色落ちして茶髪っぽくなることもあります。
逆インナーカラーから茶髪に戻すことはできる?
逆インナーカラーから茶髪に戻すことは、可能です。
しかし、ブリーチ部分は色落ちしやすいため、最初のうちは完全に色落ちする前にトーンダウンすることが大切。
繰り返し色味を補充することで、色落ちしても金髪になりづらいですよ。
逆インナーカラーの値段はどれくらい?
逆インナーカラーをする場合、以下3つの料金が発生します。
- 髪表面のブリーチ代
- ブリーチ部分のオンカラー代
- インナー部分のデザインカラー代
美容院やブリーチ範囲により価格差はありますが、約1万5,000円〜2万5,000円ほどでしょう。
逆インナーカラーでトレンドのおしゃれを楽しもう
逆インナーカラーは、内側に暗い色・外側に明るい色を組み合わせたデザインカラーです。
インナーカラーとは違い、はっきりとしたコントラストが際立つので、よりデザイン性のあるカラーを楽しめるでしょう。
おしゃれでトレンドの最先端である逆インナーカラーを、ぜひ試してみてくださいね。