前髪にもトレンドがあるって知っていますか?
薄めのシースルーバングが流行っていましたが、じわじわと「ワイドバング」が注目を浴びています。
この記事では、ワイドバングについて徹底解説!
顔型別の似合わせポイントや、サロンでオーダーする際のポイントをご紹介します。
合わせてレングス別のおすすめスタイルを多数ピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ワイドバングってどんな髪型?
ワイドバングとは、目尻より外側で切りそろえた幅広い前髪のこと。
こめかみ付近まで幅をとって真っすぐに切りそろえることが多く、定番のぱっつん前髪を幅広くとったスタイルです。
「みんなとはひと味違う前髪にしたい」「そろそろシースルーバングから脱却したい」という、おしゃれ感度の高い人から注目を集めているのがワイドバング!
話題のドラマに登場した女優さんがワイドバングを取り入れていて、じわじわと注目を浴びています。
ワイドバングの魅力はコレ
まずは、思わずワイドバングを試したくなる魅力をチェックしてみましょう。
ワイドバングの魅力ポイント
- 目力アップでアイメイクが際立つ
- 顔まわりの印象がパッと明るくなる
- 一直線なラインでモード感を演出できおしゃれに見える
- 小顔効果が期待できる
- スタイリングが簡単
- どんなレングスにも合わせやすい
カットラインで目元が強調され、さりげなく目力をアピールできます。
目よりの上でカットすればアイメイクもはっきりと見え、顔まわりにかかる髪も少ないので明るい印象になります。
厚みやスタイリングを調整すれば、フェミニンからモード系まで幅広いファッションともマッチ!
重ためのワイドバングなら、モードなかっこよさを演出。
軽さを出したワイドバングなら、こなれた抜け感で今っぽさがあるスタイルになります。
両端をラウンドさせてサイドにつなげると、ナチュラルにカジュアルダウンもできます。
多種多様なアレンジが可能なので、どんな人でもトライしやすい前髪です。
簡単にスタイリングでき、自宅での再現性の高さも魅力のひとつでしょう。
ワイドバングが似合う人の特徴
次の項目にひとつでも当てはまる人は、ワイドバングがおすすめ!
ワイドバングがおすすめなのはこんな人
- 面長さん
- おでこが広め
- 小顔に見せたい
- 目力をアップさせたい
- 前髪にトレンド感が欲しい
- おでこは隠したい
- 若見えしたい
ワイドバングがとくに似合う顔型は面長さんだと言われています。
前髪によって横ラインを強調できるワイドバングは、面長さんのコンプレックスをカバー。
パツンと一直線に切りそろえたワイドバングなら、目元に視線が行くようになり面長な印象をやわらげられます。
ほどよい厚みのワイドバングにすればおでこが隠れ、顔の見える範囲が狭くなるので小顔見せも叶いますよ。
「子どもっぽくみえてしまうのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが、実は30~40代の大人女性にもおすすめ◎
見た目年齢に影響するおでこのシワをうまくカバーしつつ、顔まわりが明るく華やかになります。
【厚さ別】ワイドバングの特徴
ひとくちにワイドバングと言っても、薄めから厚めまで印象はさまざま。
ここでは「薄め」「中間」「厚め」の3パターンの特徴をご紹介します。
パターン1:薄め
薄めのワイドバングは軽さと透け感のバランスがよく、大人世代も取り入れやすい抜け感があります。
束感を意識してスタイリングすれば、幅広のシースルーバングとして扱いやすいのも特徴。
個性的になりすぎず、ワイドバングが初めての人でも抵抗なくトライしやすいスタイルです。
パターン2:中間
ほどよい厚みを持たせたワイドバングの特徴は、面長さんのコンプレックスをカバーしやすいこと。
おくれ毛を出しても、すべて耳掛けにしてもかわいいスタイルで今っぽさたっぷりです。
ほんのりとおでこが透ける絶妙なバランスが、ナチュラルでおしゃれな印象に。
2wayバングのようにアレンジもしやすく、中央が薄くなるよう両サイドに前髪を流せばシースルー風も楽しめます!
パターン3:厚め
厚みのあるワイドバングは、しっかりとライン感が出るのが特徴。
個性的でモードな雰囲気が好きな人から、とくに人気のあるスタイルです。
毛量が多い人にもおすすめで、通常よりも後ろから前髪にするため毛量調整としてもぴったり。
また、ワイドバングと相性のいいインナーカラーを取り入れる場合も、ある程度厚さがあるとGOOD!
重たさを軽減させながら顔まわりが華やかになり、個性的に仕上がります。
ワイドバングで失敗しないオーダーのコツ
カットひとつでガラっと印象を変えられる前髪。
いつもと雰囲気を変えるときには、似合うかどうか不安になりますよね。
そこで、ワイドバングの似合わせオーダーポイントをまとめました◎
「思っていた仕上がりと違う!」なんて失敗を防ぐためにも、以下のポイントをチェックしてみましょう!
ポイント1:ワイドバングが初めてなら薄めに作る
ワイドバング初挑戦なら、まずは薄めに作ってみるのがベター!
厚すぎるワイドバングは暗い印象になりやすく、じつは難易度高めスタイルです。
初めてなら抜け感があり、ナチュラルに仕上げられる薄めのワイドバングが扱いやすいでしょう。
また、実際にカットしてみて「思っていたイメージと少し違う」となった場合、厚めからでは修正が難しいことも。
量を足していくこともできるので、薄めからスタートするのがおすすめです。
ポイント2:顔型に合わせてデザインする
面長さんに似合うワイドバングですが、どんな顔型でもポイントをおさえてデザインすれば似合わせが可能!
長さと幅、あしらいを工夫してそれぞれの顔型に合った形を取り入れましょう。
顔型 | 似合わせポイント |
---|---|
丸顔さん | 縦ラインを意識することがポイント 縦幅を強調できるようにおでこを透けさせる 薄めに作るシースルーバングがおすすめ 厚めにすると丸顔を強調してしまうので、透け感と軽さのあるスタイルに |
ベース顔さん | ライン感をやわらげるように毛先をジグザグにさせる 束感前髪にしておでこをのぞかせるとGOOD サイドをラウンドさせたり、軽く巻いたりして丸さや柔らかさを出す オン眉のような短めバングにして重心を上に持っていくのも効果的 |
逆三角さん | サイドの前髪は長めにとって縦長に見えるようにする ほどよくおでこを見せ透け感のある薄めワイドバングがベター ライン感の強いぱっつんより、全体にラウンドやジグザグさせたスタイルが◎ ふんわり巻いて柔らかい印象にするのもおすすめ |
【レングス別】ワイドバングのおしゃれヘアスタイル16選
ここからは、ワイドバングを取り入れたおすすめのヘアスタイルをご紹介!
レングス別にスナップフォトをまとめているので、ワイドバングにトライしてみたい人は必見ですよ。
ワイドバング×ショート・ミニボブ
ワイドバング×外ハネミニボブ
束感仕上げのワイドバングにミニボブを組み合わせたスタイル。
毛先の外ハネスタイリングで、カジュアルかつキュートな印象に仕上がります。
暗髪のミニボブでも子どもっぽくならないのは、透け感のあるワイドバングならではと言えるでしょう◎
ワイドバング×丸みショート
透け感がありながらも、プツっと切りそろえたライン感がかわいいワイドバング。
コロンとしたフォルムが特徴の丸みショートと相性がよく、シンプルでおしゃれ度がアップします。
ショートでもボーイッシュになりすぎず、大人女性でも挑戦しやすいスタイルです。
ワイドバング×パーマ
ふわっとした軽さのあるパーマで動きをつけたショートボブと、ワイドバングの組み合わせ。
モードになりすぎず、オリジナリティのあるおしゃれが叶います。
オン眉で目元がすっきりして見えるので、アイメイクもばっちり映えますよ♡
ワイドバング×ハイトーン
ハイトーンのピンクベージュに重すぎないワイドバングで、抜け感たっぷりのスタイルです。
トレンドからスタンダードになってきているハイトーンカラーですが、トレンド前髪を取り入れれば新鮮な気持ちで楽しめます。
ワイドバング×ミディアム・ボブ
ワイドバング×前下がりボブ
厚みのあるワイドバングと前下がりボブで、カットラインが特徴的なスタイル。
暖かみのあるチェリーレッドで、シャープな印象になりすぎません。
ヘアカラーとストレートなスタイリングで艶感が増し、清楚な雰囲気を演出できます。
ワイドバング×くびれボブ
透け感たっぷりの薄めワイドバングは、眉にかかるくらいの長さにすると目元の印象を強くできます。
長く引いたアイラインも映えますよ♡
オイルで仕上げると前髪に束感が出て、一気におしゃれ見えします◎
ワイドバング×短めラウンド
タイトなシルエットのミディアムボブに、カーブが自然なワイドバング。
短めのワイドバングだからこそセンスが際立ち、おしゃれ見え間違いなし!
伸びても可愛らしいスタイルです。
ワイドバング×姫カット
ワイドバングを個性的に楽しみたいなら、姫カットとの組み合わせがぴったり!
ぷっつりと直線的な姫カットと短めワイドバングで、カジュアルなモード感を演出できます。
艶を意識したストレート仕上げはもちろん、顔まわりを内巻きにしてもGOOD!
レングスを変えずイメチェンするときにも、おすすめのスタイルです。
ワイドバング×セミロング
ワイドバング×韓国風レイヤー
重さを残したカットが特徴の韓国風レイヤーに、ふんわりとカールさせたワイドバングがマッチしています。
暗髪でも奥深い色味を感じさせるラベンダー系なら、落ち着いた華やかさがありますよ◎
ワイドバング×顔まわりウルフ
顔まわりウルフはレイヤー位置や角度といったバランスがポイントです。
顔まわりウルフもワイドバングも、骨格補正効果が期待できるのが魅力的。
コンプレックスをうまくカバーしてチャームポイントに変えちゃいましょう◎
ワイドバング×ナチュラルミディ
毛先の動きがナチュラルな外ハネミディに合わせたワイドバング。
内巻きしてもかわいいので、スタイリングしやすいのが特徴です。
厚すぎず薄すぎないワイドバングとのバランスがよく、30~40代の大人女性にも似合わせしやすいスタイルです。
ワイドバング×S字カール
取り入れるだけで韓国風ヘアが叶うS字カール。
ぷつっとしたライン感のあるワイドバングと合わせれば、大人上品なかわいさを楽しめます。
いつもの髪型からワイドバングにチェンジするだけで印象が変わるので、レングスを変えずイメチェンしたい人にもぴったりです◎
ワイドバング×ロング
ワイドバング×ストレートロング
前髪だけでなく毛先もぷつんと切りそろえたスタイルは、とことんシンプルで洗練されています。
抜け感のあるワイドバングなら、ポニーテールにするだけでヘルシーかつアクティブな雰囲気に◎
ワイドバング×マッシュラウンド
おしゃれで快活な印象になるオレンジカラーにぴったりハマるワイドバング。
厚さはありますがラウンドさせることで、モード感をやわらげています。
目にギリギリかかるの長さで目力アップ、包み込むような前髪のラインで小顔効果が期待できます。
ワイドバング×オン眉パーマ
黒髪ロングに軽やかさプラスできるパーマ。
オン眉のワイドバングと合わせればモード感がありつつ、かわいさもグンっと増しますよ。
ロングなら厚めのワイドバングでも幼くなりすぎませんよ◎
ワイドバング×顔まわりレイヤー
レングスを変えなくても印象を変えられる、顔まわりレイヤーとワイドバングの組み合わせ。
暗めトーンでも垢抜けでき、顔まわりがほどよく華やかになります。
結んだときには顔まわりのレイヤーがおくれ毛になり、こなれ感のあるヘアアレンジが叶いますよ♡
ワイドバングのFAQ
ワイドバングとフルバングとの違いは?
ワイドバングは端的にいうと「幅広い前髪」です。
一方、フルバングは「重めのぱっつん前髪」で、シースルーバングとは対照的な重さが特徴です。
ワイドバングは薄めから厚めまで前髪の重さにバリエーションがありますが、フルバングは幅の取り方によって印象が変わります。
ワイドバングは顔が大きく見える?
ワイドバングと検索すると「顔でかい」と検索候補が出るほど、顔の大きさにコンプレックスを抱えている人は少なくありません。
前髪を幅広く取るワイドバングは、フェイスラインが露出するので顔が大きく見えがちです。
しかし、面長さん以外でも顔立ちや骨格に合わせてワイドバングを取り入れれば小顔効果が狙えます。
それぞれの顔型ごとの似合わせポイントは「ワイドバングで失敗しないオーダーのコツ」にまとめているので、ぜひ確認してみてくださいね!
ワイドバングのスタイリング方法は?
ワイドバングは、スタイリング次第で雰囲気が大きく変わります。
こなれた印象に仕上げたいときは、毛先にのみオイルをつけてシースルーになるようにスタイリングすると◎
軽く巻きたいときも根元ではなく、中間から毛先にかけてヘアアイロンを当てましょう。
前髪がぱっくりと割れてしまう人は、以下の工程でブローすると割れにくくなります。
- 前髪の根元をしっかり濡らして、中央に寄せながら左右からドライヤーを当てる
- 前髪が割れてしまう方向とは逆に髪を引っ張りながら、ドライヤーを当てる
- 7割ほど乾いたら、また逆方向に髪を引っ張ってドライヤーを当てる
- 最後に冷風を当てて、スタイリングをキープする
濡らした前髪が一気に乾いてしまわないよう、微風でブローするのがおすすめです。
ワイドバングでトレンド顔に!
印象を大きく左右する大切なパーツである「前髪」。
ワイドバングはどんなレングスとも相性がよく、髪型を変えなくてもイメチェンが叶います。
前髪の厚さやサイドのあしらいで、イメージがガラッと変わるワイドバング。
「いつも前髪はセルフカット派」という人も、難易度の高いワイドバングはプロに整えてもらえば理想の仕上がりに近づきますよ♡