今やネイルアートの定番となっているジェルネイル。
最近では、トレンドの多くがジェルネイルを使ったデザインである場合も多いです◎
「実はよくわかってないけど今更誰にも聞けない!」なんて人もいるのではないでしょうか。
今回は、初心者の方でもわかる”ジェルネイルの基本”を徹底的にご紹介!
ジェルネイルのメリットやトレンドデザインはもちろん、セルフでのやり方までたっぷり解説します♡
ジェルネイルとはどんなネイルのこと?
そもそもジェルネイルとは、合成樹脂をLEDライトやUVライトで硬化させて楽しむネイルを言います。
スルッとした液状のマニキュア(ポリッシュ)と異なり、ジェルネイルはこっくりとしたゲル状。
ゲルで爪全体をコーティングするため、ぷっくりとした厚みのある仕上がりになり、ネイル全体のツヤ感もアップします◎
近年ではネイル=ジェルネイルをイメージする人も多くなっており、スタンダードなネイルスタイルとして定着。
トレンドデザインもジェルネイルならではの質感や仕上がりを活かしたスタイルである場合が多く、多様なネイルアートを楽しむ上で外せないものとなりました!
ジェルネイルのメリット
ジェルネイルならではの魅力ポイントは、大きく分けて2つあります◎
「マニキュアと比べてどんなところが良いの?」と気になっている人は、まずこのポイントをチェックしましょう!
ジェルネイルのメリット【1】
ネイルが長持ちする
1つ目の魅力ポイントは、ネイルの持ちが大幅にアップすること。
マニキュアは、表面を液体で薄くコーティングするだけ。
ジェルネイルに比べて厚みがないので、2〜3日すると根元や先端が少しずつ剥がれてしまいます。
特に水仕事をしている人や指先をよく使う仕事の人などは、かなり短いスパンで塗り直す必要があるでしょう。
対するジェルネイルは、爪の表面を厚みのあるゲルでしっかりコーティングします。
ネイル自体が剥がれにくくなり、長期間綺麗な状態をキープできるのです♡
ケアの仕方や爪の状態により個人差はありますが、一般的には3週間〜4週間程度はもつと言われています。
「数日おきに塗り直してなんかいられない!」という面倒くさがりさんにもおすすめですよ◎
ジェルネイルのメリット【2】
アレンジの幅が広い
2つ目の魅力ポイントは、取り入れられるアレンジの幅が広いこと。
ジェルネイルなら、マニキュアよりも幅広いスタイルのネイルアートを再現できます。
硬化させるタイミングや重ねるジェルの硬さを工夫するだけで、簡単にデザイン性のあるネイルアートを作れるのです◎
また、近年トレンドになるデザインはジェルネイルを基本としているものが多数。
ぷっくり感が可愛いうねうねネイルや華やかな光沢感が魅力のミラーネイルなどは、すべてジェルネイルだからこそできるデザインです。
取り入れるだけで一気にいまどきな指先に仕上がるので、トレンドに敏感なおしゃれさんなら押さえておいて損はありません♡
ジェルネイルはこんな人におすすめ
ジェルネイルがおすすめな人の特徴をまとめてみました!
1つでも当てはまったら、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね◎
ジェルネイルはこんな人にぴったり♡
- ぷっくり感のある華やかなネイルデザインが好きな人
- ネイルのもちをアップさせたい人
- トレンド感のあるネイルデザインが好きな人
- 爪の長さや形にコンプレックスがある人
セルフで作るジェルネイルのやり方
セルフジェルネイルの基本的な手順を見ていきましょう!
今回は、初心者さんでも簡単に真似できるワンカラーでのやり方を解説します。
ジェルネイルに必要なもの
ジェルネイルに必要なものは、ネイル専門店や100均などでゲットできます。
初心者さんはまず必要な道具集めから始めましょう!
- エタノール消毒液
- コットン・キッチンペーパー
- キューティクルニッパー
- ウッドスティック
- ネイルファイル
- ウッドスティック
- バッファー
- ベースジェル
- お好みのカラージェル
- トップジェル
- 硬化用のUV・LEDライト
- ネイルオイル
ジェルネイルのやり方4STEP
爪の形・長さを整える
まずは、エタノール消毒液を含ませたコットンなどで爪の表面をよく拭き取ります。
指先に余分な皮脂や油分が残っていると、ジェルの持ちが悪くなるので注意してください。
ネイル用ファイルを一定方向に動かしながら、爪の形と長さを整えましょう。
強く擦ると爪を傷めてしまうので、力を入れすぎないように気をつけて優しく動かします。
爪に対してファイルが垂直になるように当てて、好みの長さになるまで削ってください。
次に指に対してファイルが平行になるように持ち、サイドの幅を整えます。
角張ったところは斜め45度の角度でファイルを当てて、なめらかなカーブになるまで削りましょう。
削りカスは、エタノールを含ませたコットンでしっかり拭き取ってください。
甘皮処理・サンディングをする
キューティクルプッシャーを使って、甘皮をグッと押し上げます。
浮き出た部分はニッパーでカットしましょう。
ささくれになっている部分は無理やり剥かず、ニッパーで根元から切り取るのがおすすめ。
甘皮がうまく押し出せない場合は、指先をぬるま湯に浸しておくと良いです。
皮がふやけて柔らかくなるので、初心者さんでも簡単に取り除けます。
甘皮処理ができたら、爪の表面をバッファーで加工しましょう。
ジェルはツルツルした面にくっつかないので、前もって爪の表面を傷つけておく必要があります。
力を入れすぎないよう気をつけながら、バッファーで優しく擦りましょう。
ダストが出たらしっかり取り除いておくのも忘れずに!
ジェルを塗って硬化
適量のベースジェルを筆に取り、爪の中央からのせていきます。
その後元へと筆を広げて、甘皮ラインを押しつぶすように塗りましょう。
爪全体を撫でるようにジェルを伸ばして、全体が均一の厚みになるように調整してください。
ライトに当てて、ジェルを硬化させます。
硬化時間は使用するジェルの種類によって異なるので、しっかり確認しておきましょう。
未硬化ジェルが出たら、エタノールを含ませたコットンで綺麗に拭き取ります。
その後続くカラージェル・トップジェルも同じ工程で重ねてください。
ネイルオイルでアフターケア
ネイルオイルで爪のコーティングをすると、ジェルネイルの持ちが良くなります。
まずは甘皮の部分にたっぷり含ませて、その後トップジェルの上まで広げましょう。
オイルが乾くのを待って、セルフでの簡単ジェルネイル完成です!
一緒にチェックしておきたい!ジェルネイルのオフのやり方(落とし方)
ジェルネイルを楽しんだ後は、綺麗にネイルオフするのが大切!
間違っても、力づくで剥がしたりしないようにしましょう。
間違った方法でネイルオフすると爪が余計なダメージを受けることになり、完全に生え変わるまでネイルができなくなることに。
最悪の場合、自爪がそのまま剥がれたり炎症が起きてしまうこともあります。
ジェルネイルをセルフで落とす時は、まずファイルを使って爪の表面を軽く傷つけましょう。
その後、リムーバー(除光液)を染み込ませたコットンで指を1本ずつ巻きます。
コットンの上からアルミホイルで包み、10〜15分ほどを目安に放置してください。
溶けたジェルを綺麗に剥がして、綺麗なコットンで拭き取りましょう。
最後に、ネイルオイルで爪全体を保湿すればOKです◎
ジェルネイルの最新トレンドデザイン
ジェルネイルの最新トレンドデザインを集めてみました!
いまどきなネイルデザインに挑戦したい人は必見です◎
ネイルサロンでオーダーする時に使ってくださいね♡
ジェルネイル×最新トレンド
ジェルネイル×大理石ネイル
淡いくすみトーンが可愛い大理石ネイル。
繊細なラインやニュアンス風のデザインが、シンプルでありながらもインパクトのある指先を作ってくれます◎
適当に線を描くだけでも様になるので、セルフのジェルネイルでも挑戦しやすいですよ!
ジェルネイル×マグネットネイル
ちゅるんとしたツヤ感たっぷりなマグネットネイルは、今最もトレンド感のあるデザインです◎
ジェルの厚みを活かした仕上がりが、とにかくぷっくりボリューミー!
磁石の当て方次第で浮き出る模様が変わるので、好みに合わせてアレンジしてみてくださいね♡
ジェルネイル×ワンホンネイル
インスタグラムで人気を集める中国発のトレンドデザイン”ワンホンネイル”。
キラキラのラメや大ぶりのパーツを使ったゴージャスなデザインが多く、取り入れるだけで一気に指先が華やぎます♡
長さ出しをすれば、元々の爪が短い人でもチャレンジできますよ!
ジェルネイル×ニュアンスラテカラー
定番のニュアンスネイルには、肌馴染みの良いくすみ系カラーを合わせるのがいまどき。
おすすめはベージュ・ブラウン・オレンジブラウン・アイボリーなどを使ったラテ風カラー♡
どの色を多くのせるかで印象が変わるので、肌のトーンや日頃のファッションに合わせて考えてみてくださいね◎
ジェルネイル×ミラーフレンチネイル
トレンドのミラーネイルは、シンプルなフレンチネイルで取り入れるのがGOOD!
華やかさと上品さのいいとこ取りができるので、大人女子のデイリーネイルとしても大活躍してくれるでしょう♡
ミラー部分は、定番のゴールドラメかシルバーラメでまとめてみて◎
ジェルネイル×チークネイル
優しい血色感が魅力のチークネイル。
中央にだけじんわり滲んだピンクカラーが、指先全体に柔らかな抜け感をプラスしてくれます◎
写真はピンクチークをイメージしたジェルネイルですが、お好みでオレンジ系やローズ系のチークネイルにアレンジしても可愛いですよ♡
ジェルネイル×押し花ネイル
春らしさ満点の押し花をぷっくり膨らんだジェルで閉じ込めたデザイン。
立体感のある仕上がりが、ジェルネイルとの相性もばっちりです◎
押し花はランダムに散らしても可愛いですし、写真のようにリースを作ってもおしゃれですよ!
ジェルネイルを楽しむ際の注意点
メリットがいっぱいのジェルネイルですが、その魅力を最大限楽しむにはいくつか注意すべき点があります。
特に、ジェルネイル初心者さんは気をつけて!
ネイルの持ちにも関わってくるので、事前にチェックしておきましょう◎
水・湿気との接触に注意
ジェルネイルは、湿気や水分に弱いです。
自爪とジェルコーティングの間に水分が張り込むことで、通常よりも早くネイルが剥がれてしまう場合があります。
お皿洗いやお風呂洗いの際は、ゴム手袋をするなどしてなるべく長時間水に当たらないよう注意しましょう!
お風呂上がりも、できるだけ早く爪の水分を拭き取るのが大切です◎
保湿を徹底して乾燥を避ける
乾燥した状態が続くと、ネイルが自爪から浮き上がります。
そのまま放置してしまうと爪とコーティングの間に隙間ができ、ネイルが剥がれる原因となるでしょう。
できるだけ長くジェルネイルを持たせるためにも、ネイルオイルなどでこまめにケアするのがおすすめ◎
保湿ケアが行き届いていれば、ネイルの持ちがアップするだけでなく、甘皮が伸びてくるのを予防することもできます。
爪の付け根や左右の溝にオイルを染み込ませ、指の腹で優しくマッサージしましょう!
ジェルネイルに関するQ&Aまとめ
最後に、ジェルネイルに関するQ&Aをまとめました。
気になる疑問や不安があれば、ここで解決しちゃいましょう◎
ジェルネイルはいつまでもつ?長持ちさせるコツはある?
ジェルネイルのもちは、だいたい3週間〜4週間前後と言われています。(個人差あり)
一般的には、約1ヶ月おきにサロンへ行く人が多いです。
長持ちさせるには、日頃から保湿ケアを徹底することが重要◎
ネイルオイルを使ってこまめにケアすることで、より長期間にわたって綺麗な状態をキープできます。
また、施術の際にできるだけ短めの爪にカットしてもらうのもコツ!
ショートネイルなら時間が経っても爪の伸びが気になりにくいので、ネイルの持ちも多少アップしますよ。
サロンのジェルネイルの値段は平均いくらくらい?
サロンでジェルネイルをしてもらう際の値段は、デザインによってかなり差があります。
一般的には、ワンカラーでパーツなしの場合で5,000円〜8,000円前後。
グラデーションやネイルパーツなどでアレンジしてもらう場合は、10,000円〜15,000円程度です。
持ち込みデザインで施術してもらう場合はさらに高く、20,000円ほどかかる傾向にあります。
ジェルネイルアレルギーって何?対処法はある?
ジェルネイルアレルギーとは、ジェルネイルの成分や使用する道具で発生するアレルギー反応のこと。
アレルギーが発症した人は、指先に赤みやかぶれが起こります。
アレルギーを起こしやすいジェルネイルの成分
- HEMA
- アクリル酸
- ベンゾフェノン
症状が出た場合はジェイルネイルを一旦ストップさせ、かかりつけの皮膚科へ行きましょう。
どの成分が原因で反応しているのか調べた上で、該当成分を使用していないジェルに切り替えてください◎
ジェルネイルがうまく固まらない時はどうすればいいの?
ジェルがうまく固まらない原因とその対処法をまとめました。
セルフネイルの際はこちらを参考にしてください◎
ジェルネイルが固まらない原因
- ジェルが分解している→使用前によく混ぜて成分の分離を防ぐ
- 載せるジェルの量が多すぎる→ジェルをとるときは筆の三分の一程度の量にとどめる
- 硬化用ライトの当て方が悪い・短い→ライトの光に対して垂直になるように置き、設定時間より長めに当てる
ジェルネイルでおしゃれの幅を広げよう♡
取り入れるだけでデザインの幅がぐんと広がるジェルネイル♡
様々なジェルネイルデザインにチャレンジして、指先のおしゃれを楽しみましょう!