「明るさを変えずにイメチェンしたい」「ブリーチカラーのような透明感ある髪色にしたい!」こんな要望を叶えたいなら、ハイライトを用いたデザインカラーがおすすめです。
ハイライトカラーとは、ベースカラーより明るい【スジ状のデザイン】を取り入れた立体感ある髪色のこと。
なりたいイメージに合わせてデザインを調整できるので、ナチュラル派さんも個性派さんにも人気なんですよ。
最近では、40代・50代の白髪に悩むグレイヘア世代や、忙しくて頻繁にカラーできないママ世代にも注目を集めています。
この記事では、ハイライトのメリットやおすすめのカラースタイルを紹介します。
ハイライトカラーに興味がある人や、自分にぴったりなデザインを見つけたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
ハイライトカラーとは
ハイライトカラーとは、部分的に髪を明るくするスジ状のデザインカラーです。
主な効果としては、立体感が出る・動きが出る・明るさや透明感が出ることが挙げられます。
デザイン性が高まるので「普段のヘアスタイルがワンランク上のおしゃれ髪になる!」と20代〜40代女性を中心に人気です。
最近では白髪が目立ちにくくなると、ハイライトカラーが脱白髪染めハイライト・白髪ぼかしに活かされることも増えてきました。
ハイライトカラーのメリット
入れ方によって雰囲気が大きく変わるハイライトカラー。
主なメリットは4つあります。
- ボリューム感が出る
- ブリーチカラーのような透明感が出る
- 白髪が目立ちにくくなる
- 根元が伸びても目立たない
悩みやイメージに合わせてハイライトを入れることで、今より理想に近い髪型に近づけられるかもしれません。
メリット1:ボリューム感や動きが出る
髪がペタッとしやすい猫っ毛さん・ショートスタイル・カールスタイルが多い人は、ハイライトとの相性バッチリ!
ベースカラーより明るいハイライトがプラスされてることで、ふんわりとしたエアリー感を得られる優しい仕上がりになります。
こなれ感抜群のおしゃれな雰囲気も、ハイライトカラーの人気ポイント。
トレンドを取り入れた最先端スタイルに仕上げたい人には特におすすめです。
メリット2:ブリーチのような透明感がでる
日本人の髪は、明るくカラーすると赤みが出やすい傾向です。
全体をブリーチをすれば赤みの少ない透明感あるカラーにできますが、ダメージが気になる人も多いのではないでしょうか。
ハイライトカラーなら髪全体ではなく部分的に明るくするので、髪の負担を最小限に抑えながら透明感あるトレンドカラーに仕上げられます。
全体ブリーチには抵抗がある人・髪の負担を気にしている人・今より少し赤みを減らしたい人には、ハイライトカラーがおすすめです。
メリット3:白髪が目立ちにくくなる
染めたてはきれいに隠れても、3週間もすれば気になり始める白髪。
おばさんぽく見せないために、頻繁にカラーしたくないけどせざるを得ない……なんて人も多いのではないでしょうか。
白髪がある人がハイライトカラーを入れると、黒髪・白髪とのコントラストを和らげられ、白髪の目立ち具合を抑えることができます。
また暗くなりがちな白髪染めにハイライトをプラスすることで、適度な明るさのあるカラーを楽しむことも。
白髪がすぐに目立つ・暗い髪色をナチュラルに明るくしたい人に、ハイライトカラーはおすすめです。
メリット4:根元が伸びても目立たない
仕事や子育てで忙しくしていると、美容室へ行く時間を確保しづらいですよね。
とはいえカラーメンテナンスができないと、根元が黒く伸びてきてプリン状態に……。
手入れがされていない汚い印象を与えてしまいます。
ハイライトカラーを入れれば根元が伸びてきても境目が強調されないので、しばらく美容室に行けなくてもきれいな見た目を維持しやすくなりますよ。
ハイライトカラーのデメリット
メリットが多いハイライトカラーにも、気をつけたいデメリットが3つあります。
- 髪のダメージに繋がる
- 施術時間・料金がかかる
- 美容師の技術力に左右される
失敗やイメージ違いなどのリスクを避けるために、考えられるデメリットを事前に理解しておきましょう。
デメリット1:髪のダメージに繋がる
ハイライトカラーはベースよりも明るいデザインを入れる必要があります。
髪を明るくするには、少なからず髪へ負担をかけることに。
ハイライトカラーを入れることで、髪が絡むようになる・毛先がパサパサして見えるなどのリスクが高まります。
すでにブリーチ・縮毛矯正・ヘアアイロン等で毛先が傷んでいる場合は、枝毛や切れ毛が増える可能性も高いでしょう。
髪の体力に合わせたデザインを選ぶなど、リスクを回避する選択肢も大切です。
デメリット2:施術時間・料金がかかる
ハイライトはシングルカラーと違い、ツープロセス必要です。
一度ハイライトカラーを入れてから希望色を重ねることで、理想的な髪色に仕上げられます。
2回カラーしないと行けない分、カラーの合計施術時間は3時間ほど。
通常と比べると2倍ほど時間が多くかかります。
また料金も3,000〜8,000円ほど追加でかかるので、コスト面の負担も大きくなるでしょう。
ハイライトカラーは頻繁に行うものではありませんが、長い目で見るとシングルカラーより時間と料金負担が大きくなる点は知っておいてください。
デメリット3:美容師の技術力に左右される
ハイライトはシングルカラーと違い、ただカラー剤を塗って完成ではありません。
入れる範囲・入れ方・明るさによって大きく見た目の雰囲気が変わるので、きれいなヘアスタイルを叶えるには美容師側に高い技術力・経験値が求めれらます。
経験値が少ないと、赤みが残る・根元だけ明るくて毛先は暗くなるなどクオリティが落ちる原因に。
ハイライトカラーを希望する場合は、ハイライトを得意とする美容師にオーダーするようにしましょう。
ハイライトカラーはブリーチなしでも入れられる
ハイライトカラーを入れる際は、一般的にブリーチを使用します。
ただし、状況次第でブリーチなしでの施術も可能です。
ブリーチと違い髪を明るくしすぎないので、傷みが抑えられる・色落ちしても金髪になりにくいメリットがあります。
髪の負担を抑えたい・ナチュラルな変化を得られたら満足な人には、ブリーチなしのハイライトカラーがおすすめです。
一方ブリーチを使わないハイライトカラーは、デザインの幅が大きく狭まるデメリットも。
ベースカラーとの明るさの差が小さいと、ハイライトが入った実感はほぼ得られません。
また透明感あるアッシュやグレー系カラーは、ブリーチなしでは表現できない可能性もあります。
はっきり存在感あるハイライトを入れたい・赤みや茶味のない透明感カラーをしたい人は、ブリーチありハイライトがおすすめです。
重要視していることがダメージなのか・デザインなのかによって、ブリーチを使用するか決めましょう。
【最新】人気のハイライトカラースタイル15選
髪の長さ・入れ方・カラーによって、ハイライトの仕上がりは違ってきます。
レングス・イメージ・カラー別におすすめなハイライトカラーをそれぞれまとめました。
トレンドを抑えたおしゃれ髪になりたい人はぜひ参考にしてくださいね。
レングス別・おすすめハイライトカラースタイル
大人エレガントなふんわりショート×ハイライトカラー
毛流れに合わせて入れたハイライトカラーのデザイン。
スッと指を通してブローするだけで、立体感と動きのあるエレガントな雰囲気に仕上がります。
簡単なヘアセットでクオリティ抜群なので、忙しいママさんにもおすすめです。
暗めボブにおしゃれニュアンスハイライトカラー
落ち着いた印象のボブスタイルに、ハイライトカラーのおしゃれ感をプラスしたデザインです。
ナチュラルなダークトーンの中にも透明感溢れるこなれハイライトを入れることで、トレンドを抑えた上品な雰囲気に仕上がります。
こなれ感抜群のミディアム×ハイライトカラー
シンプルになりがちなストレートヘアでも、ハイライトカラーを入れることでおしゃれ感がプラスされます。
優しげなベージュカラーは、肌との馴染みも良く人気のカラーです。
コントラストを和らげたスタイルなので、30〜40代の大人女性にもおすすめ。
存在感がかわいいロング×ハイライトカラー
ベースカラーと明るさの差を付けた存在感あるカラー。
ストレートヘアはもちろん巻き髪とも相性も良く、一気におしゃれ度が高まります。
髪を束ねても存在感が消えないので、普段髪をまとめる人にはくっきりハイライトがおすすめです。
イメージ別・おすすめハイライトカラースタイル
オフィスでもOK◎ナチュラルハイライトカラー
少しだけイメチェンしたい・派手すぎるのはNG…という人には、ナチュラルなハイライトがおすすめです。
ベースと明るさの差を2トーンくらいに抑えたハイライトなら、存在感を抑えつつ今よりふんわり優しげなカラーに仕上げられます。
初めてハイライトを入れる人のお試しカラーとしてもおすすめです。
トレンド感ばっちり◎極細ハイライトカラー
細く繊細なハイライトカラーは、存在感を主張しすぎず透明感あるこなれカラーに仕上がります。
髪の動きに合わせて上品な立体感が現れるのでナチュラル思考の人には相性◎
デザインではなく明るさを求める人や白髪を馴染ませたい人にも、ナチュラルな極細ハイライトは有効です。
さりげなくアピール♡こなれハイライトカラー
ベースカラーとコントラストが適度にあるハイライトカラー。
いやらしい派手さはないものの、存在感あるデザインがこなれたおしゃれさを表現します。
存在感をアピールしたい・人と差を付けたいおしゃれさんにおすすです。
存在感抜群◎くっきりハイライトカラー
ダークトーンカラーに、ハイトーンで太めのハイライトを入れ存在感抜群のデザイン。
コントラストが強いので、主張性の高い個性派ヘアカラーを楽しめます。
派手目のデザインが好き・まわりと被りたくない人にはおすすめです。
カラー別・おすすめハイライトカラースタイル
大人クールな雰囲気に。グレージュカラー×ハイライトカラー
グレーの持つ透明感と、ベージュの持つやわらかさが表現されたカラー。
明るくまろやかな色味なので、派手すぎず優しげな雰囲気に仕上がります。
黄み肌さん・明るめカラーが好き・くすみカラーだと血色が悪く見える人におすすめです。
まろやかなくすみカラーが上品◎アッシュベージュ×ハイライトカラー
日本人特有の赤みを抑えたアッシュベージュ。
暗くなりがちなアッシュにベージュのまろやかさをプラスして、透明感ある仕上がりに。
エレガントな雰囲気が好き・髪が硬く見えやすい・スタイルが重く見えがちな人におすすめです。
さりげないキュート感をプラス♪ピンクベージュ×ハイライトカラー
トレンドのくすみピンクをハイライトに取り入れたデザイン。
ピンクをプラスすることで、愛らしくキュートな雰囲気に仕上がります。
ベースカラーをベージュにすると、派手さを抑えナチュラルな印象にも◎
オフィスカラーや春カラーにおすすめです。
大人フェミニンなパープルグレージュ×ハイライトカラー
ほんのりラベンダーっぽさを感じるパープルグレージュ。
くすみ感あるパープルはツヤ感と上品さが抜群です。
上品っぽさのあるフェミニンカラーを楽しみたい・髪のツヤを重視したい・色落ち後の黄ばみを抑えたい人におすすめ。
ブルベにも似合うピンクアッシュ×ハイライトカラー
こなれ感あるアッシュにピンクをプラスしたカラー。
アッシュがピンクの主張を抑え、程よくナチュラルな雰囲気に仕上がります。
くすみ系ピンクなので、ピンクが苦手な青み肌さん・冬カラーにおすすめです。
爽やか&クールな透明感抜群シルバー×ハイライトカラー
ほんのり青みを感じるシルバーカラー。
日本人特有の赤みを感じないカッコいい・ハンサムな雰囲気に仕上がります。
透明感抜群なカラーなので、肌が白い人・青み肌さんとの相性バッチリ。
夏カラーにもおすすめです。
色持ちも◎おしゃれクールなアッシュグレー×ハイライトカラー
くすみカラーのグレーにアッシュの鮮やかな青みをプラスしたカラー。
青自然光の下ではほんのり爽やかなブルーっぽさを感じることも。
色味が濃いことから色持ち期間は長め。
長期間色味を楽しみたい・色が落ちやすい・色落ち後も赤っぽさを感じたくない人におすすめです。
ハイライトカラーはトレンドの髪色を叶えるのにぴったり◎
ハイライトカラーは、おしゃれなデザインカラーのひとつ。
スジ状に明るいデザインを施すことで、立体感・動き・明るさ・透明感を表現可能です。
いつものカラーにハイライトをプラスするだけで、おしゃれ感・トレンド感が高まります。
最近では若い世代だけでなく「白髪が目立つづらくなっておばさんぽく見えない」と40代・50代などの世代からも人気です。
髪の長さ・イメージ・カラーによって印象を変えるおしゃれなハイライトカラーを、ぜひ試してみてくださいね。