長年愛され続けている髪型のひとつ、前下がりボブ。
前髪の有無・髪の長さによってクール寄りにも可愛い寄りにもなる万能ヘアです。
そのため20代や30代だけでなく、40〜50以上の幅広い年代の人に似合わせやすいといえます。
今回は前下がりボブの特徴やメリットをまとめてみました。
「自分に前下がりボブが似合うかわからない」と悩んでいる人は参考にしてみてください。
前下がりボブのスナップフォトもピックアップしているので要チェックです!
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
前下がりボブってどんな髪型?
前下がりボブとは、横から見たときに前下がりになっているボブのことをいいます。
よく見る普通のボブは、ころんと丸いシルエットで可愛らしいイメージがありますよね。
でも、それだと大人っぽく見せたい人や40〜50代以上の人には「ちょっとクールな大人っぽさが物足りない」なんて思うかもしれません。
そんなとき、前下がりボブならお悩みを解決してくれるはずです。
前下がりボブ特有の縦ラインが、顔まわりをシャープに見せてくれますよ。
特に難しいセットをしなくても、この形に仕上がるため、忙しい朝のスタイリングを時短にしたい人にはぴったり。
ウェットなスタイリング剤をささっと馴染ませて、重めの質感に仕上げれば、今っぽいおしゃれを簡単に楽しめます。
前下がりボブの特徴
- カットラインは前側が長め
- 頭頂部のほうが長くて重め
- シルエットが丸くて柔らかい
前下がりボブにするメリット
前下がりボブのメリットは、主に4つ。
おしゃれ見えするのはもちろん、アレンジの幅が広いだけに、トレンドに合わせた髪型を作れるのも魅力です。
《メリット1》小顔効果が期待できる
顔の大きさにコンプレックスを感じている人が重宝する髪型!
前下がりボブは、前側の髪のほうが長いという特長があります。
その髪の毛を使えば、小顔効果を出せてしまうので、顔の大きさにコンプレックスを感じている人ほど重宝する髪型です。
フェイスラインに沿って、うまく担当美容師さんにカットしてもらいましょう。
また、顎のラインをギリギリにカットし、襟足は短くしてみてください。
このようにカットしてもらえば、頭が小さく、首まできれいに見えます。
つまり、やり方次第では、誰でも頭全体がコンパクトに見えるわけです。
顔の形に合わせて、うまくカットできるのは、前下がりボブ特有のメリットだといえるでしょう。
《メリット2》手入れが楽になる
普段忙しくて、髪の手入れをする時間がない人にもおすすめの髪型!
前下がりボブのもう1つのメリットは、手入れがしやすいこと。
上側の髪が重みとなって、全体が広がるのを抑えてくれるのも嬉しいメリットです。
《メリット3》アレンジの幅が広い
短めの髪型であってもアレンジがしやすく、おしゃれを楽しみたい人にもおすすめ!
前下がりボブはアレンジの幅が広い点も大きなメリットとなるでしょう。
前側が長めに残っているので、その髪の毛でアレンジを楽しめます。
例えば、前側の髪を耳にかけるだけでも、顔周りがスッキリした印象になるでしょう。
束ねてハーフアップもできるので、ちょっとしたお出かけでもささっとおしゃれを楽しめますよ。
《メリット4》誰でも似合わせしやすい
前髪ありや前髪なし。様々な種類の前下がりボブがあるから、顔の形や雰囲気も変幻自在です!
幅広い人に対応できるアレンジ力の高さが、前下がりボブの大きな利点です。
前髪の有無や全体の長さ、そしてどのくらい前下がりにするかによって、印象が大きく変わります。
襟足を短くすっきりとさせたらビジネスシーンでも使えますね。
前下がりボブのデメリット
《デメリット1》可愛らしさ重視の人には向かないかも
前下がりボブは髪型の特徴から、少しシャープな印象になります。
もちろんスタイル次第で印象を変えることも可能なので、美容師さんに似合わせてもらってくださいね。
《デメリット2》ダサ見えしないよう要注意
くせ毛で湿気の影響を受けやすい人は要注意です。
外出先で外ハネになってしまえば、ダサい髪型に見えてしまいがち。
アイロンなどでしっかりセットして、髪型が乱れないようにしましょう。
髪全体の動きや透け感で今っぽさをプラスすれば、古い髪型にはなりませんよ。
失敗しない前下がりボブのオーダー方法
前下がりボブは、バリエーションが豊富と紹介しました。
しかし、伝え方を間違えると、理想の髪型にならないケースもあります。
前下がりボブは、バリエーションが豊富なだけに伝え方を間違えると、仕上がりに違和感が出てしまいます!
《ポイント1》失敗しないためには写真は必須
角度をつけることで、前下がりボブになります。
しかし、この角度がどれくらいがいいのか、美容師さんにとっては言葉だけだとわかりません。
中にはただのおかっぱ頭になったという人もいます。そんな失敗したくありませんよね?
そこで写真を用意しておいてください。
できれば正面だけでなく、横向きの写真があれば、前下がりボブの角度が把握できます。
絶対NGなポイントがあれば、必ず写真と一緒に伝えてくださいね。
最低1枚ですが、3〜5枚あると精度高く伝わるはずです。
《ポイント2》コンプレックスは事前に伝える
髪悩みや顔周りのコンプレックスがある人は、事前にカウンセリングで伝えておきましょう。
例えば「丸顔をカバーするために、毛先パーマも一緒にしたい!」と思っていたのに、パーマ部分まで切ってしまったら水の泡。
前下がりボブは長さや前髪のありなし、組み合わせるパーマやカラーで印象ががらっと変わってしまいます。
だからこそ、あなたにぴったりの前下がりボブを提案してもらうためにも、入念なカウンセリングをしてもらうことをおすすめします。
《ポイント3》なりたい印象を決めておく
前下がりボブは、クール寄りにも可愛さ寄りにもできる万能ヘア。
だからこそ、どちらに寄せたいのかイメージをつけておきましょう。
襟足を短くして前側を長くすれば、横から見ると角度が付いた状態に見えます。
この状態だと、個性的でかっこいい前下がりボブになります。
それに対して、あまり角度を付けないと、反対に可愛らしくなります。
印象がかなり変わるのが、これだけでもわかるでしょう。
前下がりボブは、襟足の長さに合わせて、髪の前側の長さもこだわりたいところ。
全体の雰囲気も襟足の長さに決まってしまうほど、大事な部分だと思っておいてください。
おすすめの前下がりボブ6選
前下がりボブにを6種類まとめてみました。
あなたの印象に合った前下がりボブがあれば、それを参考に担当美容師さんと相談してみてくださいね。
フェミニンなかわいい髪型:前髪あり
前下がりボブは、どちらかというとかっこいいシャープな印象が先行します。
しかし、可愛らしい印象に変えたい時は、前髪を作ってみてください。
柔らかい雰囲気が出せるので、うまく活用してみましょう。
また、前髪の量や長さによっても、違った印象になります。
短くて重ためにすると、より若々しい前下がりボブに。
シースルーのような薄めにカットしてもらうと色っぽさが出せます。
かっこいいクールな髪型:前髪なし
前髪なしにした前下がりボブは、かっこいいクールな印象になります。
もともとシャープな髪型なので、よりかっこよさを出したい人は、前髪なしにしておきましょう。
ただし、前髪なしでもバリエーションが豊富なのが、前下がりボブの大きなポイントです。
前髪をかき上げたアップバングは、かっこいい活発な印象に。
センターパートだと、暗髪でも軽く見えて落ち着いたオフィススタイルにもなります。
誰でも似合う定番:ショートスタイル
ショートスタイルは、最近の前下がりボブの定番スタイルです。襟足が短めになっており、スッキリした印象になるのはもちろん、全体的に髪が短いので、大人っぽい印象になります。
前髪をなくしておくと、さらにシャープな印象が強くなるので、40代や50代の年齢層の方も楽しめるほど幅広い髪型です。
とりあえず前下がりボブで迷ったら、このショートスタイルを試してみてください。
おしゃれを楽しむ長めスタイル:前下がりロブ
アレンジの幅がさらに広がって、おしゃれを楽しみたい人には嬉しい前下がりロブ。
ストレートヘアにすると、大人っぽさが強調されて、かっこいい髪型になります。
逆に毛先にカールを付けると、丸みが出て柔らかい印象になるでしょう。
顔周りに髪の毛が増えるので、小顔効果もよりアップするはずです。
前下がりボブと相性ぴったり:ストレートヘア
前下がりボブの中でも、切りっぱなしスタイルにしたい人は、ストレートヘアにしてみましょう。
ストレートアイロンを使って、髪をまっすぐ伸ばすだけなので、セットも比較的楽な髪型です。
くせ毛が強くて悩んでいる人でも、縮毛矯正をしてもらうなど、対策しやすいとも言えます。
ツヤが出やすく、髪の毛に動きが少ないので、モードのようなかっこいい髪型を目指す人にもおすすめです。
ボリュームを出したい人向け:パーマヘア
前下がりボブで、パーマをかけると、外国人のような印象ができあがります。
また、横にボリュームが出せるので、面長の人と相性がいいといえるでしょう。無造作ヘアになるので、これもくせ毛対策としても有効です。
もちろん、丸みが強調されるので、柔らかい雰囲気がより強くなります。
フェミニンな髪型を作りたい人も、前下がりボブのパーマヘアに挑戦してみましょう。
ちなみに、長めに残してもらうと、パーマのバリエーションが増えておすすめです。
前下がりボブはバリエーション豊富!
前下がりボブは、短めの髪型ですが、その割に幅広いバリエーションを持ち合わせています。
髪の長さだけでなく、前髪の有無やパーマスタイルなど、どんな髪型でも対応可能です。
そのため髪型選びで悩んでしまう人も少なくありません。
希望の写真を持っていき、担当美容師さんに悩みも伝えてください。
襟足の長さも伝えられたら、希望の髪型に仕上げてくれます。
しかもアレンジのバリエーションまで豊富です。
おしゃれが楽しくなってしまうので、髪型選びで悩んでいる人は、ぜひ一度前下がりボブに挑戦してみてくださいね。