清潔感のあるさっぱりとした短髪ですが、ヘアセットがワンパターンになりがちで、おしゃれの幅が狭まってしまうとお悩みではありませんか?
そんなメンズには「短髪パーマ」がおすすめです。
実は短髪でも楽しめるパーマはたくさんあるので、いつもと違ったワンランク上のおしゃれを楽しめますよ。
短髪と相性の良いパーマの種類やセット方法を紹介します。
失敗しないためのオーダーのコツもまとめていますので、短髪パーマに挑戦したい人は要チェックです。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
短髪パーマのメリット3つ
「パーマをかけたら面倒で手が出しにくい」という男性が中にはいます。
確かに、短髪のメリットといえば、セットの手間がかからない点です。
しかし短髪のパーマは、その上を行きます。
以下のように、おしゃれに見えるのにセットまで楽というところが大きな魅力だからです。
- セットが圧倒的に楽になる
- 時間が節約できる
- スタイリング剤の量も節約できる
メリット1:簡単にこなれたおしゃれヘアが手に入る
男性の中には、「クルクルパーマ=パーマ」のような勘違いをしていませんか?
もともと、パーマにはゆるめ・強めなど様々な種類がある点を覚えておきましょう。
特に短髪のパーマは、セットが楽になる種類を使うため、ズボラな男性ほど魅力的に感じます。
楽をするために、ベリーショートを選んでいた男性も、挑戦したほうがいいでしょう。
それは、パーマには形状記憶できる特徴があるからです。
担当美容師に、普段セットした髪型を見せておけば、それに合わせてパーマをかけてくれます。
そうすれば、スタイリング剤を付けるだけで、普段の髪型に早変わり。手間が省けて楽ができるわけです。
短髪だと、特にその恩義を感じられるでしょう。
「いつものツーブロックやフェードカットの印象を変えたい!」という方にもおすすめ。
なにもクルクルパーマにする必要はありません。
毛先だけゆるめにウェーブを出すなど、パーマにはバリエーションが豊富です。
短髪という特徴を活かして、セットの楽ができるパーマをお願いしてみましょう。
メリット2:毎朝のヘアセットが断然楽になる
短髪パーマは楽ができるだけでなく、セットの時間そのものも早くなります。
例えば、アイロンを使ってセットをしていたのなら、そのアイロンを使った髪型に合わせて、パーマをかけてもらいましょう。
そしたら、アイロンを使って髪型をセットしていた時間が短縮できてしまいます。
例えば、アイロンに使っていた時間が10分なら、その10分はほぼゼロにできるわけです。
もちろん、短髪であっても同じ。
希望の髪型を写真で見せるなど、伝え方を間違えなければ、セットの手間がなくなります。
朝に髪型をセットしている男性こそ、短髪パーマに挑戦してみましょう。
メリット3:スタイリング剤を節約できる
髪型を崩したくないからと、スタイリング剤でガチガチに固めている男性も、中にはいるかと思います。
現時点で短髪なのに、ガチガチにセットしている人なら尚更、用意周到にセットしているでしょう。
しかしパーマを使えば、形状記憶ができます。
使っているスタイリング剤の量を減らしたとしても、特に短髪なら形が崩れにくくなるでしょう。
スタイリング剤というのは、あくまで髪の毛の表面だけにしか効果がありません。
しかし、パーマは髪の毛内部に浸透して構造を変えてくれます。
そもそも髪型が崩れる原因は「湿気」です。
髪内部に浸透して、髪の毛の形状を変えるため、髪型が崩れていきます。
パーマだと、希望の髪型に合わせて髪の毛の形状を変えているため、スタイリング剤の力をそこまで借りる必要はありません。
短髪で土台がしっかりできていると、スタイリング剤に頼らなくていいわけです。
短髪パーマの持続期間
おしゃれな男性なら、なるべく短髪パーマを持たせたいと思いますよね?
実際の持ちの良さは、以下のように、環境によって変わりますが、1ヶ月~3ヶ月ほどです。
- 同じ髪型をキープさせる:1ヶ月ほど
- スタイリングが上手:3ヶ月ほど
短髪の状態でパーマをかけると、髪の毛が伸びた時の影響を受けやすくなります。
髪の毛が伸びるスピードは、1ヶ月で約1cmです。
パーマは基本的に毛先に付けるものなので、髪の毛が伸びたら毛先だけカールが残ります。
伸びた髪の毛分の重みが出るのもあり、徐々に髪型が変わってしまうでしょう。
毛先に動きがある分、短髪だと余計に髪型が変わった感じが出てしまいます。
しかし、その変化に合わせて、スタイリングができる人は、多少雰囲気が変わったところで問題ありません。
自分の好きな髪型にセットできるので、不満は感じにくくなります。
とはいえ、3ヶ月経てば限界が来るので、短髪パーマは3ヶ月ほどの持つと紹介したわけです。
短髪のメンズにおすすめのパーマ3種類
短髪の人でも楽しめるパーマは、大きく分けて3パターンです。
それぞれに特徴が違うので、髪質や好みに合わせて選んでみましょう。
- ツイストパーマ:くせ毛でも問題なし
- スパイラルパーマ:ボリュームが出にくい
- ピンパーマ:ナチュラルな雰囲気が魅力
パーマは、今まで自分では作れなかった毛流れを作れます。
くせ毛や直毛などの、独特の悩みがある男性こそ、満足しやすい髪型ばかりです。
セットの時短だけでなく、雰囲気そのものを変えたいのなら、短髪こそ挑戦してみる価値があります。
おすすめの種類①ツイストパーマ
ツイストパーマは、指先で毛束を摘まんでねじった状態で、薬剤を付けて形付ける短髪パーマです。
すると、独特の細かいウェーブのような髪型に仕上がるため、クセになっている男性が少なくありません。
また、薬剤を付ける前に、髪の毛を引っ張る強さによって、ゆるめ・強めなどパーマのかかり具合も調整できます。
くせ毛が強かったとしても、しっかり形が付くのでどんな男性でも安心です。
猫っ毛のような細い髪の毛であっても、細かいウェーブが出せるため、ボリュームが出やすいのも特徴のひとつ。
短髪でもベリーショートでも、ふんわりとした髪型が好きな人も挑戦してみましょう。
おすすめの種類②スパイラルパーマ
スパイラルパーマは、らせん状に巻いて形をそのまま付ける短髪パーマです。
根元までロッドに巻き付けないので、ふんわりというより、ウェーブを出すのに特化しています。
写真のようなツーブロックにも合うパーマですよ。
ボリュームに変化が出にくいため、セットの持ちを気にする人にも安心です。
もちろん、ボリュームを出したくない男性にもちょうどいいでしょう。
また、髪をセットする時には、髪を乾かすより前にスタイリング剤を付けておいてください。
髪が乾いた後も、スタイリング剤が残っており、湿気によってウェーブが出やすくなるから。
ウェーブがあってこその短髪パーマなので、セットの時は試してみましょう。
おすすめの種類③ピンパーマ
ピンパーマは、毛先に動きを出したい時に役立つパーマです。
毛先を摘まんで毛束を作り、その部分をペーパーで挟んでクリップで留めます。
薬剤によってそのまま形が付いてくれるので、短髪であっても自然な形でウェーブが出せる点が大きなメリットです。
ベリーショートが好きな男性でも、ゆるい短髪パーマに挑戦してみてください。
また、ゆるめのナチュラルな雰囲気が出せるパーマなので、ヘアカラーをするならこげ茶のような自然な髪色がおすすめです。
黒髪でも動きがある分、全体的に重く見えません。
大きな変化がない分、違和感がないので、前髪や襟足だけの部分的なパーマにも適しています。
短髪の人がパーマで失敗しないためのポイント
パーマに慣れていない短髪の男性は、以下のポイントを抑えておきましょう。
- 髪の悩みや髪質に合わせて美容室を探す
- カウンセリングの時に細かく希望を伝える
- 普段のスタイリングのやり方を伝えて、注意点も聞いておく
パーマは1度かけてしまうと、元に戻すのは難しくなってしまいます。
特に短髪こそ、失敗しないに越したことはないので、意識しておいてください。
ポイント①髪の悩みや髪質に合わせて美容室を探す
短髪パーマで失敗しないためのポイントとして、最も大事なのは美容室選びです。
ゆるめ・強めなど、かかり具合に違いが出てくるので、あなたの悩みや希望の髪型などを考慮して美容室をしっかり選んでしまいましょう。
探し方としては、公式サイトをよく見ることです。
例えば短髪でも、くせ毛に悩んでいるのなら、縮毛矯正などのくせ毛に強いメニューを全面に出しています。
しかし、美容室の中には公式サイトをおしゃれに見せるために、強みを書いていないところもあるはずです。
そんな美容室なら、口コミを見ればわかるケースがあります。SNSも含めてチェックしておくと、失敗しにくくなるでしょう。
メンズに特化した美容室だと、特に短髪のバリエーションが豊富で、口コミでも評判がいい傾向です。
ポイント②カウンセリングの時に細かく希望を伝える
美容室選びがしっかりできたら、実際に美容室に行ってみましょう。
その時にカウンセリングだけは、手抜きしないように注意してください。
特に短髪だと、伝え方ひとつで失敗するリスクが高くなります。
カウンセリングとは、美容師がお客様の希望を汲み取る大事なポイントとなるからです。
パーマなら、どのような雰囲気にしたいか知りたいので、担当美容師もしっかり話を聞いてきます。
希望の髪型が写っている写真を持っていくと安心です。
もちろん美容師が、写真どおりの髪型にしてくれたとしても、納得できないケースは短髪に限らず少なくありません。
それは、言葉でこだわりを伝えきれていないからです。
例えば、前髪を左に流したいのなら、「写真とは違うけど、前髪は左に流してほしい」と伝えるだけで問題ありません。
ベリーショートも含めて、短髪ほど繊細な髪型はないので、できる限りカウンセリングの時に細かく注目しておきましょう。
ポイント③普段のスタイリングのやり方を伝えて、注意点も聞いておく
パーマはスタイリングが楽になると紹介してきましたが、セットのやり方を間違えると時間が逆にかかります。短髪なら特にです。
そこで、パーマをした後に、美容師にセットのやり方を聞いておきましょう。
例えば、髪を引っ張りながら髪を乾かす習慣がある人は、せっかくかけたパーマが落ちてしまうことがあります。
これは短髪でパーマの経験が少ない男性ほど、陥りやすい失敗です。
そうならないためにも、セットをする自信がないと伝えましょう。担当美容師が、しっかりやり方を教えてくれます。
短髪パーマはスタイリングが楽!ズボラな人ほど挑戦しよう!
短髪はセットが楽な髪型ですが、そこにパーマを加えると、おしゃれでセットが楽な髪型に早変わりします。
毛先に動きが出せるので、スタイリング剤で毛先に束感を出してみましょう。
短髪なら特に、それだけでかなり雰囲気が変わります。
ベリーショートなら、さらにパーマの恩義を感じやすく、セットが楽になるでしょう。
パーマの種類によったら、毛流れを自由に変えることが可能です。
くせ毛のような悩みも気にならなくなるので、セットが苦手な男性ほど、挑戦してみてください。
ちなみに、短髪パーマで失敗したくないのなら、美容室探しが最も大事になります。
公式サイトや口コミなどの情報を調べて、相性のいい美容師を見つけておきましょう。