50代女性の髪型27選|若見えの秘訣は?髪の長さ別におすすめヘアスタイルを解説
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50代女性の髪型27選|若見えの秘訣は?髪の長さ別におすすめヘアスタイルを解説

年齢とともに、髪がまとまらない・パサパサして見える…などのストレスに悩まされていませんか?
実は髪型選び次第で、髪の悩みから解放されたり手入れが楽になりますよ。
この記事では、50代に似合う髪型についてまとめました。
手入れがしやすい髪型・若く見える髪型・避けるべき条件など、50代のスタイル選びで欠かせない内容を解説します。
「50代に人気な髪型が知りたい!」「何年も同じ髪型だから、変化がほしい」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!

※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。

若見えの秘訣は”清潔感”と”お悩みカバー”

毎日を楽しく過ごすために、内面も外見も、いつまでも若々しくいたいものです。

年齢特有のお悩みをカバーしながら、清潔感のある髪型をキープするのが若見えの秘訣といえます。

【お悩み別】50代からの髪型選びのヒント

忙しくて時間のない人は…… 手入れが楽な髪型で清潔感をキープ!

50代の髪型選びで重視することは「手入れのしやすさ」です。
家事・仕事・家族のサポート・趣味など毎日忙しくしていると、自分のことはつい後回しになってしまいがち。

そんな忙しい50代女性には、手入れが楽な髪型がおすすめ。
毎朝のセットを短時間で済ませたいときや、なかなか美容室に行けないときでも、清潔感をキープしやすくなります。

手入れがしやすい髪型の条件は4つあります。

  • ハイレイヤーを入れない
  • 毛先の量感を減らしすぎない
  • 髪を必要以上に伸ばさない
  • くせ毛など髪質に合わせたスタイルにする

年齢とともに髪は痩せ、細くコシがなくなっていくもの。
若い頃に多毛で悩んでいた人でも、50代になれば逆に髪のコシがなくパサっとした質感になりがちです。
ところが自分の髪質の変化に気づかず、昔のように「量を減らしてほしい」とオーダーすれば、髪がスカスカになりまとまりが悪くなります。

特にくせ毛さんの場合は、量を過度に減らすとくせ毛の収まりにくくなってしまいやすいです。
50代では、適度な量感・定期的にメンテナンスされた毛先・自分の髪の状態に合った髪型選びを大切にしてみてください。

今の自分がどんな状態かわからない・どうすれば扱いやすくなるのか知りたい人は、プロの美容師さんに一度相談してみてましょう。

ぽっちゃりにお悩みの人は…… 重すぎない毛量がベター!

顔や体型がぽっちゃり系な人は、以下のポイントを意識してみましょう。

  • 重すぎる髪型は避ける
  • 束感・エアリー感が大切
  • パーマで動きを出してみる
  • ショートからボブディがおすすめ

ぽっちゃりさんには、重すぎる髪型はおすすめできません。
切りっぱなしボブやぱっつんヘアのような、重みがある髪型は、トータルバランスも重くなり、ぽっちゃり感が強調されがちです。

適度に顔まわりレイヤーを入れたり、毛先の軽さを出して、エアリー感のあるシルエットを目指しましょう。
直毛・細毛さんなど、髪質によって軽さが表現しづらい人、パーマを用いて、髪の形を変えてあげても良いですね。

ぽっちゃりにお悩みの50代女性なら、髪の長さは、ショートからボブが似合わせやすいです。
縦のラインが強調され、体や顔の横幅を自然にカバーしながら、首まわりをすっきりと見せることができますよ。

髪の長さは何がいい?人気は「ショート」と「ミディアム」

「ショートだとくせ毛が収まらなさそう…」「ロングだと毛先が傷んで見える」など、年齢を重ねるごとに髪の悩みは増えがち。
特に50代になれば、どんな髪型が似合うのか、若く見えるのかがわからなくなってしまいますよね。
ここでは、50代からのヘアスタイルとしてショートとミディアムが人気の理由を見ていきましょう。

50代からの髪型に「ショート」が人気の理由

若々しく見えるショートヘアは、顔まわりがすっきりとして洗練された印象を与えてくれるのが人気の理由です。

ショートヘアはかっこいい髪型ばかりではありません。
可愛らしいショートや華やかなショートも作れます。
年齢の都合で髪を短くしたからといって、なりたい自分を諦める必要はありません。

好みのショートヘアがある人は、ぜひショートヘアが得意な美容師を探して相談してみましょう。

50代からの髪型に「ミディアム」が人気の理由

ミディアムなら適度な重みがあるため、髪のくせにお悩みの人でも扱いやすいのが人気の理由といえるでしょう。
万が一スタイリングがうまく決まらない日でも、結んでごまかせるのも助かりますよね。

ロングと違い、毛先のダメージが目立つこともないので、清潔感や若々しさも表現できますよ。

徐々に短くして、過程も楽しんでみましょう

現在のヘアスタイルがロングの場合、鎖骨より短く切ること自体に抵抗があるケースも多いでしょう。
一気に髪を切ると、扱い方が大きく変わるので「セットが難しい」「切らなかったらよかった」と感じがち。

まずは、鎖骨ギリギリの長めミディアムに切ってみましょう。
セミロングとミディアムの間であることから「セミディ」と呼ばれるレングスです。
セミディなら、ロングのイメージから大きく外れることなく、今より短いスタイルがどんなものかイメージしやすくなるはず。

セミディに慣れたら、肩ぎりぎりの短めミディアムにしてみましょう。
ボブとミディアムの間であることから「ボブディ」と呼ばれるレングスです。
ボブと違い髪を結べるので、夏場や髪をまとめなくてはいけない職場でも安心!
ボブほど短くないので、抵抗感が少なく受け入れやすい人が多い傾向です。

ボブディを受け入れられそうだったら、ボブ・ショートの順にどんどん短くしていっても良いですね。

50代のおばさんぽくない髪型選び!避けるべきことは?

50代の髪型選びを間違えると、老けて見える・若作り感が出るなど違和感の原因となります。

年齢に対して違和感なく、さらに若々しく美しい見た目になるために、避けるべきことを知っておきましょう。

《1》ハイレイヤーの髪型を避ける

極端なハイレイヤースタイルは、昔っぽさが出てしまい古い印象を与えがちです。
「シャギーカット」や「ウルフカット」など、昔に流行ったスタイルから大きくアップデートしていない人は要注意!

今は、適度な軽さを取り入れたローレイヤーや、顔まわりだけを軽くしたスタイルが特に人気です。
ハイレイヤーやハイレイヤーウルフも流行っていますが、髪色を工夫して艶っぽく見せたり(写真のモデルさんはオリーブ系カラーで透明感のある髪色にしています)、メイクを合わせたりすることをおすすめします。

年齢や流行とともに、令和トレンド版のハイレイヤーにアップデートしていきましょう。

《2》髪の毛量をスカスカにしない

「毛量をしっかり減らして!」と、毎回オーダーしていませんか?
髪質や状況によってはリスクが高いオーダー方法なので、注意が必要です。

そもそも量を減らしたい理由はなんでしょうか。
髪をまとめたときに厚みがあるから・髪が広がるから…深掘りすれば、量を減らしたい理由にたどり着けるでしょう。

もし、見た目が膨らんでいる・広がっていることが気になるのなら、量を減らす行為は逆効果になる場合があります。

なぜ逆効果になるのか?

ゆるいくせ毛であっても、多少髪は広がりシルエットが大きく見えがちです。
くせ毛が原因で髪が膨らむ場合は、適度な量感・収まりの良いひし形シルエットに整えることが大切。

毛量ではなくシルエットで髪型を整えれば、ブローだけで十分まとまるでしょう。

一方、くせ毛がさんがむやみに髪の量を減らした場合は髪が軽くなり、かえって広がりが強くなる場合があります。

美容室でのオーダー時は、カット方法ではなく「髪が広がって見えるからなんとかしたい」「頭が大きく見えるのが悩み」など、悩みを相談する形で伝えると良いですね。

《3》手入れが難しいならロングヘアは避けるのが無難

美容院が苦手・毎日結ぶから半年はカットしない…という人は要注意!
50代での無理なロングヘアは、疲れて見える・清潔感がなく見える原因につながります。

年齢とともに、髪質はもろく傷みやすくなりがち。
無理に髪を伸ばした場合、メンテナンスをしないと、毛先のパサつきや表面にぱやぱやとした髪が出てくる原因に。

ダメージが進めば、ホームケアでの手入れだけでは厳しくなってしまいます。
日々のヘアケアが難しくストレスを感じている人は、思い切って短くした方が手入れもしやすく若々しく見えるのでおすすめです。

【髪の長さ別】50代からのヘアスタイルを紹介

50代におすすめな、手入れが簡単・おばさんぽくない髪型を紹介します。
レングス別に若く見える髪型を知りたい人は参考にしてくださいね!

50代女性におすすめのショートヘア

大人可愛い丸みショート

横顔のシルエットがきれいな、王道ショートスタイルです。

カットだけで自然な毛流れができるので、手ぐしだけでもまとまるメリハリシルエットに。

首元の軽さもポイントのひとつです。

首元すっきり見せの人気ショートボブ

ゆるやかなひし形シルエットの、ショートボブスタイルです。

首元にくびれ感を持たせ、メリハリある後頭部に。

後ろ姿が美しいだけでなく、首元のボリュームダウンにも有効です。

小顔見せ効果も!ショートレイヤーボブ

メリハリのあるショートスタイルに、顔まわりレイヤーを加えた髪型です。

フェイスラインに沿うレイヤーは、顔まわりのエラ・頬骨の主張を和らげるので、小顔効果を得られます。

顔を縦長に見せたい丸顔さんにもおすすめです。

トップの動きを活かしたショートスタイル

セイムレイヤーのショートスタイルです。

トップだけレイヤーを入れれば、カットだけでパーマ風の立ち上がりが際立つシルエットに仕上がります。

スタイリングをすればパーマ風に、なしだとマッシュ系ショートにも。

くせ毛風ショートパーマヘア

マッシュ系ショートに、大きめカールをランダムに付けたパーマスタイルです。

立体感が出ることで、トップのボリュームが増します。

気になる分け目や、白髪をぼかすことも可能に。

自然なこなれ感がおしゃれなショートヘア

ひし形のすっきりショートに、やや毛流れをサポートするパーマをかけたスタイルです。

パーマなしと比べると立体感や動きが増すので、エレガントで華やかな雰囲気に仕上がります。

ソフトエレガントなスタイルを好む人におすすめです。

前髪ありのかっこいいショートボブ

薄すぎず厚すぎない、適度なバランスの前髪スタイルです。

シースルーバングだと浮きがちですが、これくらいの厚みがあれば50代にもなじみやすくなります。

全世代から人気のショートウルフ

マッシュ系ショートをベースに、ウルフカットの特徴をプラスしたスタイルです。

さりげないウルフカットなので、顔まわりもなじみやすく、50代でも浮きにくい点がポイント。

よりナチュラルに仕上げたい人は、襟足も少し短くすっきりしてあげると◎

ショートボブ × 顔周りカットで小顔見せ効果アップ

ショートボブベースに、顔まわりのおくれ毛をプラスしたスタイルです。

ゆるやかに流れるおくれ毛は、前髪とつながり顔の縦幅を緩和します。

面長さん特有の、縦長シルエットが気になる人におすすめです。

メガネとの相性もぴったりのショートパーマ

ひし形のショートベースに、ゆるいカールをランダムに取り入れたスタイルです。

動きが出ることで横のシルエットができ、面長感を緩和します。

前髪にもパーマがかかっているので、メガネをかけても邪魔になりづらく、扱いやすいスタイルです。

50代女性におすすめのボブヘア

髪の動きを活かしたボブパーマ

ショートボブベースの髪型に、S字のカールを付けたパーマスタイルです。

重く単調になりがちなボブスタイルも、パーマを加えれば華やかでフェミニンな雰囲気に。

かわいらしいイメージが好きな50代におすすめです。

若々しく見える立体感ボブパーマ

やや重めのグラデーションボブのスタイルです。

大きくうねるくせ毛を活かし、パーマ風に仕上げています。

髪を短くすればうねりが出づらくなるため、襟足付近のくせ毛はほとんど気にならないでしょう。

垢抜けるボブのくるくるパーマ

髪全体に動きをつけるパーマボブスタイルです。

スタイリングも簡単で、手入れが簡単なのにおしゃれさが増すのは嬉しいですよね。

エアリーなかきあげ前髪×ボブで華やかに

根元から前髪を立ち上げ、エアリー感のあるスタイルに。

ボリュームが下がりやすい前髪も、華やかに仕上がります。

50代女性におすすめのミディアムヘア

王道の愛されミディアムパーマ

高い位置から、カール感のあるパーマを付けたスタイルです。

リッジのあるパーマなので、再現性も高くスタイリングも楽ちん!

くせ毛に悩んでいる人・髪にコシがない人におすすめです。

トレンドのローレイヤーパーマ

ミディアムヘアに、低めのレイヤーを入れた今っぽいスタイルです。

くびれと丸みのバランスが絶妙で、きれいめなシルエットに仕上がります。

スタイリングをすれば、ゆるめのパーマ風デザインにも。

大人可愛いナチュラルなミディアムボブ

短めのミディアムヘアをベースに、ひし形シルエットに仕上げたスタイルです。

量感でなく髪の重なりを調整して作るので、まとまりやすい髪型に◎

ストレートでも、ナチュラルな丸みを作れます。

毛先の動きがおしゃれなレイヤーストレート

短めのミディアムヘアに、軽やかなレイヤーを入れたストレートスタイルです。

レイヤーと毛先の毛量調整により、ストレートでも重すぎない軽めのシルエットに仕上がります。

トレンドの顔周りウルフで大人っぽく

低めのレイヤーミディアムに、顔まわりのウルフカットをプラスしたスタイルです。

全体を軽くするウルフスタイルではないので、50代でも浮かずになじみます。

顔まわりを内に巻きたい人にもおすすめです。

毛量多めでも似合わせやすい韓国風ウルフレイヤー

やや低めの位置から、全体にレイヤーを入れた韓国風ウルフレイヤーです。

本格的なウルフカットほど高い位置から入っていないので、髪が多い人でもなじみやすくなります。

ボリュームアップしたい人におすすめのウルフレイヤー

毛先の厚みを残しながら、ウルフ調のレイヤーを入れたスタイルです。

適度な厚みを残すことで、髪が少ない人でも、ボリュームダウンしすぎません。

丸顔さんに似合わせやすいあご下レイヤーボブ

透け感のある前髪と、あご下のレイヤーがポイントのミディアムスタイルです。

横幅を狭くし、縦の印象を強めることで、丸顔さんの顔をコンパクトに見せられます。

面長さんに似合わせやすいミディアムレイヤー

適度な厚みのある前髪と、あご上で動く顔まわりレイヤーがポイントのスタイルです。

あごより高い位置にレイヤーが入っていることで、顔の縦長感をカバーします。

顔周りをカバーできるボブディスタイル

肩にぎりぎりかかる長さの、ボブディ寄りミディアムスタイルです。

首元が見え軽い印象に仕上がることで、顔まわりの厚みをカバーし、タイトな印象に仕上げます。

50代女性におすすめのロングヘア

モード感溢れるロングヘア

毛先に束感のあるロングヘアに、モードなレイヤーを入れたスタイルです。

レイヤーを入れることで、ロングの重さを緩和しバランスの良い仕上がりに。

こなれたカーリーパーマスタイル

オン眉前髪と、カーリーなパーマスタイルが絶妙なバランスのロングヘアです。

前髪がアクセントとなり、大人カジュアルな印象に仕上がります。

よりナチュラルに仕上げたい人は、アシメ前髪もおすすめです。

華やかなワイドバング

横の印象が強いワイドバングです。

寂しくなりがちな50代の前髪も、適度な厚み・幅があるワイドバングなら、華やかな雰囲気に仕上がります。

50代は髪型選びで若々しくなれる!

50代になると、さまざまな髪の悩みが出てきますよね。
「年齢に合う髪型は?」「若く見えるには?」と、髪型選びを難しく感じがちです。

しかし、50代に似合う髪型の条件・避けるべきことを知っていれば、自然と似合うスタイルにたどり着くでしょう。
自分の自信につながるような、すてきな髪型を見つけてみてくださいね。

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text byMIZUKI

minimo room公式ライター|現役美容師ライター|プロ目線で最新のヘア情報をお届けします!