フェードカットとは?ビジネス向けヘアから坊主フェードまでたっぷりご紹介
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    フェードカットとは?ビジネス向けヘアから坊主フェードまでたっぷりご紹介

    フェードカットはビジネスパーソンにも”ちょうどいい”ワンランク上のおしゃれヘア。でも名前だけではどんな仕上がりかわからない人やツーブロックとの違いがよくわからない人も多いはず。海外で定番スタイルのひとつであるフェードカット。実はおしゃれ感度の高いメンズも注目しているバーバースタイルの特徴でもあります。今押さえておきたいフェードカットを知ってトレンドを取り入れてみませんか?

    フェードカットとは?

    フェードカットとは、1mm前後のバリカンで刈り上げた部分からトップに行くにつれ濃くなるようにグラデーションさせるヘアスタイルです

    サイドや襟足は頭皮が見えるくらい短く刈り上げので、すっきりと清潔感があり硬派に仕上げたい人におすすめ。フェードカット特有のグラデーションなら骨格補正を狙うこともできますよ。

    近年注目を集めている中性的で柔らかい印象のメンズヘアスタイルと人気を両分するように、注目されているのがバーバースタイルと呼ばれるクラシカルなスタイル。
    その特徴のひとつでもあるのがフェードカットといえます。

    刈り上げとフェードカットの違いは?

    刈り上げ

    フェードカットがどんなスタイルなのかわかったものの「刈り上げと一緒じゃないのか?」と思いますよね。

    どちらも刈り上げてはいますが、ポイントはカットの短さとグラデーションです。

    フェードカットは横何ミリ?

    一般的な刈り上げは3mm~15mmで作ります。一方フェードカットは3mm以下、最短0mmで地肌が見える状態からグラデーションさせます。

    フェードカットは、刈り上げより短くカット。肌の露出も多くグラデーションが強いのです。

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    ツーブロックとフェードカットの違いは?

    ツーブロックとフェードカットの違いは、段差を作るか作らないかが見分ける大きなポイントです。

    ツーブロックはサイドや襟足を刈り上げ、刈り上げたところの上からかぶさるようトップに段差をつけます。つまり刈り上げた上下ではっきりと長さが異なります。

    刈り上げやツーブロックとの違いは、ぜひ押さえておきたいポイントです。違いを認識していれば、プロにオーダーするとき仕上がりイメージにズレが起きにくいですよ。

    外さない!長さ別・定番フェードカットスタイル

    フェードカットは「高さ」と「長さ」が印象のカギ。刈り上げた1番短い位置がフェードの高さと呼ばれ「ロー」「ハイ」「ミドル」の基本3種類あります。

    地肌の色に近づく「ハイフェード×ベリーショート(短め)」は攻めた印象に。一方「ローフェード×長め」ならビジネスシーンに好ましい落ち着いた印象なりますよ。またオシャレ坊主の代名詞といえる坊主フェードなど、フェードカットは刈り上げている範囲などの違いで種類は多数あります。

    まずは外さない定番のフェードカットをご紹介。

    ローフェード

    耳周りと襟足のラインのみの刈り上げで、グラデーションさせる範囲の狭いローフェード。落ち着いた印象で、パッと見たときのフェード感は少なくナチュラルです。

    トップに長さを出してもバランスがいいので、フェードカットも取り入れつつセットに幅を出したい人にもおすすめ◎

    フォーマルな雰囲気も作りやすく、フェード初挑戦やビジネスパーソンにも取り入れやすいのがローフェードです。

    トップのほどよいボリュームと、後ろは丸みを作り出したシルエットで頭の形が良く見えるローフェード。

    フォーマルな場面でも好印象です◎学校やビジネスなど規則が厳しい場合でも、清潔感があるので受け入れられやすいでしょう。

    品よくまとめたローフェードは、ナチュラルに後ろに流れるようアイパーという施術で髪にクセ付けさせています。

    アイパーをしているとセットに時間をかけなくてもスタイリングがキマりやすくなりますよ。

    ミドルフェード

    SNSでもよく見かけフェードカットの王道であるミドルフェードは、耳の少し上くらいまでグラデーションさせます。

    フェードカットらしさがありつつ派手になることはないので、取り入れているアスリートも多数いますよね。

    日本人の骨格は、後頭部が平らな絶壁頭の人が多い傾向にあります。メンズは短い髪型の人が多く髪型が骨格の影響を受けやすいので、骨格補正を意識したカットでカバーすると◎

    ミドルフェードならメリハリをだせるシルエットを叶えられるので、絶壁頭でお悩みの人におすすめです。

    ビジネスシーンにおすすめの7:3分けにしたミドルフェード。
    フェードカットを薄くしすぎないので、初めてでも挑戦しやすいスタイルです。

    誰でも似合わせしやすい7:3分け×ミドルフェード。ですが、骨格や髪の流れによって似合う分け目の位置が変わります。

    カウンセリングでプロの意見を聞きながら、あなたにぴったりの分け目をみつけましょう。

    3mmから繋がるビジネスパーソンにぴったりのミドルフェード。

    トップはツヤを出しながらもクセ毛っぽくスタイリッシュです。トップに動きがありつつサイドはしっかりと3mmからのグラデーションで爽やかにまとまっていますよね。

    ハイフェード

    白い部分が多く攻めた印象になるハイフェードは、額の中間くらいの高さまで刈り上げます。

    刈り上げの位置が高いハイフェードはサイドのボリュームを抑えつつ縦シルエットを作り出せるので、丸顔がコンプレックスにおすすめ◎

    もともと短めが好みの人や攻めた印象にしたい人にもぴったりです。

    トップにこだわれば硬派な印象にできるのでビジネスにもぴったりなハイフェード。

    前髪はしっかり立ち上げて後ろに流すので爽やかに仕上がりスーツとの相性もばっちりです。

    ショートと合わせて夏にぴったりの爽やかなハイフェード。

    0.8mmから6mmへとグラデーションさせサイドをすっきり。トップも短めで整えているので清涼感があります。

    ビジネスパーソンはもちろん学生さんなど年代問わず挑戦しやすいスタイルです。

    スキンフェード

    スキンという名の通りフェードの最短部分が0mmで、地肌が見えるように刈り上げるスキンフェード。

    数あるフェードの中でもグラデーションがくっきりしやすいのが特徴です。トップの長さやデザインで印象がガラッと変わります。

    髪が伸びるとスキンフェードの持ち味が半減してしまうので、ベストな状態を保つためにはこまめなメンテナンスが必要です。

    剃刀を使った施術は理容師免許が必要です。美容師免許のみで行う場合はシェーバーでの対応となります。

    トップはラフなスタイリングでもキマるように長さと残し、サイドはしっかりと肌を露出させたスキンフェード。

    フェードカットは髭との相性も良く、ワイルドです。

    トップを8:2ではっきり分けメリハリをつけたスキンフェードはスーツがピシッとキマります。

    短いところと長いところがしっかりと作られているので分け目を簡単にセットできますよ。仕事がオンの日はポマードやグリースを使いコームでかっちり整えれば、年齢関係なく硬派な印象になります。

    坊主フェード

    かっこいい坊主を求めているなら、坊主フェードがおすすめ。欧米のバスケット選手やラッパーなどに人気の髪型でバズカットとも呼ばれています。

    切りそろえた坊主よりもフェードカットのグラデーションで、すっきりと引き締まります。ワイルドな仕上がりにしたいなら要チェックのスタイル。

    坊主フェードはセットが簡単なのもうれしいですよね。

    朝のスタイリングに悩む必要がない坊主フェードは、シャンプーやブローにも時間をかけなくていいのが◎

    生え癖でうまくおさまるか心配な場合は、イージーパーマをかけるのがおすすめです。イージーパーマは髪を寝かせてけるようにクセ付けします。髪が立ち上がりやすい人でも坊主フェードがおしゃれになりますよ。

    スポーティーな印象で爽やかな坊主フェード。

    坊主フェードはアスリートも取り入れている人が多く、サイドのグラデーションでいかつくなりすぎません。

    パーマ×フェードカット

    セミロングパーマ×フェードカット

    控えめなフェードカット×セミロングにウェーブ感の強いパーマを当てたスタイル。

    フェードカットとパーマは好相性でトップの長さや、ウェーブ感の強弱、フェードカットの高さで印象が大きく変わります。普段のファッションも考慮しながらなりたいイメージをプロと相談しましょう。

    ショートにハードパーマ×フェードカット

    ストリート系やB系のファッションとの相性がばっちりなハードパーマ×フェードカット。

    トップにボリュームが出過ぎるとアフロヘアのようになってしまうので、出来上がりのシルエットをクール整えると◎

    波巻きパーマ×フェードカット

    前下がりのシルエットがかっこいい波巻きパーマ×フェードカット。

    硬派な仕上がりが多いフェードカットに、2022年メンズパーマで大注目株の波巻きパーマを組み合わせればおしゃれ度が格段に上がります。

    ハイトーンカラー×フェードカット

    おしゃれな淡色ハイトーンカラー×フェードカット

    イメージを大きく変えたいなら髪色も変えてしまうのもひとつの手。淡色のハイトーンは色気が際立ちます。

    フェードカット部分は暗い色なので、眉色は地毛のままでも浮くことがありません。

    デザイン性たっぷりラインアート×ハイトーンカラー

    フェードカットで個性を出したいならハイトーンカラーにプラスして、アクセントがばっちりなラインアートがおすすめ。

    ラインのデザインは様々ですが直線よりも曲線のほうがよりアートなイメージになります。ひと味違ったフェードカットがしたい人は、周りと差をつけられるラインアートも取り入れてみるのも◎

    ジェットモヒカン×ハイフェード

    前髪を上に反らせて額をしっかりと出すジェットモヒカンは、ローフェードとの組み合わせが日本では人気です。でも人気の発端となった海外セレブが取り入れたハイフェードとの組み合わせもクールでおすすめ◎

    FAQ

    メンテナンスはどれくらいで行けばいい?

    髪は1ヶ月に約1cm伸びます。髪の伸びるスピードを考慮すると、最低月1回程度のメンテナンスが必要です。

    フェードカットのグラデーションをベストに保つなら10日~2週間でメンテナンスを行いたいもの。

    メンテナンスが面倒になったりフェードカットに飽きてきたりした場合、髪型が自由な社風であれば期間はかかりますがマンバンヘアに移行させていくのもおしゃれです。

    伸ばしたくなったらどうする?

    メンテナンスをしながらトップを伸ばして、パーマを当てれば印象を変えられます。緩めのニュアンスパーマならビジネスシーンでも◎

    坊主フェードから徐々に伸ばしていくなら、前髪~トップを前に流すクロップスタイルを楽しめます。引き続き伸ばしながら、ツーブロックやソフトモヒカンなどいろんなスタイルができますよ。

    爽やかなフェードカットは、欧米のサッカー選手など参考になるヘアスタイルの人がたくさんいます。伸ばしている間も定期的にカットに通い、伸ばしたときになりたい髪型も伝えながらバランスを取り伸ばすのがベターです。

    フェードカットでどれくらい印象が変わる?

    サイドをフェードカットですっきりさせ、トップはポマードやグリースなどツヤのあるスタイリング剤でセットすればクラシカルな印象に様変わりします。

    ヘアスタイルをシックにまとめると、Tシャツをサラッと着るだけでもラフになり過ぎずおしゃれに仕上るのも見逃せません。

    フェードカットを楽しもう

    フェードカットは高さやトップのスタイルで大きくイメージが変わります。

    なりたいスタイルが決まったら写真でイメージを共有すると、仕上がりがイメージと違うなんて失敗を防ぎやすくなりますよ。

    髪質や髪の扱いで悩んでいることなども踏まえて伝えると、再現性のあるスタイルを提案してくれることも。

    ビジネスシーンでもおしゃれを諦めず、トレンドをほどよく取り入れて”今っぽい”を楽しみたいですね。

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    text bymegu

    minimo room公式ライター|コンプレックスだった白髪を活かすためハイライトやバレイヤージュ、フェイスフレーミングなどさまざまなヘアスタイルを楽しんでいます。