髪を伸ばすと決めたものの時間がたつと、扱いづらくなったり飽きたりしてしまいがち。目標の長さになる前に挫折して、カットしてしまうこともしばしばありますよね。でも、伸ばしかけの髪型をポジティブに楽しめれば、我慢せずに乗り切りやすくなります。今回はレングス別に伸ばしかけの髪悩みを解消しやすく、トレンド感のあるスタイルをご紹介。髪を伸ばしたい人は要チェックです!
髪を伸ばすのって意外と根気がいる……
ヘアアレンジや憧れのロングヘアにしたくて”髪を伸ばす”と決意!
でもいざ伸ばしてみると
「毛先がハネてまとまらない……」
「なんだかバランスが悪くなってきた……」
「中途半端な長さが邪魔に……」
など伸ばしかけの髪の扱いが難しくなって、結局カットしてしまった人も少なくないですよね。
すぐには伸びず根気がいるからこそ、伸ばしている過程も楽しんで理想のヘアスタイルを目指しましょう♡
おしゃれに乗り切る!伸ばしかけの髪を楽しむアイディア
《1》目指したい髪型を決める
まずは最終的に目指したいヘアスタイルを決めて美容師と共有しておきましょう。
目標の長さが決まっていると、伸ばしかけの髪でも飽きずに楽しめる計画が立てやすくなります。見本にしたい写真などがあればより安心!
目指したいヘアスタイルに向けて長期的に調整していくイメージを持つと、途中で「レイヤーいれすぎちゃって予想と違うロングスタイルしかできなかった!」といったトラブルはなくなるはずです。
伸ばしかけでも扱いやすいスタイルにカットしてもらえば、アレンジもしやすくなります。
《2》ヘアアレンジのレパートリーを増やす
コテやアイロン、結べる長さならヘアアレンジなど、伸ばしかけのときにしかできないアレンジにトライするのも◎
凝ったアレンジをしなくても、外ハネにしてみたりミックス巻きにしてみたり毛先に変化をつけるだけで、印象は変わります。
アレンジが苦手な人は思い切って、パーマやヘアカラーもおすすめです。
毛先にワンカールかけたり、ヘアカラーを少し明るくしたりするだけで柔らかい雰囲気になることもありますよ。
《3》変化をつけてイメチェンを楽しむ
伸ばしかけで大胆なカットはできないからこそ、くびれをつけたり前髪インナーカラーをいれたり遊び心のある変化を楽しみましょう!
顔周りカットでフォルムを調整すれば、お顔のコンプレックスをカバーしながらイメチェンしやすくておすすめです。
印象を左右する前髪の分け目を変えたり、クールにかけ上げにしたりするとガラっと印象が変わることも。
我慢するのではなく、飽きのこない工夫を楽しめば「髪を切りたい欲」を乗り越えやすくなります。
伸ばしかけショートにおすすめのヘアスタイル
伸ばしかけショートは「毛先がまとまらない」「襟足が伸びてバランスが気になる」といったお悩みが多いですが、少しでも解消できるスタイルを紹介します!
伸ばしかけショート×ミニボブ
ショートから伸ばしていくなら、襟足をメンテナンスカットしてミニボブを目指してみましょう。
ショートヘアは数ミリ伸びるだけでバランスが変わってくるので、こまめなメンテナンスカットを行うのがベターです。
カットといっても短く切るためではなく、毛流れやバランスを整えるため。
メンテナンスカットをすれば、伸ばしかけ特有の扱いづらさを解消しやすくなります。
プツンとリップラインで切りそろえたミニボブはなんともおしゃれ!大人っぽい印象にしたい場合は前髪を長めに残すのがおすすめです。
伸ばしかけショート×耳掛けミニボブ
耳に掛けられるくらいサイドの髪が伸びたら、顔周りがすっきりとした印象になる耳掛けミニボブを楽しんで乗り切りましょう。
耳掛けはたった数秒でイメージを変えられる、簡単テクニック。片耳だけ掛けるのか両耳掛けるのかでも、雰囲気が変わります。
まだまだ短いレングスなので、大振りのピアスやイヤリングが映えますよ。
前髪と耳掛けの間、こめかみ付近がぱっくりと割れないようにサイドバングを作っておけば、今っぽさのある仕上がりに!
伸ばしかけショート×ウルフスタイル
伸びてきたショートヘアのシルエットを活かすなら、ウルフスタイルが断然おすすめ。
少しデザインを変えるだけ、印象が大きく変わります。
トップをふんわりとさせて襟足をすっきりさせるので軽さがあり、顔周りのレイヤーはフェイスラインをカバーできます。
こなれ感のありおしゃれ上級者に見えますよ♡
伸ばしかけショート×ハンサムショート
ショートから伸ばしていくと、襟足が気になりがち。横とのバランスが崩れやすくなってしまいます。
伸ばしかけのショートがしっくりこなくなってきたら、バランスを整えましょう。
トップは長く残したまま、カットすると丸みのあるシルエットで扱いやすくなりますよ。
シンプルなハンサムショートならきちんと感もばっちり◎
伸ばしかけショート×前髪インナーカラー
デザインカラーとして定着しつつあるインナーカラーを、前髪にいれれば洒落感アップ!
伸ばしかけのシンプルショートも、メリハリが生まれ顔周りが引き立ちます。
長めの前髪にインナーカラーなら、かき上げヘアでワイルドさを楽しんでみて♡
伸ばしかけボブさんにおすすめのヘアスタイル
伸ばしかけボブは、毛先が肩に当たってハネやすくなります。
肩より下に伸ばしたい人にとって、一番飽きやストレスを感じやすい時期かもしれません。
またボブは毛先に重さをだすスタイルのため伸びてくると、シルエットが下がりボリュームが気になることも。
この時期を乗り切るため、悩みを少しでも解消できる伸ばしかけボブさんにおすすめのスタイルを紹介します!
伸ばしかけボブ×韓国くびれヘア
伸ばしかけの長めボブなら小顔効果が期待できる、くびれ巻きがおすすめ。
ワンレングスボブからの伸ばしかけなら、顔周りにレイヤーをいれると人気の韓国風ヘアスタイルが作りやすくなります。
前髪のありなしで印象が大きく変わるので、なりたい雰囲気に合わせて選びましょう。
サイドバング作るとこなれ感がでてトレンドっぽい仕上がりに。
伸ばしかけボブ×レイヤースタイル
顔周りと表面にレイヤーをいれれば、重くなりがちな伸ばしかけボブもふんわりと軽やかな印象に。
動きをだしやすくなりますよ。
ハネやすい肩先や襟足はそのまま活かして外ハネに、レイヤーいれた表面は軽く内巻きにすれば、作りこみすぎず伸ばしかけボブを楽しめます。
伸ばしかけボブ×パーマ
コテやアイロンを使ったアレンジが苦手なら、パーマを当ててみるのも一つの手。
弱めのニュアンスパーマならフェミニンに、写真のようにくるくるとしたカールならかわいい印象になります。
パーマなら全体を軽く濡らしてパーマ用スタイリング剤を揉み込めばセット完了!
手軽に動きのあるスタイルが完成するので、不器用な人だけでなくズボラさんにもおすすめです。
伸ばしかけボブ×ハイライト
コントラストを抑えたハイライトを入れれば、ナチュラルな立体感と抜け感が生まれます。
「切らずにちょっと雰囲気を変えたい」なんてときにもおすすめ!
重く変化を付けにくいワンレングスボブでも髪に動きを感じられます。
伸ばしかけボブ×お団子アレンジ
ざっくりとまとめたお団子と後れ毛が、洒落見えポイントのアレンジ。
伸ばしかけボブだからこそできる小さなお団子の無造作感がかわいく、カジュアルなファッションとの相性もばっちりです。
かっちりまとめすぎずラフに結んでほぐし、後れ毛を軽く巻けばこなれた印象に!
伸ばしかけミディアムさんにおすすめのヘアスタイル
伸ばしかけミディアムは、肩についてハネやうねり、重く広がってしまうのが悩みポイントに。
ハネを活かしたスタイルや、簡単なヘアアレンジでグンと扱いやすくなりますよ。
伸ばしかけミディアムを毎日楽しめるスタイルを紹介します!
伸ばしかけミディアム×外ハネ
首や肩に沿ってハネやうねりがでてしまうなら、こなれ感のある外ハネにアレンジ。
レイヤーをいれて韓国風にすれば、くびれを強調でき輪郭の気になるところをカバーしながら小顔効果が期待できます。
レイヤーなしならセミウェットのパラっとした質感で軽く外ハネにして、大人っぽく洗練された雰囲気を楽しむのもおすすめ!
伸ばしかけミディアム×デジタルパーマ
「毎日コテを使って巻くのは大変」という人は、思い切ってパーマにしてしまうのも◎
デジタルパーマならパーマの持ちがよく、コテやアイロンで巻いたような仕上がりになります。
少し手を加えるだけでおしゃれにキマりやすくなり、時短でスタイリングできるので朝忙しい人にもぴったりです。
伸ばしかけミディアム×顔周りレイヤー
華やかになる顔周りレイヤーは、長さを変えずにイメチェンでき伸ばしかけヘアにぴったり!
フェイスラインにかかる毛先で、輪郭をカバーするだけでなく顔周りに動きもだせます。
後ろは長めレイヤーにして内巻きに、肩先のハネは活かして外巻きにすれば、軽やさたっぷりのスタイルになります。
伸ばしかけミディアム×紐アレンジ
伸ばしかけミディアムで、あいまいな長さだからこそおすすめの紐アレンジ。
シンプルなローポニーを格上げしてくれます。
タイトにまとめればスタイリッシュな雰囲気に、紐の間から髪を引き出してうねうねさせればこなれ感のある仕上がりになりますよ。
伸ばしかけミディアム×ポニーテール
定番アレンジのポニーテールは、結ぶ高さによって印象が変わるのでその日の気分に合わせて。
ただのまとめ髪になってしまわないよう、ベースをしっかりと巻いてスタイリング剤を揉み込んでおくのがポイントです。
表面はバランスよく引き出して立体感をだし、毛先に動きをだせば華やかに。
後れ毛にもスタイリング剤を付け、細い束感と艶と意識すればイマドキな雰囲気のポニーテールになります。
伸ばしかけヘアスタイルのFAQ
髪はこまめにカットしたがいい?
伸ばしている最中でも、定期的にメンテナンスカットをするのがベター。
カットせずに伸ばしていくと毛先がバラつき、バランスが悪くなってしまいます。
また、痛んだ部分の補修はできても再生はしません。傷んだ状態伸ばすと、切れ毛や枝毛が原因でまとまりづらくなりがちに。
切れ毛や枝毛があると髪が細く見えてしまうだけでなく、それ以上伸びにくくなることもあるんだそう。
きれいな状態の髪で伸ばしたいならこまめなカットで、切れ毛や枝毛を防ぐことがおすすめです。
髪を早く伸ばすコツが知りたい!
髪を早く伸ばしたいなら、髪へのダメージを減らし健康的な状態を保つことが大切です。
今回は、すぐに取り組める簡単な7つのコツをご紹介!
- バランスのいい食事に気を配る
髪の健康に必要とされるタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取しましょう。 - 質のいい睡眠を意識する
睡眠の2~3時間前からリラックスできる環境に身を置くのがおすすめ。 - 血行を促進させる
血行不良だと頭皮にも栄養が届きにくくなってしまいます。
ウォーキングなど無理なく続けられる運動を行えば、血行が促進して栄養が行き届きやすくなります。 - 濡れた状態の髪は丁寧に扱う
濡れた状態だと切れ毛などダメージを受けやすくなっています。
シャンプーはゴシゴシしない、タオルドライは優しく挟み水分をふき取る、クシを無理やり通さないなどを意識しましょう。 - ドライヤーでしっかりと乾かす
髪が濡れているとキューティクルが開いたままになってしまいます。
髪が傷みやすい状態なので、お風呂上りはすぐに乾かしましょう。 - キツく結ばない
ぎゅっと結んでしまうと、頭皮への負担が大きくなってしまいます。 - 熱を加えるスタイリングはなるべく低めの温度で素早く行う
温度が高すぎると切れ毛・枝毛の原因に。
中途半端な伸ばしかけの髪をおしゃれに乗り切ろう
せっかく髪を伸ばすなら我慢するよりも、ヘアアレンジや長さを変えずにイメチェンして、伸ばしかけの髪型を思い切って楽しんでみましょう!
なかなか伸びずに根気もいるけれど、いままでトライしたことのないスタイルも挑戦するチャンスにもなりますよ。
おしゃれの幅も広がるので、楽しみながらお気に入りのスタイルを見つけてくださいね♡