最近のトレンドは、動きのある軽めのヘアスタイル♡
なかでも、韓国ブームの影響で「ハイレイヤー」が人気です!
本記事では「ハイレイヤーとはどんなカットか」「ハイレイヤーを用いたカットスタイルにはどのような髪型があるのか」といった内容について解説します。
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
ハイレイヤーとは
レイヤーカットとは、髪の下側(生え際)より、上側(表面)を短くカットする技法のこと。
ハイレイヤーは、レイヤーを用いたカット技術のひとつです。
ほかのレイヤーカットと比べると、髪表面の高い位置から段を入れているため「ハイ(high)レイヤー」と呼ばれます。
ハイレイヤーにカットすると、動きや軽さなどが生まれ、抜け感あるおしゃれな雰囲気を表現できるメリットがあるんですよ。
ハイレイヤーが似合う人は?
基本的に、ハイレイヤーは多くの顔タイプにも似合わせやすい万能ヘアです。
一方で、同じハイレイヤーでも、スタイリングやレイヤーの入れ方で印象が大きく異なるため、人によって似合うハイレイヤースタイルは違うという点に注意が必要です。



上記3つの施術例を見てみましょう。
- 1枚目:毛先にかけて内巻きにしたハイレイヤー。ほっこり暖色カラーと組み合わせてより可愛らしい印象に。
- 2枚目:髪の表面にランダムな動きをつけたハイレイヤー。立体感が際立ちより若々しい印象に。
- 3枚目:髪全体にふんわりと動きをつける韓国トレンド風ハイレイヤー。前髪を自然に流してより大人上品な印象に。
全て同じハイレイヤースタイルですが、印象が異なることが比較するとわかりやすいと思います。
レイヤーの入った髪型にするときは、ご自身のなりたいイメージに合った技術・世界観の美容師を選びましょう。
なお、基本的にはハイレイヤーはコテやヘアアイロンを使ったセットが必須です。
普段のライフスタイルに寄り添って、個人に合ったスタイルを提案する経験値と技術力が求められます。
そこで、ハイレイヤーにするときは、ミニモアプリがおすすめ。
ミニモは個人単位での掲載だから、1人1人の得意な技術・世界観がわかるのも嬉しいですよね。
この機会に、ミニモでレイヤーカットメニューをチェックしてみてはいかがでしょうか?
ハイレイヤーにするメリット4つ
ハイレイヤーを活用したカットスタイルには、ほかの髪型にはない4つのメリットがあります。
ここからは、ハイレイヤーにするメリットを4つご紹介します。
ハイレイヤーにするメリット4つ
- 動きのあるシルエットを作れる
- 小顔見せ効果がある
- 髪の長さを変えずに雰囲気を変えられる
- 毛先がはねても気にならない
《1》動きのあるシルエットを作れる
ハイレイヤーにカットすると、トップの髪を短くすることで軽さが生まれて、動きのあるシルエットを作れます。
まとまりのある切りっぱなしスタイルと違い、毛先が揺れ動く遊びが生まれるため、こなれた雰囲気にも仕上がるんですよ。
「髪が硬くて太いため、動きが出づらい髪質の人」や「毛量が多くて重たいシルエットになりがちな人」は、特にメリットに感じるでしょう
《2》小顔見せ効果がある
ハイレイヤーにカットすると、顔まわりをデザインできたりカバーしたりできるため、小顔見せ効果を得られます。
「顔まわりを短くすると、輪郭が強調されて顔が大きく見えそう」と不安に思う人もいますが、切り方を工夫すれば、逆に小顔に見せられるんですよ♡
たとえば、顔の輪郭に悩みやすい丸顔さんが、あごの少し下あたりにハイレイヤーを入れた場合、視覚効果で顔を縦に細く見せられます。
顔の縦長感が気になりやすい面長さんなら、あごより少し上でハイレイヤーを入れると、顔の間伸び感をカバーしてコンパクトに見せることも可能ですよ。
《3》髪の長さを変えずに雰囲気を変えられる
長い間同じヘアスタイルでいると、マンネリしてきて変化を求めたくなりますよね。
「変化は欲しいけど、髪を短くしたくない」という人には、手軽にできるスタイルチェンジできるハイレイヤーがおすすめです。
髪の長さを変えなくても、シルエットをハイレイヤーにしたりローレイヤーにしたりなど調整すれば、今とは違った雰囲気を楽しめます。
気分や季節に合わせてヘアスタイルの見た目や印象を変えられるため「いろいろな髪型を試したい人」「違ったヘアスタイルにしたい人」にはメリットになるでしょう。
《4》毛先がはねが気にならない
くせ毛の人は、毛先がはねたりうねったりと、まとまりが悪いことにストレスを感じますよね。
ハイレイヤーカットなら、毛先がランダムに動くラフさが特徴の髪型なため、毛先が内側にまとまっていなくても問題ありません。
むしろ、外はねだったり内巻きだったりランダムな動きが混じることで、こなれ感ある垢抜けた雰囲気に仕上がるメリットもあります。
「くせ毛で悩んでいる人」や「スタイリングなしで扱いやすい髪型にしたい人」には、嬉しいメリットなんですよ。
【レングス別】人気のトレンドハイレイヤー12選
ここからは、人気のハイレイヤーカットを12スタイルご紹介します。
ぜひ、髪型選びの参考にしてくださいね。
ハイレイヤー×ショート
ランダムパーマスタイル
ショートウルフとパーマを組み合わせたスタイルです。
細かいウェーブが特徴で、カジュアルストリート系な雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤーショート
耳元をすっきり見せたショートスタイルです。
トップにハイレイヤーを入れ、ふんわりとした立体感あるシルエットに仕上げています。
束感ハイレイヤーウルフ
束感のある、ハイレイヤーなウルフスタイルです。
分け目をつけず、全体的に動きのある束感を作ることで、アンニュイな雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤー×ボブ
外ハネハイレイヤー
毛先を外はねに仕上げたボブスタイルです。
顔まわりには、頬の位置からハイレイヤーを入れ、おしゃれ感をプラスしています♡
マッシュハイレイヤー
まとまり感あるマッシュボブに、顔まわりのハイレイヤーを組み合わせたスタイルです。
ストレートヘアでも、フェイスラインに動きを作るだけで、カジュアルでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤーウルフボブ
重めシルエットのウルフスタイルに、顔まわりハイレイヤーを入れたシルエットです。
ダークカラーの髪色とロングストレートのハイレイヤーウルフを合わせれば、個性あるモードな雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤー×ミディアム
外はねハイレイヤー
毛先を外はねに、表面は内巻きにしたミディアムハイレイヤーです。
高い位置でふんわりと動くハイレイヤーが、こなれ感あるおしゃれな雰囲気を表現します。
ハイレイヤーウルフパーマ
ハイレイヤーでウルフ調に仕上げたスタイルに、パーマを組み合わせた髪型です。
ランダムなパーマカールが、アンニュイで垢抜けた雰囲気を作ります。
ランダムカールハイレイヤー
ランダムなカールを組み合わせたハイレイヤースタイルです。
顔まわりを内側にカールさせることで、フェイスラインをカバーでき、小顔効果を高められます。
ハイレイヤー×ロング
ランダムカールロングハイレイヤー
頬の位置からハイレイヤーを入れた、軽めのスタイルです。
毛先のカールを、外はね・内巻きとランダムにすることで、華やかでカジュアルな雰囲気に仕上がります。
ストレートハイレイヤー
動きが控えめな、ストレートハイレイヤースタイルです。
カール感がなくても顔まわりにハイレイヤーがあることで、こなれ感あるおしゃれな雰囲気に仕上がります。
抜きっぱなしハイレイヤー
ハイトーンカラーと、ハイレイヤースタイルの組み合わせです。
軽さのある髪型と髪色のバランスがよく、垢抜け感のある洗練された雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤーにおすすめな巻き方・セットの仕方を解説!
ハイレイヤーのこなれ感ある髪型を活かすには、スタイリングが大切です♡
ここからは、ハイレイヤーにおすすめな巻き方やセットの仕方を解説します。
カジュアルな外ハネスタイリング
スタイリング方法
- 髪を横4つにブロッキングする
- 一番下の段は32〜36mmの太いコテで外はねにする
- ほかの段は、毛束を3〜5センチ幅でとり、毛先を抜きながらゆるく外はねにする
- 濡れ感が出るスタイリング剤を根元〜毛先につけて完成
スタイリングのポイントは、毛先以外の髪に細かくランダムな動きをつけることです。
それぞれの毛束が違った方向に動くことで、こなれ感あるラフなおしゃれさを表現できます。
カールを強くすると作り込んだ感が出てしまうため、コテから毛先を抜きながらゆるく巻くのがおすすめです。
「カジュアルなおしゃれさが好きな人」に、人気なスタイリング方法なんですよ。
甘辛ミックススタイリング
スタイリング方法
- 髪を横4つにブロッキングする
- 下から2段は、32〜36mmの太いコテでしっかりめに外はねにする
- 上の2段は、髪を少し上げながら内巻きにする
- ふんわり感が出るスタイリング剤をつけたら完成
毛先を外側に、表面は内側に巻いたおしゃれな大人スタイルです。
ポイントは、髪表面のふんわり感を強調すること!
くびれと丸みの立体感が生まれ、大人っぽいきれいめな雰囲気に仕上がります。
内巻きスタイリング
スタイリング方法
- 髪を横4つにブロッキングする
- 髪全体を、32〜36mmの太いコテで内巻きにする
- ふんわり仕上がるスタイリング剤を揉み込んで完成
こなれ感が出る、ゆる巻きスタイリングです。
ゆるめに巻くことで、作り込みすぎないラフなおしゃれを表現できます。
「ナチュラルな仕上がりが好みな人」におすすめです。
ハイレイヤーに関するよくある質問
ここからは、ハイレイヤーに関するよくある質問をご紹介します。
ハイレイヤーとローレイヤーカットとの違いは?
写真はローレイヤースタイルを後ろ姿から見たスタイル例です。
ローレイヤーカットは、毛先に近い低めの位置でレイヤーを入れるため、動きや軽さが控えめで落ち着いた雰囲気になります。
重めに仕上がる切りっぱなしスタイルと比べると、さりげない軽さがあるため、抜け感のあるこなれた雰囲気に仕上がりますよ。
ハイレイヤーとローレイヤーカットの違いは、軽さの出る範囲です。
ローレイヤーカットは低めの位置にレイヤーが入れるため、毛先を中心とした動きを出すのが得意です。
一方で、ハイレイヤーは高い位置からレイヤーが入れるため、シルエット全体に動きが出て軽い質感に仕上がります。
ローレイヤーカットは「ワンレングスだと重さが気になる人」「ゆるやかなひし形シルエットにしたい人」におすすめなスタイルです。
ハイレイヤーとウルフカットとの違いは?
ウルフカットは、上側に重さを残し丸みのあるマッシュヘアのように仕上げ、下側はレイヤーカットで軽めに仕上げます。
ハイレイヤーとウルフカットの違いは、後頭部のシルエットです。
ウルフカットは、トップに重みを残して毛先側を軽くしているため、メリハリ感のあるシルエットに仕上がります。
一方で、ハイレイヤーはトップが短いため丸みが出づらく、シルエットの立体感は控えめです。
ウルフカットは「個性的な雰囲気に仕上げたい人」や「シルエットにメリハリをつけたい人」におすすめです。
ハイレイヤーと相性がいいヘアカラーは?
ハイレイヤーは軽いシルエットなため、髪色も同じように軽く透明感のあるものがおすすめです。
特に、以下のカラーが人気です。
- 透け感あるベージュ系カラー
- 赤味の少ないブラウン系カラー
- おしゃれ感あるホワイト系カラー
また、デザインカラーの「ハイライト」も相性がいいですよ。
ハイレイヤーカットの揺れ動くシルエットと、立体感あるハイライトカラーの相性がよく、より洗練されたおしゃれな雰囲気に仕上がります。
ハイレイヤーは面長にも似合う?
ハイレイヤーは、面長さんにもおすすめです。
ただし、顔まわりをハイレイヤーでカットする際は、長さ設定に工夫が必要です。
面長さんの場合、レイヤーの位置がフェイスラインよりも下にあると、顔が間伸びして長く見えるリスクが高まります。
縦長っぽさをカバーするには、あごより高い位置〜あごあたりでカットするといいでしょう。
ハイレイヤーはくせ毛でも可能?
ハイレイヤーは、くせ毛でもできる髪型です。
ただし、中途半端な長さや軽さにするとかえってうねりやすくなるため、注意が必要です。
扱いやすさを重視する場合は、あらかじめ「くせ毛でもスタイリングしやすいようにカットしてほしい」とオーダーしてみましょう。
くせ毛さん×ハイレイヤースタイルでは、カジュアルな外ハネメインのスタイリングがおすすめです。
ハイレイヤーを結ぶとどうなる?
ハイレイヤーを結ぶと、ひとつのまとまり感ある毛束ではなく、毛束感のあるラフなシルエットに仕上がります。
毛先全体をワンカールに巻いてからまとめればおしゃれになり、一気に垢抜けた雰囲気になりますよ。
ハイレイヤーでカジュアルなおしゃれを楽しんでみて♡
ハイレイヤーは、髪の高い位置からレイヤーを入れたスタイルのことです。
動きや軽さのあるシルエットが特徴で、抜け感あるおしゃれな雰囲気に仕上がるんですよ。
髪の長さを変えなくても今と違った雰囲気が楽しめるため「ヘアスタイルにマンネリしてきた人」にもおすすめです。
こなれ感あるハイレイヤーカットで、カジュアルなおしゃれスタイルをぜひ試してみてくださいね♡