転職活動や就職活動で欠かせない面接。
「黒髪・まとめ髪じゃないとダメなの？」「前髪は全部留めるべき？」など、不安や疑問でいっぱいという人も少なくないでしょう。
今回は、面接の髪型選びで困っている皆さんに向けて、おすすめの女性向け髪型11選をご紹介します。
髪型選びのポイントも併せて解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね！
面接の髪型＝黒髪・まとめ髪じゃなきゃいけないの？
日本の就職活動・転職活動では、面接＝黒髪・まとめ髪というイメージがある人も多いでしょう。
黒いリクルートスーツに身を包み、黒髪をきっちりまとめた装いは、すっかり定番化しています。
しかし、実は必ずしも黒髪・まとめ髪でないといけないわけではありません。
これは学生のバイトの面接でも、就職・転職時の面接でも同じこと。
企業が独自のルールを設けている場合は別ですが、基本的には面接時の髪型に「こうでないといけない」という決まりはないのです。
今回は、面接でおすすめの髪型をたっぷり紹介します。
髪型選びのポイントや疑問についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
面接では身なりのすべてが自分の個性をアピールするための武器！
自分らしさをアピールすることは、面接突破に必要不可欠です。
面接では、髪型・服装・メイク・話し方・表情、そのすべてが自分の個性を表現するための武器となります。
髪型ひとつとっても、1人ひとりの個性や思いが詰まっているのです。
そう考えると、面接での髪型選びがとても重要だとわかりますよね！
「とりあえず無難な黒髪・まとめ髪にしておけばいいや」と投げやりにしてしまうのはもったいないこと。
自分の魅力や個性をアピールするためにも、面接の髪型選びはこだわっておくべきポイントといえるでしょう。
面接時の髪型で重要な4つのポイント
面接時の髪型で押さえておくべき必須ポイントは4つです。
面接の時の髪型選びで失敗しないために、それぞれのポイントをチェックしておきましょう。
清潔感があること
1つ目のポイントは、清潔感があること。
面接では、清潔感の有無が面接官の印象を左右します。
髪色やヘアアレンジに悩む前に、どんなヘアスタイルなら清潔感があると思ってもらえるかを考えましょう。
簡単！清潔感セルフチェックシート
- 表情がよく見える
- 目・鼻・口に毛先がついていない
- 後れ毛が最小限に抑えられている
- ヘアアクセサリーが悪目立ちしていない
- 髪色にムラがない
毛先が顔にかかっていると、顔の動きが見えにくくなります。
面接官に対して、暗い・覇気がないという印象を与えかねないので、要注意です◎
後れ毛を出すこと自体はNGではないですが、面接の場にカジュアルすぎる髪型は相応しくないので、毛束を引き出し過ぎるのは避けましょう。
ヘアアクセサリーを合わせる場合も、主張の激しすぎるアイテムは避けるほうがベター。
面接時にはシンプルなデザインのヘアアクセサリーを選びましょう。
髪色は、必ずしも黒にする必要はありません。
TPOを踏まえておけば、黒髪でも茶髪でも問題ないでしょう。
ただし、髪色にムラがあるのはNG。
プリン状態の髪色は清潔さに欠けるので、面接前は自分の髪色が均等になっているか事前に確認しておくと良いですよ！
自分らしさが伝わること
2つ目のポイントは、自分らしさが伝わること。
髪型を工夫する＝必ずしも個性を表現していることにはならないかもしれませんが、髪型も自分の大事な個性の1つです。
無難だからという理由で、黒髪・まとめ髪にするのは少しもったいないかもしれません。
面接の場に相応しい髪型を選ぶことと同じくらい、TPOを踏まえたうえでどう自分の個性をアピールするかも大切！
髪色も髪質も、似合う髪型も一人ひとり違います。
自分を押さえ込むのではなく、“個性を潰さないで楽しめるおしゃれとは何か“を考えると良いですよ！
企業や業界の好みを把握すること
3つ目のポイントは、企業や業界の好みを把握すること。
企業・業界の求めている人物像を把握することが、髪型選びに役立ちます。
面接官に好印象を与えるのは大事ですが、“どんなポイントに好感を持つか”は業界・企業ごとに異なるからです。
たとえば、公務員や金融などお堅いイメージの業界では、誠実性や規則性を重視する心が求められます。
アパレルやクリエイティブ系の業界では、個人の個性や柔軟性が評価されやすいです。
自分の志望する業界・企業の特色を理解することは、「うちの社風に合いそう」という好感につながります。
面接では、受け答えの内容だけでなく、外見的な要素からも自社とのマッチングを判断するので、髪型選びがより重要になるのです。
ヘア崩れしにくいこと
4つ目のポイントは、ヘア崩れしにくいこと。
面接では、お辞儀をしたり相槌を打ったり、体を動かす場面が多々あります。
崩れやすい髪型だと、その度に毛先が顔にかかって邪魔になることも。
その度に髪型を気にしていたら、面接官からも集中力がないという印象を持たれてしまうしれません。
ヘアセットの際は、ピンやゴムを使って、髪が崩れないようにしましょう。
スプレーやワックスなどで固めておくのもGOOD。
前髪や顔周りのサイドバングは特に崩れやすいので要注意ですよ！
髪型を崩れにくくするコツ
- ピン留めやゴムでまとめる
- スプレーやワックスで固める
- サイドバングを耳にかける
- ベースの髪を軽くコテ巻きする
- 編み込みや三つ編みを仕込む
《シーン別》面接でおすすめな髪型11選
ここからは、面接でおすすめな髪型を就活・バイト・受験のシーン別にご紹介します。
「どんな髪型にすれば良いか迷っている」という人は、ぜひ参考にしてくださいね♡
《就活》面接におすすめの髪型
シンプルな耳掛けショートボブ
シンプルな耳掛けショートボブは顔周りがすっきりして見えるので、面接時にもぴったりでしょう。
全体的なシルエットは、丸みベースで柔らかい印象に。
黒髪に近いダークラベンダーカラーなら、就活でもこっそりおしゃれを楽しみやすいですよ。
大人っぽいワンレングスのショートボブ
前髪なしのショートボブは、大人っぽいワンレングスアレンジがおすすめです。
毛先に重さを残すことで、シンプルさのなかにもメリハリのある印象を与えます。
就活のときは前髪が落ちてこないようにピンで留めると好印象ですよ◎
トレンドのレイヤーカットなら黒髪でも垢抜けた印象に
毛先にがっつりとレイヤーを入れた、トレンドの髪型です。
レイヤーで軽さが生まれるので、黒髪でも垢抜けた雰囲気に仕上がります。
髪を結べば面接でも悪目立ちしないのも魅力です◎
面接×髪型×ロング×ハーフアップ
ロングの面接ヘアといえば、ハーフアップが定番ですよね。
顔周りがすっきりして見えるので、爽やかで清潔感のある印象を与えられます。
よりスタイリッシュに見せたいときは、写真のようなストレートヘアと合わせるのがおすすめ。
柔らかい雰囲気をプラスしたいなら、毛先だけ軽くワンカールさせると良いですよ！
《バイト》面接におすすめの髪型
顎ラインカットの韓国風ミニボブ
顎のラインで重めにカットした韓国風のミニボブです。
シースルーな前髪と顔周りカットで、大人かわいい仕上がりに。
落ち着いたブラウンカラーなので、バイトの面接にも活用できるでしょう◎
ナチュラルなくびれウルフで顔周りをカバー
少し長さのあるボブ・ミディアムヘアには、毛先に動きのあるくびれウルフがおすすめ。
派手になりすぎないよう、カールはゆるめにするのがポイントです。
顔周りのレイヤーはフェイスラインをカバーする効果もあるので、小顔に見せたい人はぜひ試してみてくださいね！
大人フェミニンなくびれミディアムで上品に
大人フェミニンの代名詞ともいえるくびれミディアム。
黒髪や暗髪との相性も良く、清楚で上品に仕上がります。
カールが強すぎると派手な印象を与えるので、あくまでも自然なくびれラインを作りましょう！
シンプルなローポニーで落ち着いた印象をアピール
低めの位置で結んだローポニーは、大人っぽく落ち着いた印象を与えます。
上品で控えめなデザインは、スーツ〜オフィスカジュアルまでさまざまなスタイルとマッチするでしょう！
うねりや生えグセがあるとだらしなく見えてしまうので、事前に毛先を伸ばしておくのが大切です。
《受験》面接におすすめの髪型
髪が目にかからないオン眉ショートボブ
髪が目にかからないオン眉のショートボブです。
ワイドバングな前髪にすることで、おしゃれでアンニュイな雰囲気も楽しめます。
オン眉は表情が見えやすくなるので、面接時におすすめの髪型です。
きちっとまとめたシンプルなお団子ヘア
受験の面接では、あまり凝ったアレンジをしないのが大切。
ロングヘアのお団子アレンジは、シンプルなデザインにまとめるのがおすすめです。
きちっとまとめたお団子ヘアは面接官に好印象を与えること間違いなしですよ。
王道アレンジにひと手間を加えたタイトポニー
タイトポニーは、王道のひとつ結びにひと手間加えた個性派アレンジ。
髪を上から巻きつけているため、装飾やゴムが見えずシンプルな印象に仕上がるのが魅力です。
面接の際は、サイドの髪の毛もきっちりまとめて表情を見えやすくするのがポイントですよ◎
面接時の髪型に関するよくある質問
面接時の髪型に関するFAQをまとめました。
気になる項目があれば、こちらの回答を参考にしてくださいね◎
くせ毛や天然パーマの場合はどうする？
くせ毛や天然パーマでも、面接時の髪型選びのポイントは同じです。
清潔感があって顔周りがはっきり見える髪型であれば、どんなアレンジでも大丈夫でしょう◎
髪のうねりが原因でヘア崩れしやすい場合は、まとめ髪をジェルでしっかり固めておくのがおすすめ。
前髪や後れ毛は特に浮きやすいので、スプレーを併用すると安心ですよ！
どうしても癖毛が気になる人は、事前に縮毛矯正やストレートパーマを当てるのも方法の1つ。
コテを使う手間が省けるので、ヘアセットにかかる時間を短縮できますよ。
ヘアアクセサリーはOK？
面接時のヘアアクセサリーは、シンプルなデザインであれば問題ありません。
大きなシュシュやリボンなど、派手すぎるアイテムは避けておくほうが良いでしょう。
スタイリング剤は使用しても良い？
スタイリング剤は使用しても大丈夫です。
必要に応じてスプレー・ワックス・ジェルなどを使い分けましょう◎
スタイリング剤の種類
- スプレー：ヘア全体を固める
- ワックス：部分的に固める・束案を出す
- ジェル：髪の広がりやうねりを抑える
- オイル：髪の広がりを抑える・束感を出す
面接時の髪型は清潔感と自分らしさを意識して選ぼう！
面接ヘアで押さえておくべきポイントは、清潔感と自分らしさ。
両方のバランスを考えながら、その場にふさわしい髪型選びをするのが大切です。
これから大事な面接を控えている人は、今回ご紹介した面接向けの髪型を参考にしてくださいね！
