いま話題の酸性ストレートを徹底解説!
ダメージが少ない酸性ストレートは、髪を傷ませずにクセ毛を伸ばしたい人にぴったりです。
縮毛矯正との違いやメリット・デメリット、失敗しないコツを解説します。
料金や施術時間なども詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
酸性ストレートとは?
酸性ストレートとは、髪をまっすぐに伸ばす縮毛矯正の施術のこと。
従来の縮毛矯正と違うところは、酸性の薬剤を使っている点です。
健康的な髪は弱酸性ですが、従来の縮毛矯正ではアルカリ性の薬剤を使用していたため、ダメージは避けられませんでした。
しかし、酸性ストレートは弱酸性に近い酸性の薬剤を使用しているため、髪へのダメージを軽減できます。
施術の内容はこれまでの縮毛矯正とほとんど同じで、薬剤を馴染ませたあとにストレートアイロンでクセを伸ばしていく手法です。
この記事では酸性ストレートのメリット・デメリットや施術例を紹介します。
酸性ストレートに興味がある人や、縮毛矯正によるダメージが気になる人はぜひ参考にしてください!
酸性ストレートのメリットとデメリット
「酸性ストレートが気になるけれど、どんな効果があるのか知りたい!」という人に向けて、メリットとデメリットを解説します。
縮毛矯正で失敗した経験があるという人や、髪のダメージが気になる人はぜひチェックしてください。
メリット
ナチュラルな仕上がりになる
酸性ストレートは従来の縮毛矯正と比べて、ダメージが少なくやさしい薬剤を使用しています。
そのため、ナチュラルなストレートヘアに仕上がるのが魅力。
縮毛矯正をしたときの極端なストレート感が苦手という人には、自然な雰囲気の酸性ストレートがぴったりです。
髪へのダメージが少ない
酸性ストレートは従来の縮毛矯正に比べて、髪へのダメージが少ないことがメリット。
これまでの縮毛矯正はアルカリ性の薬剤を使用していたため、髪に浸透するときにキューティクルがダメージを受けていました。
健康的な髪に近い酸性の薬剤を使用することで、キューティクルを傷つけずにクセを伸ばせます。
ダメージのある髪でも施術ができる
酸性ストレートはブリーチを繰り返した髪にも施術が可能です。
髪のキューティクルを傷めにくいので、ダメージを受けた髪にも対応できるのが魅力。
ダメージが酷いと酸性ストレートでも施術できない場合があるので、事前に担当の美容師さんに相談するのがおすすめです。
綺麗なストレートヘアをキープしやすい
これまでの縮毛矯正はキューティクルがダメージを受けやすく、髪を傷めることもありました。
髪がダメージを受けると乾燥しやすくなったり、ちょっとした摩擦でさらに髪が傷みやすくなったりします。
酸性ストレートはキューティクルを傷めにくいので、時間が経っても綺麗なストレートヘアをキープできるのが魅力です。
デメリット
従来の縮毛矯正より髪を伸ばす力が弱い
酸性ストレートは、従来の縮毛矯正よりもやさしい薬剤を使用しています。
そのため、ナチュラルに仕上げたい人にはぴったりですが、これまでの縮毛矯正のようなストレート感を求める人には物足りないかもしれません。
施術を受けるときは、自分のなりたいイメージに合わせたメニューを選ぶといいでしょう。
施術時間が長い
酸性ストレートはやさしい薬剤を時間をかけて髪に浸透させます。
そのため、これまでの縮毛矯正に比べて施術時間が長くなってしまいがちです。
平均的な施術時間は、3〜4時間といわれています。
施術を受けるときは、時間に余裕を持たせておくのがおすすめです。
酸性ストレートと縮毛矯正の違いは?
ここでは、酸性ストレートと従来の縮毛矯正との違いを解説します。
自分がどちらに向いているかセルフチェックする方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
酸性ストレートと縮毛矯正は薬剤が違う
これまでの縮毛矯正と酸性ストレートとの違いは、使用している薬剤です。
従来の縮毛矯正はアルカリ性の薬剤を使っていたため、弱酸性である健康的な髪へのダメージは避けられませんでした。
その一方で伸ばす力は強く、酸性ストレートよりも短時間で施術が可能です。
酸性ストレートは健康的な髪に近い酸性の薬剤を使用するため、髪へのダメージを軽減できます。
伸ばす力はこれまでの縮毛矯正に比べると弱いですが、ナチュラルに仕上がるというメリットも◎
このように酸性ストレートと縮毛矯正では、使用する薬剤の違いに伴って髪を伸ばす力にも差があります。
【セルフチェック】酸性ストレートと縮毛矯正どちらが向いている?
酸性ストレートに向いている人
・ナチュラルに仕上げたい
・髪へのダメージを軽減したい
・ブリーチを繰り返している
・髪の毛が細い、毛量が少ない
縮毛矯正に向いている人
・髪があまりダメージを受けていない
・しっかりとクセを伸ばしたい
・髪のクセが強い
・髪が太い、毛量が多い
酸性ストレートはこんな人におすすめ!
ここでは、酸性ストレートがどんな人におすすめなのかを解説します。
「酸性ストレートが自分に合っているかわからない」という人は、ぜひチェックしてください。
《1》縮毛矯正だと髪がぺたんこになってしまう人
これまでの縮毛矯正はしっかりと髪を伸ばせるのが魅力的でしたが、髪がボリュームダウンしてしまう人もいるかもしれません。
酸性ストレートはナチュラルな仕上がりになるので、髪がぺたんこになりすぎないのが嬉しいポイント。
髪が細めの人や毛量が少ない人など、ボリュームダウンしたくない人にぴったりです。
《2》髪が傷みやすい人
もともと髪が傷みやすいという人は、従来の縮毛矯正だとダメージを受けてしまう可能性があります。
健康的な髪に近い酸性の薬剤を使用する酸性ストレートなら、髪が傷みやすい人でも挑戦しやすいです。
パサつきが気になる人や、切れ毛・枝毛が出やすい人には酸性ストレートがおすすめでしょう。
《3》ブリーチで髪が傷んでいる人
ブリーチを繰り返して髪が傷んでいるために、縮毛矯正を断られてしまった人もいるかもしれません。
そんな人には、ダメージの少ない酸性ストレートがぴったりです。
ブリーチを繰り返した髪でも施術できるので、カラーを楽しみたい人におすすめ。
ダメージが酷いと酸性ストレートでも施術できない場合があるので、担当の美容師さんに相談してみてください。
《4》ダメージの少ない施術をしたい人
もともとの髪は傷んでいなくても、縮毛矯正をするとダメージを受けそうで不安という人も多いかもしれません。
そんな人には、ダメージレスな酸性ストレートがおすすめ。
従来の縮毛矯正よりも髪にやさしい薬剤を使用しているので、綺麗な髪をキープしたい人にぴったりです。
《5》もともとのクセが弱い人
くせ毛さんのなかでも、もともとのクセが強くない人は縮毛矯正よりも酸性ストレートがおすすめ。
酸性ストレートは縮毛矯正より伸ばす力が弱いですが、クセが強くない人なら十分に対応できます。
もともとのクセが弱い人や、前髪など部分的にクセを取りたい人は酸性ストレートを検討してみてください。
酸性ストレートで失敗しないコツ
「酸性ストレートに挑戦したいけれど、失敗しないか不安……。」
そんな人のために、酸性ストレートで失敗しないコツを解説します。
ぜひ美容院に行くときの参考にしてください!
1.自分の髪質に合うかを確認する
酸性ストレートの施術を受ける前には、自分の髪質に合うかを確認しましょう。
ダメージがひどい人やもともとのクセが強い人、髪が太い人などは酸性ストレートが合わない可能性があります。
事前に担当の美容師さんに相談して、施術内容を決めるのがいいでしょう。
2.なりたいイメージに合わせてメニューを選ぶ
酸性ストレートをする前は、なりたいイメージを担当の美容師さんに共有しておくのがおすすめ。
たとえば、従来の縮毛矯正のようなしっかりとしたストレートヘアを目指したい人は、酸性ストレートだと物足りなさを感じるかもしれません。
自分のなりたいイメージが酸性ストレートで可能なのか、事前に確認しておくと失敗しにくいです。
3.酸性ストレートに力を入れている美容院を選ぶ
酸性ストレートで失敗したくないなら、酸性ストレートのメニューに力を入れている美容院を選ぶのがいいでしょう。
知識や経験が豊富な美容師さんにお願いすることで、失敗するリスクを減らせます。
minimoでは酸性ストレートを提供しているサロンを探せるので、ぜひ自分にぴったりの店舗を探してみてくださいね◎
酸性ストレートの施術例
実際に酸性ストレートの背術を行ったビフォーアフターをご紹介。
仕上がりのイメージを確認したい人は、ぜひチェックしてください!
酸性ストレートはヘアカラーとの組み合わせもOK
髪へのダメージが少ない酸性ストレートは、ヘアカラーと一緒に施術することも可能。
パサつきが目立つ髪も、酸性ストレートでツヤ感たっぷりに◎
髪を巻かなくてもサラサラなストレートヘアで十分サマになります。
酸性ストレートでブリーチした髪もサラツヤに
酸性ストレートは、ブリーチでダメージが目立つ髪にも施術が可能です。
パサついて広がっていた髪が、まとまりのあるストレートヘアに。
ダメージによる乾燥が気になる人は、ぜひ試してみてください。
髪色をトーンダウンして上品なストレートヘアに
酸性ストレートの施術と同時に髪色もトーンダウンして上品な雰囲気に。
酸性ストレートでクセを落ち着かせることで、髪がまとまりやすくなります。
色が抜けていた髪色を暗めにすれば、さらに上品見えしますよ◎
ツヤ感たっぷりな上品髪に
表面のクセが目立っていた髪も、酸性ストレートで落ちついた綺麗なシルエットに。
ツヤ感が一気にアップするので、毎日のセットが楽しみになりそうです。
クセをカバーするために髪を結んでいたという人も、ストレートヘアを楽しめるようになります。
黒髪×酸性ストレートで大人っぽく
大人っぽい黒髪に酸性ストレートを施して、さらに上品な雰囲気に。
ストンと落ちるストレートヘアが美しく、後ろ姿もサマになるのが魅力的。
ストレートはもちろん、クセがとれることでコテ巻きもしやすくなります。
酸性ストレートについてのQ&A
これから酸性ストレートの施術を考えている人に向けて、気になる疑問をQ&A方式で解説します。
美容院に行く前にぜひチェックしてください!
酸性ストレートのもちはどれぐらい?
酸性ストレートでまっすぐにしても、新しく髪が伸びてくると再びクセが目立つようになります。
もちは髪の長さによって変わるので、以下を参考にしてください。
- ショート・ボブ:2〜4ヶ月
- ミディアム・ロング:4〜6ヶ月
酸性ストレートをかける頻度は?
酸性ストレートのもちは髪の長さによって変わるので、先ほど紹介した期間を参考に自分の髪の長さに合わせて施術を行うといいでしょう。
ダメージが少ないといってもまったく傷まない施術ではないため、前回の施術から最低でも2ヶ月以上は空けるのがおすすめです。
酸性ストレートの施術時間は?
酸性ストレートの施術時間は、およそ3〜4時間といわれています。
これまでの縮毛矯正が2〜3時間程度であったのに対して施術時間が長いため、時間に余裕を持ってスケジュールを組むのがおすすめです。
酸性ストレートの料金相場はどれぐらい?
酸性ストレートの料金相場は、10,000〜30,000円前後です。
従来の縮毛矯正の相場が10,000〜20,000円ほどであったため、少し高いといえるでしょう。
酸性ストレートでサラツヤな上品髪に♡
今回は、いま話題の酸性ストレートについて解説しました。
酸性ストレートはこれまでの縮毛矯正に比べてダメージが少ないため、髪の傷みが気になる人にぴったり。
ブリーチを繰り返した髪でも施術できるので、美容院で縮毛矯正を断られた人はぜひ担当の美容師さんに相談してみてください。
カラーと一緒に施術を行うこともできるため、ガラッとイメチェンがしたいときにおすすめです。
ぜひ酸性ストレートでサラツヤな髪を目指してみてくださいね◎