近年人気の高いハイトーンカラーですが、しばらく続けているとマンネリ感を覚えることはありませんか?
「たくさんの髪色を試して飽きてきた」「明るいのが新鮮じゃない」と感じている人には、ハイトーンカラーにほんのりスパイスを加えてくれる「ローライト」がおすすめ!
少しの変化で雰囲気や見え方が変わるので、新鮮な雰囲気を楽しめますよ。
この記事では、ローライトの魅力や効果・人気のヘアスタイルについて解説します。
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
ローライトとは
ローライトとは、髪に立体感を与えるデザインカラーのことです。
ベースカラーより暗いデザインを用いるため、ローライトと呼ばれています。
ブリーチを用いたハイトーンカラーと組み合わせることが多く、髪に奥行きを出したり、のっぺり感なくトーンダウンすることが可能です。
また彩度が高いビビッドカラーと組み合わせて、ナチュラルさを出すこともあります。
ローライトの効果とは?
ローライトの主な効果は4つあります。
- 髪に奥行きを持たせる
- 引き締まったスタイルになれる
- おしゃれにトーンダウンできる
- 彩度の高いカラーもナチュラルに見せる
ローライトは、主にブリーチした明るい髪に用いられる技術です。
ベースより暗い色味をスジ状に入れることで、髪にメリハリのある立体感を表現できます。
また暗めのカラーが混ざることで、ローライトなしの状態と比べると、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ハイトーンカラーにマンネリしてきた人や、遊び心を出したい人にはおすすめのカラー方法です。
ローライトとハイライトの違いは?
ローライトと似ているデザインに「ハイライト」があります。
どちらも、スジ状のデザインで髪に立体感を与える点は同じ。
主な違いは、対象になる髪色とデザインの明るさです。
ローライトは、明るい髪に用いることが多く、明るいヘアをベースに暗いデザインを入れて立体感を表現します。
一方ハイライトは、暗め〜普通の髪に用いることが多く、ベースカラーより明るめのデザインを入れます。
ただし求めるデザインによっては、明るい髪にハイライトを用いるケースもあるため、上記の限りではありません。
レングス別|ローライトの人気スタイル22選
ローライトを組み合わせたスタイルは、ハイトーンカラーだけでは表せない立体感やおしゃれさを出せます。
ここからは、レングス別に人気&おすすめなローライトスタイルを22個紹介します。
スタイルの参考にしてくださいね。
ローライト×ショート
ローライト×ショートウルフ
ローライト×レディースハイライト
ショートボブに、極細ハイライトとローライトを組み合わせたスタイル。
繊細な立体感が特徴的で、洗練されたおしゃれな雰囲気に仕上がります。
ローライト×ショートカット
すっきりとしたひし形ショートに、ローライトを組み合わせたスタイル。
毛流れの美しさが際立ち、上品な雰囲気に仕上がります。
ローライト×ショートヘアメッシュ
ハイトーンスタイルに、より明るいハイライトとローライトを組み合わせたデザイン。
奥行きと立体感がある仕上がりになり、ショートヘア特有の軽さを表現しやすくなります。
ローライト×ボブ
ローライト×メッシュ風ボブ
ハイトーンピンクに、ダークトーンのローライトを組み合わせたスタイル。
コントラストが強い太めのローライトを入れることで、ベースカラーがメッシュ風に見える点がポイントです。
ローライト×ハイライト風ボブ
ハイトーンベージュに、極細ローライトをランダムに散りばめたスタイル。
それぞれのコントラストがバランスよく合わさり、スタイリング次第ではベースカラーをハイライト風に見せることも可能です。
ローライト×黒髪ボブ
ラベンダーカラーのショートボブに、黒髪のローライトを組み合わせたスタイル。
ハイトーンラベンダーとのコントラストが際立ち、メリハリのあるかっこいい雰囲気に仕上がります。
ローライト×ストレートボブ
ストレートなボブヘアに、繊細な極細ローライトを入れたスタイル。
さりげない立体感を表現でき、美しいシルエットに仕上がります。
ローライト×ぱつっとボブ
ぱつっとしたストレートラインに、ローライトを組み合わせたスタイル。
明るめのベースからチラ見えするダークカラーが、引き締まったメリハリのある雰囲気を作ります。
ローライト×ミディアム
ローライト×ストレート×ラベンダーグレージュ
ラベンダーグレージュのフェミニンなカラーと、ローライトを組み合わせたスタイル。
ダークトーンのローライトと組み合わせることで、甘すぎず上品さのある雰囲気に仕上がります。
ストレートヘアでも、こなれ感あるおしゃれスタイルに決めたい人におすすめ。
ローライト×外ハネ×オリーブグリーン
鮮やかなグリーンカラーと、ローライトを組み合わせたスタイル。
ローライトを入れることで、伸ばしかけの根元との馴染みもよくなります。
鮮やかなカラーは、根元が少し伸びた状態でも似合いやすいのでおすすめですよ。
ローライト×まとめ髪×ピンクグレー
はっきりとしたローライトを組み合わせたスタイル。
ベースのピンクカラー・ローライトのグレーそれぞれの特徴が際立ち、個性的な雰囲気に仕上がります。
ローライト×ウルフ×ネイビー
ネイビーのベースカラーに、ブラックのローライトを組み合わせたスタイル。
ローライトの主張は強くないものの、ダークカラーが混ざることでクールで大人びた雰囲気に仕上がります。
ローライト×ロング
ローライト×ミントカラー×セミロング
鮮やかなミントカラーに、ブラックのローライトを組み合わせたスタイル。
彩度が高く派手になりやすいカラーも、ローライトと組み合わせればナチュラル寄りな雰囲気に仕上がります。
ローライト×レディースハイライト
ローライト×ピンクストレート
ローライト×ゆる巻きピンクヘア
ペールトーンのフェミニンピンクに、ダークグレージュ系のローライトを組み合わせたスタイル。
マイルドな雰囲気で、上品にも華やかにも見せられます。
ストレートヘアだと綺麗めに、カールヘアだと優しい雰囲気に仕上がります。
ローライト×ホワイトベージュ×ストレート
ナチュラルなストレートヘアと、ハイトーン×ローライトを組み合わせたスタイル。
シンプルながらも、ローライトを入れることで立体感あるシルエットに仕上がります。
ストレートヘアや、まとめ髪が多い人におすすめです。
ローライト×前髪・顔まわり
ローライト×ハイライトMIX前髪
ローライト×ブルー前髪
ローライトを多めに組み合わせたスタイル。
ナチュラル寄りの落ち着いた雰囲気ながらも、デザイン性のあるおしゃれなスタイルに仕上がります。
ローライト×フェイスライン
フェイスライン中心にローライトを入れたスタイル。
顔まわりを暗めのトーンで引き締めることで、小顔効果や動きを表現しやすくなります。
ローライト×アシメ前髪
アシメにした前髪と、ローライトを組み合わせたスタイル。
立体感やデザイン性があるアシメ前髪の特徴をより強調し、華やかな雰囲気に仕上げます。
ローライトの入れ方
ローライトを入れる場合は、以下の3つの手順で行われます。
- ローライトを入れたい部分をブロッキングする
- ローライトを入れたい分の髪を分けとる
- 薬剤を塗布して時間を置く
ローライトを入れる際に、ブリーチを使用する必要はありません。
使用する薬剤は、4〜6トーンの黒に近いダークトーンのカラーを用いることが多いです。
またローライトは、求めるデザインによって入れ方が変わります。
それぞれの特徴やメリット、入れ方を見ていきましょう。
内側だけローライトを入れる
顔や耳まわりなど、表面から見えない位置にローライトを入れるデザインです。
フェイスラインに沿って狭い範囲で入れることで、顔まわりが引き締まり小顔効果を得られます。
ハイトーンカラーが好きだけど、変化が欲しいという人におすすめです。
全体的にローライトを入れる
表面から内側まで、全体的にローライトを入れたデザインです。
明るい髪の間から、さりげなく見える暗めのスジが、立体感やメリハリを際立たせます。
巻いたときに動きが表現しやすいため、巻き髪との相性もいいですよ。
カールスタイルが好き・ストレートでも立体感のあるおしゃれヘアにしたい・明るさが強すぎないまろやかな雰囲気が好きな人におすすめ。
ローライトカラーのよくある質問
ローライトを行ううえで、よくある質問をまとめました。
疑問や不安なポイントがある人は、参考にしてくださいね。
ローライトはブリーチなしベースだと意味がないでしょうか?
ブリーチなしベースだと、効果の実感は少ないでしょう。
ローライトはベースカラーとの明るさの差があるほど、存在感が発揮されます。
ブリーチなしカラーの場合、コントラストが強調されるより、馴染みながらナチュラルに暗くなるイメージです。
ベースカラーの明るさによっては、入れたことに気づけないほどナチュラルになる可能性もあります。
ローライトの施術は40代でも問題ありませんか?
はい、施術可能です。
白髪をぼかすために明るめのカラーを選択している人であれば、ローライトで違った雰囲気を楽しめるでしょう。
ただし、白髪染めベースの場合、ローライトはほとんど効果を発揮しない可能性が高いです。
白髪染めベースの人は、ハイライトを用いるほうがいいかもしれませんね。
ローライトはエクステでも表現できますか?
ローライトは、エクステでも可能です。
ベースカラーを明るめにして、部分的に暗めのカラーを取り入れればローライトっぽいスタイルに仕上がります。
髪を染めてローライトを入れる場合と違い残留のリスクがないため、カラーの選択肢は広がるでしょう。
ローライトで立体感あるおしゃれ髪になろう
ローライトは、ハイトーンカラーと組み合わせることが多いデザインカラーです。
明るいカラーの中に暗いスジ状のデザインを含めることで、陰影や立体感を表現可能になります。
巻き髪はもちろん、ストレートヘアでも垢抜けた雰囲気でおしゃれになれる!と若者を中心に人気なカラー方法。
今よりおしゃれな雰囲気になりたい・ハイトーンカラーにマンネリしてきた人は、ローライトを取り入れたカラーがおすすめです。
ぜひ検討してみてくださいね。