エクステの人気がフツフツと上昇中って知っていますか?その人気は短い髪をロングにするためだけじゃないんです。
いま流行のデザインカラーもエクステでできるから!髪へのダメージ少なく簡単イメチェンも叶いますよ。
メリット・デメリットに加え、エクステをするなら知っておきたいポイントもご紹介。
エクステに挑戦するかお悩みの人におすすめのレングス別・本数別スタイルも集めました!
エクステって?
『エクステ』とは『ヘアエクステンション』を略した言葉で、人毛や人工毛で作られた髪に取りつける毛束(つけ毛)。また、髪に毛束を取り付ける施術そのものを指します。
エクステの特徴は、短い髪に取り付ければあっという間にロングヘアにできること。「秋冬は髪を伸ばしたスタイルを楽しみたい」「前髪を伸ばして大人っぽくしたい」と思ったときに、エクステで簡単に長さを出せますよ。
そして、地毛とは違う色をポイントとして取り入れるアクセントカラーも楽しめること。いまのスタイルにプラスして簡単にトレンドを取り入れられます。
エクステの嬉しい3つのメリット
インナーカラーやデザインカラーを手軽に楽しめる
近年デザイン性が高くこなれた印象になるインナーカラーや、ハイライトなどデザインカラーが人気ですよね。
でも、髪の一部に明暗を作るためブリーチが必要なことも多いよう。
一部とはいえ、ブリーチで髪にダメージを与えてしまうのが気になる人も多いのではないでしょうか?
エクステならブリーチいらずでデザインカラーができ、最旬トレンドを楽しめます。
耳周りに数本ずつ付けるだけで、イヤリングカラーも簡単にできるので◎
髪を傷めたくないけれど、おしゃれは楽しみたい人におすすめです。
エクステはカラーバリエーションが豊富で、地毛では入りにくいカラーが楽しめるのも嬉しいポイントなんですよ。
ガラッとイメチェンができる
ショートヘアから伸ばそうと思っても時間がかかってしまうのが難点。その間に飽きて切ってしまったり、イメージをガラッと変えたいと思ったりすることもあるのではないでしょうか?
地毛に取り付けるためにある程度の長さは必要になりますが、エクステを付ければボブやロングヘアに大変身。
写真のように2色使いすれば、デザイン性も高く大胆に印象を変えられます。
ドレスアップするシーンや、成人式など和装するときは長めのヘアスタイルをアレンジが人気です。そういった「特別なイベントシーンだけロングにしたい!」という願いもエクステなら叶えられますよ。
髪のボリュームをナチュラルにアップできる
長さを変えずにボリュームアップしたり、薄さの気になる前髪をカバーしたりもできるエクステ。
髪が以前より細くなった、毛量が少なくボリュームが出しづらいとお悩みの人におすすめです。
ナチュラルにボリュームアップできるので、巻き髪にしたときに華やかさも演出できます。おしゃれ上級者さんは、秋冬に向けて重めのアレンジを楽しむためにボリュームアップするのも◎
デメリットはあるの?
メリットがたくさんあるエクステにも、デメリットはあります。
短い髪は付け方が限られることもある
ベリーショートなど極端に短い髪は、付け方が限られる場合があるよう。取り付けるエクステの種類に左右されますが3~5cm程度必要です。
トップや襟足が短すぎるとエクステの取り付け部分が丸見えになってしまうことがあります。短い髪だけどエクステを付けたいなら、少し伸ばしてから美容師に相談してみるのがベターです。
髪を洗いにくい
エクステをたくさんつけた場合ゴシゴシと洗ってしまうと、複雑に絡まってしまったり取り付け部分が緩んだりすることも。
頭皮トラブルを避けるためには頭皮はしっかり洗い、エクステは取り付け部分を強くこすらないなど、お手入れに注意を払わなければなりません。
乾かすのに時間がかかる
エクステは地毛よりも乾きにくいといわれています。とくに、編み込みエクステは地毛と取り付けている編み込み部分がなかなか乾きづらくなってしまいます。
エクステの種類
楽しみ方がたくさんあるエクステは種類も豊富にあります。
シールエクステ
取り付け部分がシール状になったエクステで、シール部分を地毛に取り付けていきます。
シール状なので他のエクステより取り外しが簡単で、施術時間も早いと近年人気です。
薄く平べったいエクステで、取り付け部分がボコボコと浮き上がりにくいのが特徴。ナチュラルな仕上がりになります。
手軽ですが、シールの粘着で付けているため強度は弱め。根元に負担のかかるヘアアレンジにはあまり向きません。
プルエクステ
人毛100%で作られているプルエクステ。取り付け部分がわずか5㎜ほどで、先端についている紐と地毛を結びます。
シールエクステより強度は強く、手のこんだヘアアレンジなどがしやすいよう。
プルエクステは1本の重量が1gと決まっています。毛束が小さいので、ボリュームアップ目的でつけるにはたくさんつけなければなりません。
編み込みエクステ
編み込みエクステは、三つ編みや四つ編みで地毛に取り付けるタイプ。
編み込まれているので強度があり、取れにくいのが特徴です。
複数の色を混ぜて地毛に近い色にしたり、デザイン性の高い色を作ったりもできます。
ただし、編み込むためにある程度の長さが必要なこと。取り付け部分が目立ちやすくボコボコとしてしまうので、トップにつけるのは向いていません。
超音波エクステ
超音波を発生させる専用マシーンを使って取り付ける超音波エクステ。
特徴は、専用マシーンで使いつけていくので施術時間が早いこと。また、取り付け部分が小さいので頭皮近くに作られることです。
専用マシーンを使うため他のエクステよりも価格は高めなります。
エクステをするなら知っておきたいポイント
エクステの持ちは1~3か月くらい
エクステの持ちはお手入れの方法によっても左右されますが1~3ヶ月程度といわれています。
取り外しのタイミングは、髪が伸びてきてエクステの取り付けが不自然に見えてきたり、エクステが絡まりやすくなったりしてきたら目安です。
なりたい長さ本数で施術料金が変わる(取り外しにも費用がいる)
エクステの値段は1本400円前後が相場。「ショートからロングにしたい」「顔回りだけアクセントカラーで雰囲気を変えたい」など目的によって、取り付ける本数は大幅に変わります。コストも大きく変わってくるので、なりたい長さや出したいボリュームに合わせて事前に美容師に相談するのがおすすめ。初めてのエクステをお試しでトライしてみたいなら、イヤリングカラーのみなど少ない本数できる内容ならリーズナブルにお試しできますよ。
エクステのレングス別デザインをチェック
ここからはミニモの豊富なスナップフォトで、参考スタイルを多数ご紹介します!
ショート・ボブ
大人気ハイトーンを彩るエクステ
まだまだ人気の衰えないハイトーンカラーに、同じくらいのトーンのエクステを15本プラス。顔周りが一段と華やかになりますよ。前髪にも1束エクステを入れることで、周りに差を付けられて個性的なおしゃれを楽しめます。
エクステハイライトでダメージ減
髪に立体感を出せるハイライトをエクステで表現。地毛を何度もブリーチすることなくできるので髪へのダメージを抑えながら、イマドキ女子に早変わりできますよ。短めのレングスでも試しやすい、エクステの楽しみ方のひとつです。
ミディアム
エクステで楽しむホワイトイヤリングカラー
ほんのりアクセントを加えてくれる、イヤリングカラーのエクステ。甘すぎないピンクのヘアカラーに、ハイトーンのエクステは季節を問わずに取り入れやすいのが◎エクステの本数が少なくても、存在感があるのでエクステ初心者さんにもおすすめです。
大人気韓国系くびれヘア
ボブに飽きてきて、イメチェンしたくなったらエクステがぴったり。ボブを活かして韓国式ウルフカットである『ハッシュカット』にできますよ。トップを長めに残すことが特徴のハッシュカットは、ナチュラルに仕上がります。
ロング
注目度アップ!エクステ2色使い
パキッと鮮やかな発色が可愛い2色使いも、エクステで簡単にトライできます。ビビットな色が周囲の注目を集められそう。艶たっぷりの黒髪で、2色のエクステがより映えます。内巻きワンカールのシンプルなスタイルも、華やかさがアップ◎
ボブからロングに大変身
こちらのほんのりピンクがかったロングヘア。85本のエクステで、切りっぱなしボブからの大変身だそう。エクステ部分を少し巻くだけで動きが出せます。エクステがしっかり馴染んでいるので、地毛との境目もわかりません。
エクステ本数別カタログ
50本以下
ブリーチなしで人気のピンクインナーカラー
こちらは桜をイメージして、薄ピンクとラベンダーピンクを混ぜてつけたインナーカラー。2色のエクステを混ぜることで、人気のインナーカラーに個性をプラスしたスタイルです。同系色のベースにエクステは10本ですが、存在感がばっちり◎
エクステで高発色レッド
原色カラーのエクステを20本付ければ、黒髪が引き立ちます。前髪のインナーにも忍ばせることで、どこから見てもコントラストを楽しめます。秋冬っぽさをだせるこっくりカラーや、春夏は爽やかカラーなど季節に合わせて簡単に色を変えられるのも嬉しいですね。
50~60本
就活でも浮かないブルーブラック
こちらは編み込みエクステを30本、シールエクステを20本の計50本で作られたスタイルです。就活生に人気のブルーブラックでしっかりと暗髪に。シースルーバングとサイドの強い外巻きで、可愛いだけでなく大人びた印象になります。
秋冬にぴったりの深みカラー
カーキグレージュのヘアカラーにエクステ60本で、旬のスタイルに。髪の赤みを抑え透明感をだせるグレージュカラーは、定番化したといっても過言ではないほど人気のカラーです。エクステで出した重みが、大きく立体的なウェーブ引き立ててくれます。
70本以上
抜きっぱなしブロンドをロングに
こちらはヘアカラーではなく、ブリーチで色を抜きっぱなしにして作るブロンドロング。エクステを70本付けているそう。おしゃれさんなら1度はブロンドにしてみたいと思ったことがある人も多いはず。思い切ってブロンドに挑戦するなら、エクステもプラスして大きくイメージを変えてみませんか?
エクステ90本でも軽やかナチュラル
前髪からサイドの髪、襟足まで広めの範囲のインナーカラー。90本もエクステがついているとは思えないほど、ナチュラルな仕上がりです。全体に少し動きをだすくらいの軽い巻きと、抜け感のあるヘアカラーで大人の余裕を感じる柔らかい印象が作れます。
ボリュームたっぷり110本
ボリュームたっぷりのこちらのロングは、シールエクステ110本使用。元がショートだったとは想像できないくらい、馴染んでいますよね。しっかり馴染ませるには、地毛の毛量によってエクステの本数も変わってきます。周りをアッと言わせる劇的な変身をしたいなら、美容師に相談するのがおすすめです。
イベントシーンにも大活躍!エクステのおしゃれスタイル3選
ドレスアップにもぴったりなエクステ編みおろし
特別な日のお出掛けや、結婚式のお呼ばれなどはいつもよりおしゃれにキメたいもの。大人可愛いくて、適度な華やかさのある編みおろしのアレンジがおすすめです。短いレングスでは難しい凝ったヘアアレンジにも、エクステを付ければ簡単にトライできます。
やわらかホワイトピンクのローポニー
ふわっふわのホワイトピンクが目を引くローポニーアレンジもエクステ使用。ローポニーはボブヘアでも取り入れられますが、全体をふわっと巻いたロングなら華やかさが増します。結び目のゴムが見えないように、髪を巻き付ければこなれた印象になりますよ。
大人キュートなおしゃれおさげ
ざっくりとした編み込みのヘアアレンジには、ある程度長さが必要ですよね。エクステはヘアアレンジの幅も広げてくれるのが嬉しいポイント。特別なヘアアレンジは苦手でも、編み込みや三つ編みをバランスよく組み合わせれば大人カジュアルなスタイルも楽しめます。
エクステのお手入れポイント
丁寧なブラッシングを心掛ける
エクステ専用ブラシなどを使い、取り付け部分に負担をかけないよう優しくブラッシングするのが◎
絡まったままシャンプーしてしまうと、より絡まってしまいます。シャンプー前にもブラッシングして絡まりをとっておきましょう。
シャンプーやドライヤーのときに引っ張らない
エクステを引っ張ってしまうと、取り付けが弱くなったり外れやすくなったりします。
タオルドライをするときもこするのではなく、水分を吸い取るイメージでタオルを押し当てて水気を取りましょう。
就寝時は髪を結ぶ
寝返りなどでエクステがこすれて絡まりやすくなります。ゆるい三つ編みやシュシュで軽く結ぶなどダメージを抑える意識をしましょう。
強く結んでしまうとエクステにクセがついてしまうので、ゆるく結ぶことがポイントです。
エクステでイメチェンを楽しんでみませんか?
かつて流行ったときよりも、おしゃれの幅がグンと広がったエクステについてご紹介してみました。
ショートからロングへの大変身や、人気のインナーカラーなど最旬トレンドも叶うエクステ。
ちょっとしたイメチェンにも、周囲をアッと言わすようなイメチェンもエクステでトライしてみませんか?