前髪カットに興味がある人の中には、自分でするか美容室に行くか悩む人もいるでしょう。
基本的に美容室で前髪カットをしてもらったほうが、流行りの前髪に仕上げられるのでおすすめです。
前髪を整えたい程度なら、自分で前髪カットをしてみましょう。
記事では必要な準備物など、詳しい前髪カットのやり方もまとめてあるので参考にしてみてください。
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
失敗しない!自分で前髪カットをする方法
自分で前髪カットをするためには、正しい流れがあります。
失敗したくない人は、以下のやり方をマネしてみてください。
前髪のセルフカットの流れ
- ヘアクリップで、切る前髪と切らない髪を分ける
- コームで前髪をとかして力を入れずに指で挟む
- ハサミを縦にして、中央から少しずつ切っていく
- 毛先を自然に見せるときは、すきバサミを使う
すきバサミを使うと、適度な軽さに毛量調節をしやすいです。
準備するもの
自分で前髪カットをするときにやりがちなのは、ハサミだけで髪を切ることです。
ハサミのみを使うので気軽にできそうなイメージがありますが、失敗するリスクが高まります。
前髪カットに慣れていない人こそ、次の準備物を用意してからゆっくり前髪を切っていきましょう。
前髪カットに必要な準備するもの
- ヘアカット専用のハサミ
- コーム
- ヘアクリップ
- 上半身がすべて見える鏡
上記4つのものを準備すれば、前髪カットで失敗しにくくなります。
くせ毛の人やパーマをかけている人は、水を入れたヘアミストとドライヤーを用意しましょう。
前髪を根元から濡らして、ドライヤーで髪を乾かしてから切るようにしてください。
うねりがあると切りにくい場合は、まっすぐにブローをしてから前髪カットをするときれいに切れますよ。
癖毛にお悩みの人は、癖に合わせて切ることでガタガタになるのを防げます。
前髪を切る前にも準備が必要
準備するものをそろえたからといって、すぐに前髪カットを始めると失敗します。
前髪カットを始める前に、まずヘアクリップで切るべきところと切ってはいけない部分を分けましょう。
切ってはいけない部分を切ってしまうと、形を整えるために何度も切り直す必要があるからです。
失敗する原因となるので、ヘアクリップを使って髪を分けてから前髪カットをしてください。
さらにハサミを縦にして、少しずつ切るのも前髪カットでは大事になります。
ハサミを横にして切ると、ぱっつん前髪になるので気をつけましょう。
垢抜ける!流行りの前髪カットのヘアスタイル15選
前髪カットのいいところは、少しの変化でイメージを大きく変えられるところです。
印象を大きく変えたい人のために、流行りの前髪をまとめてみました。
大きく分けて5パターンあるので、気になるものがあるならチェックしておきましょう。
かわいく見える前髪
やわらかくて丸みがある前髪が好きなら、これから紹介する前髪を取り入れてみましょう。
- 切り口をそろえる
- 長めに残す
- 丸みのある前髪を作る
これらのポイントを意識して、前髪をカットしてみてください。
若く見られたい人も必見の内容です。
毛量を多めにしたシースルーバング
2024年の冬でも、シースルーバングの前髪はトレンドです。
ただ、今までのシースルーバングとは違い、前髪の量が増えている特徴があります。
おでこが少し見える程度に、前髪の量を増やしてカットしてみましょう。
すると、大人っぽくもかわいく見えるちょうどいいバランスに仕上がります。
「あまり子どもっぽく見せたくない」「こなれ感がほしい」という方は、前髪の量を調整してみてくださいね。
ワイドバング×ヘアカラー
ワイドバングとは、目尻よりも外側で切りそろえている前髪です。
切りそろえた前髪はガーリーな雰囲気が強くなります。
いつもよりも幅広に前髪カットするだけでできるので、気軽に挑戦してみましょう。
そこに、フェイスフレーミングと呼ばれる前髪のヘアカラーを取り入れてみてください。
さらに華やかになり、顔全体が明るく見えるのでかなり印象が変わりますよ。
色っぽいかわいさが特徴のフェザーバング
フェザーバングとは、前髪の両端を外ハネにしているのが特徴です。
丸みを作ることで、かわいく仕上がります。
韓国風の前髪のひとつなので、流行りも取り入れたおしゃれな前髪です。
前髪を伸ばしているのなら、毛先だけ前髪カットをして形を整えてみましょう。
ある程度の長さがあれば、アイロンで形づけることもできます。
大人っぽくてかっこいい前髪
大人っぽくてかっこいい前髪にしたいのなら、以下のポイントを意識してみましょう。
- 極端に短く前髪カットをしない
- 自然な髪色とカールを作る
- 前髪をかきあげておでこを出す
上品な雰囲気の前髪を作ると、印象もよくなります。
毛流れがある流しバング
前髪カットをするときには、前髪を長めに残しましょう。
そして、毛先のどちらか一方にカールを作って流しバングにすれば、大人っぽい前髪に仕上がります。
ここでのポイントはシースルーバングです。
おでこが見える程度の透け感で、明るい印象を残します。
カールを作ることで、ふんわり感も演出できて一石二鳥の前髪です。
前髪ぱっつんの大人シースルーバング
髪色がダークトーンの場合、ハサミを横にして前髪をパッツンにしても、大人っぽく仕上げられます。
さらに、シースルーバングに前髪カットすると、色っぽさもプラスできますよ。
濡れ髪になるように、スタイリング剤で調整するとかっこよく見えます。
しっとり系のヘアオイルで、自然に仕上げましょう。
前髪が長いかきあげバング
前髪カットでは毛先だけを切って長めに伸ばしていけば、かっこいい印象に仕上がります。
特にかきあげバングにして、おでこを出したスタイルがおすすめです。
毛先が外ハネになるように自分でアイロンを使ってセットすると、より流行りの前髪に仕上がるでしょう。
前髪以外の毛先もくびれを作ると、よりおしゃれで大人の女性を演出できます。
小顔効果も期待できるので、挑戦してみてください。
おしゃれに見える個性的な前髪
前髪カットで個性を出したいのなら、以下のポイントを意識してみてください。
- 左右非対称の長さに前髪カットをする
- 極端に短くしてみる
- 前髪だけ色を変える
周りと少し違う前髪にしたい人は、挑戦してみましょう。
オン眉バング
前髪カットで個性的にするなら、オン眉バングにしてみましょう。
オン眉バングとは、眉毛より上に前髪カットをすることです。
少し重めにすると、小顔効果も期待できます。
前髪が長い人はかなりイメージが変えられるので、イメチェンをしたい人にぴったりです。
前髪の幅を広くカットするのが流行りなので、意識して前髪カットしてみてください。
セットが楽なアシメバング
今の前髪に飽きてきたなら、アシメバングがおすすめです。
アシメバングとは、左右非対称の長さに前髪をカットしたスタイルになります。
髪型全体がシンプルであっても、前髪だけで印象を大きく変えられるでしょう。
片方を眉毛が見えるほどの短さにすると、難しいセットをしなくても横に流せます。
髪にツヤを出すためにヘアオイルをつけるだけで、おしゃれな髪型に早変わりしますよ。
バングカラーを使った前髪
前髪カットだけで満足できない個性派の人は、バングカラーも取り入れてみましょう。
バングカラーとは、前髪だけを染めるヘアカラーです。
部分的に染めるので、前髪カットも含めてすべて自分だけで気軽に挑戦できます。
明るい髪色を選ぶと、顔全体が明るくなり華やかに見えるでしょう。
韓国で流行った前髪なので、韓国ヘアが好きな方は試す価値ありです。
小顔効果でスッキリした印象になる重めな前髪
小顔効果を狙うために前髪カットをするなら、重めバングにしてみましょう。
- 上と下に分けて切る
- 極端に重くしすぎない
- 目の上ギリギリに切る
小顔効果だけでなく、目を大きく見せる効果もあります。
前髪カットだけで顔のコンプレックスをカバーできるのなら、挑戦しない手はありませんね。
韓国風フルバング
フルバングとは、目の上の長さで重めに切った前髪カットです。
韓国で注目されている前髪で、濡れ感をあえて出さないのが韓国風のフルバングになります。
韓国風のフルバングにしておでこを隠すことで、得られるメリットがたくさんあります。
それは小顔効果や、かわいい雰囲気が簡単に出せることです。
シースルーバングに飽きてきた人は、自分で広めに前髪を作ってみるのもいいでしょう。
斜めバング
斜めバングとは、斜めにカットをして作った前髪になります。
左右非対称ですが、分け目を8対2の割合にするのがポイントです。
アシメバングのように極端に左右差を作るのではなく、自然に流せる形にしてみましょう。
重めにカットすれば小顔効果が期待できるうえに、ヘアセットも時短できます。
前髪カットをするときは、切りすぎないように左右それぞれヘアクリップで分けておくと安心ですよ。
重め姫カット
姫カットは重めに前髪カットするだけでなく、顔周りの髪も横に切りそろえています。
平安時代の成人女性がする髪型に似ていることから、姫カットといわれるようになりました。
顔周りの髪が短いので、顔全体の小顔効果が期待できます。
フェイスラインに合わせてカットをするように注意すれば、大きな失敗はありませんよ。
難しくない髪型なので、自分で前髪カットをする際も気軽に挑戦してみましょう。
パーマでやわらかい印象をアップできる前髪
前髪カットを美容室でお願いする予定なら、前髪にパーマをかけてもらいましょう。
前髪のパーマはたくさんの種類があります。
なりたい雰囲気を決めておき、希望する髪型の写真を美容師さんに見せて相談すれば失敗されにくいですよ。
オン眉×ゆるふわパーマ
オン眉の前髪にパーマをかければ、さらにやわらかい雰囲気の髪型に仕上がります。
短い前髪は、アイロンを使って自分でセットするのは難しいですよね。
しかしパーマを使えば、簡単にセットができるんです。
幼く見える前髪なので、かわいい髪型が好きな人と相性がいいスタイルです。
うざバング×垢抜けパーマ
ウザバングとは、目にかかるほどの長さの前髪のことです。
目にかかる程度の長さがあると、色っぽく見える効果があります。
ウザバングにパーマをかけてもらうと、やわらかい印象が強くなるのがポイントです。
かわいいさと色っぽさの両方を楽しめるのに加えて、セットまで楽になりますよ。
どんな人でも似合いやすい前髪なので、美容室での前髪カットを考えている方におすすめです。
センターパート×パーマで大人カジュアル
センターパートとは、前髪を中央で分けた髪型です。
ストレートヘアだとモード感が強くなるため好みが分かれますが、パーマをかければどんな方にも似合うようになります。
前髪を伸ばしてセンターパートにする予定なら、美容室で前髪カットをしてもらいましょう。
ゆるめのパーマをかけて、大人カジュアルな髪型にしてもらってくださいね。
前髪カットで得られる効果
前髪カットは、前髪だけを切る方法ですが、さまざまな効果が期待できます。
まずは、簡単にイメージを変えられる点です。
自分でカットできるので気軽さがあり、少しの変化で希望のイメージに変えられます。
美容室で頼んでも、お手頃な価格でカットしてもらえるのが嬉しいポイント。
さらに顔周りを隠せるので、小顔効果もアップします。
若く見せたい人にもおすすめなので、気になる方は挑戦してみてくださいね。
美容室での前髪カットでよくある疑問
前髪カットは自分でできますが、自信がない人もいるでしょう。
そんな人は美容室で前髪カットをしてもらってください。
とはいえ、髪を切る行為そのものに不安に感じる人もいると思います。
そこでよくある疑問をまとめてみたので、参考にしてみてください。
セルフカットと美容室の違いは?
自分で前髪カットをするのと、美容室とでは何が違うのか気になる人もいると思います。
セルフカットと美容室の大きな違い
アドバイスを受けながら、難しいカットができるのが美容室との大きな違いといえます。
自分で切るのが不安なら、美容室で前髪カットをしてもらいましょう。
美容師さんは前髪カットに限らず、髪の専門家です。
くせ毛などの難しい生え方をした前髪であっても、希望通りの前髪に仕上げてもらえます。
また、パーマやカラーなどカット以外の施術をしてくれる点も魅力的ですね。
幅広いやり方でおしゃれにしてくれるので、確実に理想の前髪にしたい方は美容師さんにお願いしましょう。
美容室で前髪カットだけをお願いするのは迷惑?
前髪カットだけお願いするのを躊躇する人もいるでしょう。
結論、美容師さんに前髪カットだけを頼んでも問題ありません。
お客様の髪をきれいにするのが美容師の仕事です。
切るのが前髪だけであろうと、気にせずプロに任せてみてください。
ただし、前髪カットだけであろうと、予約をしてから美容室に行くのが鉄則です。
周りのお客様の迷惑になるので、アポなしで美容室に行かないようにしてくださいね。
前髪カットの金額はいくら?
「美容師さんにお願いすると、お金がかかるから」と自分で前髪カットをする人もいます。
カット料金が高いと思われがちですが、実は美容室の前髪カットはそこまで高くありません。
美容室にもよりますが、一般的に500円前後が相場です。
ワンコインで前髪をきれいに整えてくれるのなら、気軽に挑戦できますよね。
セットのやり方なども詳しく教えてくれるので、美容師探しのために前髪カットを使うのもおすすめですよ。
予約する必要はある?
前髪カットだけのときも、予約は必須です。
作業工程そのものは少ないですが、周りのお客様に迷惑がかかる可能性があります。
また初めて行く美容室で前髪カットをするときは、カウンセリングも入念に行うことがあります。
必ず予約をしてから、前髪カットをお願いするようにしましょう。
どの範囲まで切られる?
前髪カットをお願いしたら、どこまで髪を切られるのか不安になりますよね?
切られる長さは希望した前髪のスタイルや、担当の美容師さんにより異なります。
前髪以外を切られたくない場合は、写真を用意して希望の前髪を見せて、前髪以外を切られたくないことも伝えましょう。
明確に伝えたほうが、美容師さんとしても安心して前髪カットができます。
「嫌がられるかな?」と不安にならずに、気軽に相談してみてくださいね。
前髪カットが得意な美容師さんに頼もう!
せっかく前髪カットを美容師さんにお願いするなら、得意な人に任せたいですよね?
それなら、カウンセリングを丁寧にしてくれるかどうか見ておきましょう。
顔周りの髪の毛をカットするのは、髪を切るのに慣れた美容師でも慎重になります。
それは印象を大きく変える大事な部分だからです。
しっかり確認せずに、いきなりハサミを入れるような美容師さんは、ベテランであっても失敗するリスクが高まります。
口コミも含めて、美容師さんの情報をしっかり調べてから、前髪カットをしてもらってくださいね。