80年代に流行したソバージュヘアをご存知ですか?バブル期の昭和時代に大ブームを巻き起こしたこの髪型が、令和となった現代でリバイバル中なんです♡
今回は、現代風にアップデートされた注目トレンド“ネオソバージュヘア”についてチェックしていきます!
おすすめのデザインやヘアセットのやり方なども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね◎
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
そもそもソバージュヘアとはどんな髪型?
ソバージュヘアとは、ヘア全体に細かなウェーブを作ったヘアデザインのこと。
うねうねした繊細なカールが特徴的で、普通のゆる巻やミックス巻きとは異なる独特の雰囲気を持っています。
三つ編みを解いたあとの髪をイメージすると、わかりやすいかもしれませんね!
ソバージュヘアはもともと、1980年代に大流行した髪型です。
バブル期の象徴的ヘアスタイルとして、若い世代〜ミドル世代まで幅広い層の女性たちに支持されていました♡
令和で流行るのはネオソバージュヘア♡
80年代のトレンドヘアだったソバージュヘアですが、実は令和の時代でもリバイバルしつつあるのです!
現代風にアレンジされたソバージュヘアは、おしゃれさんたちの間で“ネオソバージュ”と呼ばれています◎
ネオソバージュと従来のソバージュヘアの違いは、抜け感があるかどうか。
昔のソバージュヘアでは、とにかく強くて細かいカールを仕込むのが定番でした。
前髪〜後ろ髪までしっかりウェーブさせ、スプレーでがっちり固めます。
盛り盛りのデザインで、隙がないような感じですね!
それに対し、現代のネオソバージュでは、ニュアンス感のある柔らかいウェーブを仕込みます。
派手なカールスタイルというよりも、どこかくせ毛っぽさのあるナチュラルな仕上がりにするのがポイントです♡
現代風ソバージュヘアをおしゃれに仕上げる3つのポイント
現代風のネオソバージュヘアをマスターするために、押さえておきたいポイントは3つあります。
《1》根本はのカールはゆるめにする
ネオソバージュヘアでは、頭のトップからウェーブを作りません。
中間〜毛先にかけてゆるめにカールさせることで、適度な抜け感を作りましょう!
トップがぺたっと潰れやすい場合は、アイロンで軽く立ち上げるのがおすすめ。
うねうねすぎるウェーブは作らず、あくまで根本をふんわりさせるように巻いてくださいね。
《2》ウェットな毛先で抜け感をプラスする
ネオソバージュヘアのスタイリングには、ウェットな仕上がりになるアイテムを使います。
おすすめは、オイル系orバーム系のスタイリング剤です♡
ヘア全体に揉み込むことで、表面のツヤ感がアップし、キューティクルが整います。
適度な束っぽさも加わり、こなれ感のある大人なシルエットが完成!
つけすぎるとベタベタして見えてしまうので、パール大を目安に馴染ませてくださいね♡
《3》短めレングスと合わせる
ソバージュヘアの昔っぽさをなくすには、合わせるレングスを工夫するのもポイントです!
昔のソバージュヘアの定番といえばロングヘア。
ミディアムよりも短い髪の毛とソバージュヘアを組み合わせるのは珍しかったとか。
ショート〜ボブなどの短めヘアなら、適度な抜け感が出てよりおしゃれに仕上がりますよ♡
近年のトレンドでもあるレイヤーカットやウルフヘアとと組み合わせるのもGOOD◎
現代のソバージュヘアはロング以外とも相性が良いので、お好みに合わせてアレンジしてみてくださいね。
ネオソバージュヘアのおすすめデザイン11選
ここからは、ネオソバージュヘアのおすすめデザイン11選を見ていきましょう!
ロング〜ショート・ボブそれぞれのレングスにマッチするソバージュアレンジを、minimo roomが厳選してご紹介します♡
ネオソバージュヘア×ロング
ネオソバージュヘア×ロング×王道くるくるカール
ソバージュヘア特有のうねうねカールが活きる、ロングヘアとの組み合わせ。
トップからしっかりめにカールさせたデザインは、昔からある王道のソバージュヘアをイメージさせます◎
ヘア全体に自然な濡れ感をプラスさせれば、昭和のバブリーな雰囲気になりすぎる心配もありません!
ネオソバージュヘア×ロング×大きめウェーブ
ボリューム感たっぷりの大きめウェーブが印象的なネオソバージュヘア♡
空気を含んだようなエアリーなシルエットなので、胸〜腰まであるようなロングヘアでも重たく見えません。
大きめウェーブのソバージュは、太めのコテでざっくり巻いて作るのがおすすめですよ!
ネオソバージュヘア×ロング×オン眉
顔まわりにアクセントを出しやすい、オン眉合わせのネオソバージュヘア◎
前髪もしっかりウェーブさせることで、統一感のあるアレンジが完成するでしょう。
写真のような細かいソバージュウェーブは毛先がチリチリして見えやすいので、オイルorバームを使って保湿するのも忘れずに♡
ネオソバージュヘア×ロング×シースルーバング
束感のあるシースルーバングを合わせて、大人っぽいデザインのネオソバージュヘアにチャレンジしてみましょう◎
カールを少しゆるめにすることで、デイリーヘアとしても馴染みやすくなります。
ヘア全体に適度な軽さを出すために、短めのレイヤーを仕込んでも良いですね!
ネオソバージュ×セミロング・ミディアム
ネオソバージュヘア×セミロング・ミディアム×ニュアンスカール
ソバージュヘア初心者さんにおすすめなのが、ナチュラルなニュアンスカールで再現したデザイン。
くせ毛のようなゆるめのウェーブで、自然なシルエットに仕上げましょう!
写真のようなウルフカットと合わせれば、より現代風のアンニュイなソバージュアレンジが完成します♡
ネオソバージュヘア×セミロング・ミディアム×ボリュームウェーブ
ボリューミーなうねうねカールで、ヘア全体をふんわり仕上げたネオソバージュヘア♡
しっかりカールさせることで、顔まわりにも自然な動きが出るでしょう◎
ウェーブのサイズを小さくすればカジュアル寄り、大きくすればガーリー寄りのデザインに仕上がります!
ネオソバージュヘア×セミロング・ミディアム×レイヤーカット
トレンドのレイヤーカットと組み合わせた現代風のソバージュアレンジ。
透け感のある軽やかなシルエットは、ヘア全体にアンニュイなこなれ感を演出してくれます♡
ゆるめにかけたカールをしっかりほぐして、あえて無造作な感じに仕上げるのがポイントです◎
ネオソバージュ×ショート・ボブ
ネオソバージュヘア×ショート・ボブ×マニッシュウルフ
マニッシュなシルエットのウルフボブは、強めのソバージュヘアでアレンジしてみましょう!
クールな雰囲気に適度な遊び心がプラスされて、おしゃれ上級者な髪型に仕上がります◎
短い髪はヘアの表面に動きを出す音が難しいですが、ベースにウルフカットを仕込むことで、自然なメリハリが出ますよ!
ネオソバージュヘア×ショート・ボブ×切りっぱなしカット
顔まわりにアクセントができる切りっぱなしボブは、丸みの強いウェーブカールでガーリーに仕上げるのがおすすめ♡
後ろ下がりのシルエットにすることで、ほどよくフェミニンな可愛らしい雰囲気にまとまります。
!レイヤーが全く入っていないデザインはヘア全体が重く見られやすいので、明るめのヘアカラーでバランスを取るのもありでしょう!
ネオソバージュヘア×ショート・ボブ×ハンサムショート
ジェンダーレスなかっこよさを持つハンサムショートは、ゆるめのソバージュカールでラフに仕上げましょう。
スタイリッシュなシルエットに適度な柔らかさがプラスされて、フェイスラインにも馴染みやすくなりますよ◎
襟足を長めに残して、少しウルフっぽくアレンジするのもGOOD。
よりトレンド感のあるシルエットが完成します!
ネオソバージュヘア×ショート・ボブ×ベリーショート
全体の毛足を短くカットしたベリーショートでも、ソバージュヘアはしっかりマッチします◎
丸みのある細かなウェーブが、シンプルなベリーショートのシルエットを華やかに見せてくれるでしょう!
個性的なデザインなので、「まわりと被らないネオソバージュヘアにしたい!」という女性におすすめです♡
ネオソバージュヘアのやり方
続いては、ネオソバージュヘアの簡単なやり方を解説していきます。
ソバージュヘアを作る方法は主に3つ。
- 三つ編みで作るネオソバージュヘア
- コテで作るネオソバージュヘア
- パーマで作るネオソバージュヘア
同じソバージュヘアでも、作り方次第でデザインに細かな違いがあります。
好みのデザインを見つけて、おしゃれなソバージュヘアをマスターしましょう♡
《1》三つ編みで作るネオソバージュヘア
三つ編みで作るソバージュヘアは、昔からある伝統的なアレンジです。
3種類あるやり方のなかでも特にシンプルかつ簡単にできるので、ソバージュアレンジ初心者さんにもぴったり♡
不器用でヘアアレンジが苦手な人は、まず、三つ編みバージョンのやり方から練習してみましょう!
三つ編みで作るネオソバージュヘア
- 髪の毛を後頭部で2つに分ける。
1つの毛束を取って、さらに3つの毛束に分ける。 - 3本の毛束のうち一番右側にある毛束を、真ん中の毛束に上からクロスさせる。
次に、一番左側の毛束を、真ん中の毛束に上からクロスする。 - 毛束をキュッと引っ張って、編み目を引き締める。
- 2〜3の動作を毛先まで繰り返し、ゴムで結ぶ。
そのまま就寝or3時間以上放置する。 - ゴムを解き、編み込んだ毛束を手ぐしでほぐす。
《2》コテで作るネオソバージュヘア
コテで作るネオソバージュヘアは、ふんわりとした柔らかいウェーブが特徴的です。
三つ編みやパーマのうねうね感が強いソバージュと異なり、丸みのあるカールが完成します。
コテの太さを変えるだけでウェーブのサイズも変えられるので、お好みに合わせてデザインしてみましょう!
コテで作るネオソバージュヘア
- 目の粗いブラシでヘア全体をざっくりとかす。
- 160度前後に温めたコテを用意し、ヘアの中間を軽く挟む。
- 10秒ほど動かさずにキープし、ゆっくりコテを外す。
コテの形がそのまま髪に移っていればOK。 - コテを反対向きに持ち替えて、先ほどのカールの下の髪を同じように挟む。
- コテの丸みを活用して、交互にカールを作っていく。
- ヘア全体を巻き終えたら、熱が冷めるのを待ってからカールを手ぐしでほぐす。
《3》パーマで作るネオソバージュヘア
パーマで作るネオソバージュヘアは、くっきりとした綺麗なうねうねカールが魅力です。
また、カールの持ちもよく、直毛〜くせ毛まで髪質を問わず馴染みますよ◎
ソバージュ専用のロッドがあるわけではないので、一般的にはスパイラル・ツイスト系のパーマを代用する場合が多いです。
ここでは、パーマのやり方ではなく、ヘアセットのやり方を解説していきます。
パーマで作るネオソバージュヘア
- オイルorバームをパール大くらい取り出す。
- 手のひらの上で馴染ませたあと、後頭部の襟足から逆毛を立てるように揉み込んでいく。
地肌にはつけず、あくまで毛先にだけつける。 - 毛束を少量つまみながら、毛先に束感を作っていく。
- 残ったスタイリング剤を前髪にも揉み込んで、濡れ感をプラスする。
- 全体のシルエットを整えたら、完成。
流行りのネオソバージュでレトロヘアを今風にアレンジ♡
アレンジ次第で現代風にアップデートできるソバージュヘア♡
ウェーブの強さや大きさを工夫して、自分なりのネオソバージュを楽しんでみてくださいね!