カラーバターの色見本6選!基本的な使い方から活用アイディアを一挙紹介
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    カラーバターの色見本6選!基本的な使い方から活用アイディアを一挙紹介

    カラーバターは、発色のいい髪色にしたい時に使えるアイテムです。
    使い方は簡単。ボールなどの容器に入れておき、髪の毛の水気を切って塗布するだけで色が付きます。
    もちろん人気があるので、各メーカーがいろいろな種類のカラーバターを用意しており、色のレパートリーも豊富です。
    薬局や量販店でも販売されており、身近で買えるのもメリットですよね。
    今回は、おすすめの使い方や混ぜ方まで幅広く紹介するので、参考にしてみてください。

    ※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
    ※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
    ※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。

    カラーバターとは?

    カラーバターとは、髪の毛の色を染めるアイテムのひとつです。
    通常のヘアカラー剤とは違う仕組みで染まるので、気軽にセルフカラーが楽しめます。
    発色のよさも大きな魅力のひとつ。
    さまざまな色が出ているので、挑戦したいと感じる人も少なくないでしょう。

    ただし、気軽にヘアカラーを楽しめる代わりに、カラーバターを使う時には意識するべきポイントもあります。
    色持ちなどが気になる人のために、カラーバターについてまとめてみました。

    人気のカラーバター

    カラーバターが人気な理由は、発色のよさです。

    通常のヘアカラーは、髪の毛の内部まで色素を浸透させて色を染めていきます。
    それに対してカラーバターは、表面に付着させて発色させるところが大きな違いです。
    つまり、基本的に誰でも髪の毛の色味をコントロールできます。

    カラーバターのメリット

    表面に付着するから塗布後のダメージも気にならない!気軽に染められる!

    カラーバターは染めるのも簡単で、全国にある薬局や量販店でも気軽に手に入るのが魅力。
    特に以下のようなメーカーが注目されています。

    • エンシェールズ
    • マニックパニック
    • ビューティーン など

    同じ色のカラーバターでも、メーカーによって色味に若干の違いがあります。

    編集部・関
    編集部・関

    自分好みの色に染めたい人こそ、さまざまなメーカーを試してみてくださいね。

    人気があるカラーバターの色見本6選

    カラーバターは発色がいいので、用意されている色の種類も豊富です。
    どんな色がいいのかわからない人のために、人気の6色をまとめてみました。

    基本的にブリーチをしてからカラーバターを使ったほうが、カラーバターのメリットを活かせますよ。
    落ち着いた色が好きなら、黒髪のような暗めの色の状態で使ってみてくださいね。

    アッシュミルクティー

    アッシュミルクティーは、トレンドになっている色味です。
    おしゃれな人ほど、挑戦したくなる色ではないでしょうか?

    黄色とアッシュが混ざっているので透明感が出せます。
    寒色系の色味が似合うのはブルベの人。
    肌の色で色選びをすると似合わせしやすいのでおすすめです。

    編集部・関
    編集部・関

    元の髪の毛の明るさによって、落ち着いたように見えるのもおすすめポイント。
    好みに合わせて明るさを調整してみてください。

    ピンク系カラー

    カラーバターを使うなら、ピンクも挑戦しがいがある色味のひとつです。
    赤みが強く出るので、日本人でも挑戦しやすい色味でしょう。

    暖色のひとつですが、反射率が高く、ツヤが出やすいのも大きなポイントです。
    カラーバターだとトリートメント効果によって、よりいい具合に染まってくれます。
    髪の毛が乾燥気味の人も挑戦してみてください。

    編集部・関
    編集部・関

    通常のヘアカラーだと、早く色が落ちやすいですが、カラーバターだと比較的長く持ちます。
    傷みを抑えながら染められるので、ピンクの色味が好きな人ほど試してみてください。

    ネイビーブルー

    ネイビーブルーは、比較的暗めの青に近いカラーバターです。
    落ち着いた色味になるので、目立つのが苦手な人は試しやすいでしょう。

    トリートメントなどで薄めて使うと、比較的明るめの青色に仕上がります。
    寒色が好きでカラーバターを混ぜて使う予定なら、1つ持っておくと便利です。

    編集部・関
    編集部・関

    落ち着いた色が出せるので、色ムラも少ないと思います。
    カラーバターの仕上がりが不安な人は、とりあえずネイビーブルーから使ってみてはいかがでしょうか?

    オレンジ系カラー

    オレンジは比較的ビビットで、華やかなイメージが出せるカラーバターです。
    イエベの人ほど似合いやすいですが、ブルベでも肌の透明感がアップして使いやすいでしょう。

    単色だと目立ちすぎるという人は、ワンポイントカラーとして使うのもおすすめです。
    カラーバターでオレンジはあまり見られない色なので、差別化にもいいですね。

    編集部・関
    編集部・関

    オレンジは、人によって色持ちがよくないという声もあります。
    カラートリートメントなどを使って、色持ちをキープできるようにするのもいいですね。

    レッド系カラー

    ピンクよりも赤みが強いのがレッド系のカラーバターです。
    比較的濃い色というだけあり、肌を白く見せられるので、色白効果を狙いたい人は挑戦してみましょう。

    その時は肌に馴染みやすいように、元の髪色にブラウンのような色味を残してカラーバターを使ってみてください。
    落ち着いたイメージになるのでカラーバター初心者にもおすすめです。

    編集部・関
    編集部・関

    また、レッドはさまざまな種類があるので、自分のイメージに合った色味を探してみてください。
    はっきりした赤にしたいのなら、しっかりブリーチをして色を抜いてみてください。

    モカブラウン

    モカブラウンは、赤みがあるブラウンです。
    自然な色味なので、落ち着いたカラーが好きな人でも挑戦しやすいでしょう。

    白髪がある人でもまだら模様になりにくいので、試す価値はあります。
    その時は、白髪の数が少ない状態で使ってみてください。
    ハイライトカラーのようにアクセントになり、立体感が出やすくておすすめです。

    編集部・関
    編集部・関

    カラーバターの色が派手で困っている人は、モカブラウンと混ぜてみてください。
    自然な色味に仕上がりやすいので、混ぜる時に重宝しますね。

    基本的なカラーバターの使い方

    カラーバターは、独特なヘアカラー剤です。
    通常のヘアカラー剤よりはカラートリートメントのような位置づけで捉えるのが良いでしょう。

    編集部・関
    編集部・関

    準備するものは、ボールなどの容器と髪の毛に塗布するためのハケ、ワセリン、体を覆うゴミ袋があれば問題ありません。
    手袋まであれば安心です!

    カラーバターは表面に付着するため、肌に付着しても色が染まるのでご注意。
    ワセリンやごみ袋でカバーしながら塗布すれば、髪の毛だけをきれいに染めることができます。

    • ボールなどの器にカラーバターを入れておく
    • 頭を洗ってきれいにする
    • タオルで水気を拭き取る
    • 一部の髪の毛の内側だけに塗って発色を確かめる
    • 毛先までムラなくきれいに塗る
    • 頭全体にラップを巻いて20分ほど放置する
    • ぬるま湯ですすぎ残しがないように洗い流す

    カラーバターの活用アイディア2選

    発色のよさが特徴のカラーバターだからこそ、中には色が濃いと感じる場合も。
    そんな人のために、以下の2パターンの使い方も紹介します。

    カラーバターの活用アイディア2選

    • 混ぜて楽しむ
    • 薄めて楽しむ

    上記の2パターンを使ったとしても、放置時間が長すぎると効果が出にくくなります。
    正しい時間を守りながら、自分でちょうどいい使い方を見つけてみてくださいね。

    編集部・関
    編集部・関

    ちなみに、カラーバターはトリートメントそのものなので、トリートメントを使った後のシャンプーは不要ですよ!

    《1》混ぜて楽しむ

    カラーバターが人気の理由のひとつは、混ぜて楽しめるという特徴があるからです。
    色素を表面に付着させられるからこそ、絵の具のように混ぜても髪を染められます。

    色を混ぜる時のポイント

    ただし、髪の毛そのものの色も考えて調合してみてください!
    希望の色味に近づけたいのなら、脱色してから使うとわかりやすくなりますよ。

    混ぜ方としては、ボールのような容器にカラーバターを入れて、マドラーなどで混ぜ合わせるだけです。
    あとは上記で紹介した染め方と同様に、髪の毛に塗布していきましょう。

    《2》薄めて楽しむ

    カラーバターは、発色がよすぎて、濃いと感じる時もあると思います。
    そのときは、カラーバターをトリートメントと混ぜて薄めるのがおすすめです。

    薄め方のポイント

    最初はトリートメントを多めにして、カラーバターのほうが量を少なめで様子を見ましょう。
    目分量でもわかるようになってきてから、カラーバターの割合を徐々に増やしていくイメージです。

    カラーバターは、表面に付着するものなので、トリートメントとの相性はいいと思っていいでしょう。
    もちろん今使っているものが、コンディショナーならトリートメントを使う必要はありません。
    べたつきが気になるなら、洗い流す時にしっかりぬるま湯で洗い流してみてください。

    カラーバターを使う時の注意点

    カラーバターは、気軽に髪の毛を染められるのがメリットですが、一方でデメリットもあります。

    カラーバターを使うと、いつも利用している美容室でのカラーの邪魔となる可能性があります。

    また、表面に色素が付着すれば、通常のヘアカラーをする時に浸透力が落ちるリスクが上がります。

    不安な人は、先に担当美容師さんへ相談してからカラーバターを使うようにしましょう!

    《カラーバターに関するFAQ》

    カラーバターの色持ちはどれくらい?

    カラーバターは、髪の毛表面に付着して髪を染めていきます。
    簡単には落ちませんが、表面に付いている以上、通常のヘアカラーよりは色持ちはよくありません。

    色持ちの期間

    カラーバターで髪の毛を染めてから、長くて1ヶ月前後色持ちします。
    ただし、色や染める前の状態や色によって個人差があります!

    カラーバターの中でも、濃い色をしているものなら、1ヶ月以上は色持ちするものもあります。
    中には2ヶ月ほど持つものもあるので、色持ちを気にする人は濃い色を選んでみてください。

    さらに色持ちをよくしたいのなら、今使っているシャンプーを洗浄力の抑えた種類に変えてみましょう。
    シャワーの温度もぬるま湯にすると、さらに色持ちがよくなりますよ。

    編集部・関
    編集部・関

    髪の毛の表面にカラーバターが付着するので、髪の毛を労わる意識が大事ですね。

    カラーバターは白髪や黒髪にも使える?

    カラーバターの魅力は、とにかく気軽に使えるところ。
    ここで気になるのは、どんな人でも使えるのか?というところではないでしょうか?

    • 黒髪:少し染まりにくい
    • 白髪:まだらになってしまい、綺麗に染まりにくい

    カラーバターのよくある疑問の中で、この2つは知っておいて損はありません。

    編集部・関
    編集部・関

    これがどういう意味なのか、もう少し詳しく見てみましょう。

    黒髪にカラーバターをした場合

    通常のヘアカラー剤だと、黒髪の状態で染めると発色はそこまでよくありません。
    カラーバターを使ったとしたら、どの程度の違いがあるのでしょうか?

    黒髪にカラーバターを使った結果

    あまり発色はよくならない!できるだけブリーチで脱色をすると発色はよくなる!

    これは、通常のヘアカラーと同じです。
    もちろん黒髪でのカラーバターは使えますが、発色をよくしたい人はブリーチを使いましょう。
    逆に落ち着いた色味にしたいのなら、黒髪でカラーバターを使うとさりげなくおしゃれを楽しめます。

    白髪にカラーバターをした場合

    ブリーチで脱色してからカラーバターを使えば、発色がよくなると上記で紹介しました。
    これは白髪でも同じです。

    白髪にカラーバターを使った結果

    白髪の部分だけ発色がよくなるので、色がまだら模様になってきれいな色に染まらない可能性がある!

    髪の毛全体が白髪になっている人が、カラーバターを使えば問題ありません。
    しかし、少しでも黒髪の部分が残っていると、発色のよさがあだとなる可能性があります。
    白髪染めの代わりに、カラーバターを使おうと思っている人は要注意です。

    カラーバターが得意な美容師を探すと希望の髪色になれる!

    カラーバターは、通常のカラー剤と違って、表面に色素が付着します。
    ダメージが少ないので誰でも挑戦しやすく、気軽さが大きな魅力のひとつです。
    ただし、色ムラや色落ちまで考慮すると、セルフカラーにもリスクがあります。

    仕上がりに満足できそうにないのなら、カラーバターが得意な美容師さんを探してみてください。
    美容室の検索は簡単にできますが、美容師探しに苦労している人も少なくないでしょう。

    それならミニモがおすすめです。
    詳しい情報が美容師さんごとに違うので、カラーバターについても紹介されていますよ。

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    text byメガネ

    美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。