梅雨時期になると、「可愛くヘアセットしたのに汗や湿気で台無し」なんてことありますよね。
今回は、汗や湿気から大事な前髪を守る方法をご紹介します!
外出先でできる前髪の応急処置や、うねらない前髪を作るための秘訣なども併せて解説。
ぜひ参考にしてくださいね◎
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
夏は汗や湿気による「前髪崩れ」が気になる時期!
梅雨〜夏にかけて増えてくる、汗や湿気による前髪崩れ。
「おでこの汗で前髪がうねる」「湿気で前髪のカールが取れる」など、この時期特有のお悩みを抱えている人は多いでしょう。
本記事では、これからの季節に大活躍してくれるとっておきの秘策をご紹介◎
汗や湿気でうねらない前髪の作り方や、外出先ですぐにできる応急処置のやり方など、気になる情報を詳しく解説していきます!
本格的な梅雨が始まる前にチェックして、今年の夏を乗り切りましょう♡
汗や湿気による前髪の崩れ方は2つ!
汗や湿気が原因の主な前髪トラブルには、「うねり」と「ベタつき」があります。
どちらも汗や湿気などの水分が原因で引き起こされるものです。
「うねり」が起こりやすい人って?
うねりやすい人は、もともとの髪質がくせ毛である場合が多い傾向にあります。
くせ毛さんは髪の内部にある水分量が少ないので、空気中の水分を余分に吸い込む性質を持っています。
おでこの汗も水分となって一緒に吸収されるため、湿度・気温が上がる梅雨〜夏の時期は髪がうねりやすくなるのです。
「ベタつき」が起こりやすい人って?
ベタベタしやすい人は、もともとの髪質が直毛(ストレート)である場合が多いです。
くせ毛さんのようにうねりで前髪が膨張することはないですが、その反面カールのキープ力がないのが難点。
そのため、せっかくきれいに前髪を巻いても、湿気や汗ですぐにべたっとつぶれてしまうのです。
どうして汗や湿気で前髪が崩れるの?
汗や湿気で前髪が崩れる理由は、髪が必要以上に水分を吸収してしまうからです。
くせ毛さんの場合でも、直毛さんの場合でも、基本的には髪の水分バランスが崩れることでうねりやベタつきが生じます。
髪の内部の水分量は、多すぎても少なすぎてもよくありません。
適切なバランスを保たないと、うねりで広がったり、ベタベタになってつぶれたりしてしまいます。
特に梅雨〜夏にかけては空気中の湿度が高く、汗もかきやすいもの。
加えて、おでこや顔は全身のなかでも特に汗でべたつきやすく、髪の毛との密接度も高くなります。
結果的に、前髪やサイドバング周辺でヘア崩れが発生しやすいのです。
外出先で前髪が崩れたときの対処法
ここからは、外出先で前髪が崩れたときの対処法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
《1》ベビーパウダーを叩く
1つ目は、ベビーパウダーを活用するやり方。
汗や湿気でうねりやベタつきが目立つ前髪に、ベビーパウダーを叩くだけの簡単な応急処置法です。
持ち運び用に小さなパウダーを用意しておくと、出先で前髪が崩れたときもサッと直せますよ◎
吸油性の高さが魅力のベビーパウダーには、肌の油分や水分を吸収する効果があります。
髪についた余分な皮脂・水分も吸い取ってくれるので、べたっとまとまった前髪をサラサラに戻してくれるのです♡
ベビーパウダーはドラッグストアでゲットでき、価格も比較的お手頃です。
中学生・高校生でも取り入れやすいでしょう。
やり方
- ティッシュで髪の毛についた油分・汚れ・水分を軽く拭き取る。
- くしで前髪をとかす。
- ベビーパウダーをパフに少量取り、前髪の根元からつけていく。
つけすぎ防止のため、軽く叩きながらのせるのがポイント。 - 前髪の毛先までパウダーをのせて、しっかり馴染ませる。
- 再度前髪をくしでとかし、毛流れを整える。
- 必要であればサイドバングにも同じようにパウダーを馴染ませる。
ベビーパウダーの代用品はある?
ベビーパウダーがない場合は、普段使用しているフェイスパウダーを代用してもOK。
ただし、ベージュやピンクなど色付きパウダーは髪につけるとムラになる・色浮きするので、クリアタイプを選ぶようにしましょう。
クリアタイプのパウダーでもつけすぎると白くなってしまうので、少量ずつ重ねるのがポイントです◎
《2》ドライシャンプーを使う
2つ目は、ドライシャンプーを活用するやり方。
ドライシャンプーとは、水を使わずに頭皮のベタベタ・うねり・匂いなどをマスキングできるアイテムのことです。
洗い流す必要がないので、出先でも気軽に使用できます◎
前髪のベタつきやうねり解消におすすめなのは、スプレータイプのドライシャンプーです。
ドライシャンプーのなかでも特に定番のタイプで、多数のメーカー・ブランドから販売されているため、ドライシャンプー初心者さんでも手に取りやすいでしょう。
また、前髪のみの応急処置であれば、シートタイプもGOOD。
スプレータイプほどメジャーではないですが、気になる部分を拭き取るだけで良いので、扱いは比較的簡単です。
気になる部分にシュッと軽く吹きかけるだけで、洗い立てのようなサラサラ前髪が復活します!
最近ではヘアフレグランスの効果を兼ねているものもあり、汗の匂いまで一緒にケアできちゃいますよ♡
やり方
- ティッシュで髪の毛についた油分・汚れ・水分を軽く拭き取る。
- くしor手ぐしで前髪をとかす。
- ドライシャンプーを前髪から15〜20センチ離して吹きかける。
根元から毛先に向かってスプレーするのがコツ。 - 指の腹を使って頭皮を軽くマッサージする。
スプレーと髪の毛がしっかり馴染んだらOK。 - くしで根元からとかし、毛流れを整える。
《3》カーラーorコテで巻き直す
3つ目は、カーラーorコテで髪を巻き直すやり方。
ベビーパウダーやドライシャンプーだけでは前髪が復活しない場合、ヘアセット自体を簡単に手直しするのがおすすめです◎
手軽にお直ししたい場合は、前髪用のカーラーが役に立ちます。
カーラーならメイクポーチにすっぽり入るので、そこまで荷物がかさばる心配はありません。
外出先で使用するカーラーは、普段使っているものよりも細いものを選びましょう。
太めのカラーよりも短時間ではっきりとカールがつきやすいです。
汗や湿気でつぶれた前髪に、ふわっときれいなカールが戻りますよ!
よりしっかりお直ししたい場合は、持ち歩き用のミニコテを活用するのがおすすめ。
コードレスタイプを選べば、コンセントのない場所でもささっとお直しできます◎
やり方
- ティッシュで髪の毛についた油分・汚れ・水分を軽く拭き取る。
- くしor手ぐしで前髪をとかす。
- カーラーを前髪に巻きつけて、3〜5分ほど放置する。
コテの場合は、前髪を真ん中とサイドの3つの毛束に分けて、それぞれ低温で巻けばOK。 - カーラーを上に引っ張りながら外す。
前髪がふわっとおでこから離れていれば大丈夫。巻きが足りない場合は、もう2〜3分ほど放置する。 - 手ぐしで髪をとかしながら、毛流れを整える。
汗や湿気でうねらない前髪を作る方法
続いては、汗や湿気でうねらない前髪を作る方法をチェックしていきましょう!
先ほどご紹介した対処法は、あくまでも一時的な解決方法に過ぎません。
汗によるヘア崩れを防ぐには、ヘアケアやスタイリングの段階で対策しておくのが大切です◎
毎日のヘアケアを見直す
汗や湿気で髪が崩れやすい人は、毎日の自分のヘアケアの見直しをしてみましょう。
特に、カラーリングや日々のアイロン・コテの熱などでヘアダメージが蓄積している人は注意が必要です。
ダメージが進行した髪は、内部の水分バランスが崩れてしまいます。
キューティクルに穴が空き、その空洞に大気中の湿気や汗が入り込むのです。
過剰に水分を取り込んだ髪は膨張するので、うねりやごわつきを引き起こします。
取り入れて欲しいヘアケアの習慣
- ダメージ補修効果のあるトリートメントを使う
- ヘアオイルで摩擦・乾燥によるダメージを軽減させる
- 入浴後は自然乾燥させず、タオルドライ+ドライヤーでしっかり乾かす
- 紫外線対策を徹底してUVによるダメージを防ぐ
- コテやアイロンを使う場合は温度を上げ過ぎない(最高でも190度まで)
ダメージ補修効果のあるシャンプーやトリートメントを使ったり、ヘアオイルで摩擦や乾燥を防いだり。
毎日続けることで、うねりにくい前髪を作れますよ!
入浴後の水分を含んだ髪は、できるだけ早く乾かすのが大切。
自然乾燥は髪のうねりや広がりを助長するだけでなく、フケや痒みを招く原因にもなります。
タオルドライである程度の水分を飛ばしたら、ドライヤーでブローしながら丁寧に乾かしてください。
また、日中の紫外線も髪のダメージを強める大きな原因となります。
特に夏は紫外線の量が急激に増えるので、ヘアケアと一緒に紫外線対策もしておくとGOOD。
髪の毛用の日焼け止めスプレーを使う・帽子を被るだけでもUVカット効果はありますよ◎
コテやアイロンの熱も当然ヘアダメージを加速させます。
高い温度で巻くと髪が痛みやすいので、できるだけ低い温度で巻くのが良いでしょう。
同じ場所に何度もコテを当てるのも避けるようにしてください。
前髪の毛量を減らしておく
毛量が多いと髪が湿気や汗を拾いやすくなり、その結果うねりやベタつきが目立つことになります。
もともと髪が多い・前髪を厚めにしている人は、前髪の量を減らしておくのがおすすめです◎
サロンでカットしてもらう場合は、前髪とサイドバングに軽めのレイヤーを入れてもらうと良いでしょう。
前髪を下ろしたときに、おでこが少し透けるくらいの毛量がベスト。
自分でカットする場合は、前髪の幅を少し狭めにとるのがコツです。
いきなりブツっと切ってしまうと調整が効かないので、少しずつ毛量を増やしながらカットしていくと良いでしょう。
梅雨〜夏におすすめの前髪
- シースルーバング
- 2wayバング
- シースルーぱっつん
- 流し前髪
- エゴマの葉前髪
毛量の少ない前髪は、汗や湿気によるベタつきが目立ちにくいのも嬉しいポイント。
重めのぱっつんだと前髪のベタベタ感もはっきりしてしまいますが、もともとシースルーの前髪なら多少の束感も悪目立ちせずに馴染みます◎
ワックスやスプレーで形をキープする
汗や湿気で型崩れしやすい前髪は、事前にワックスやスプレーで固めておきましょう。
時間が経ってもきれいな状態の前髪を維持できます◎
「前髪全体がガチガチに固まるのは嫌」という場合は、スプレーを吹きかけたくしで前髪をとかすだけでもOK。
ふわっと感を残しながら、適度にキープできますよ♡
ただし、つけすぎには注意が必要です。
皮脂や汗と混ざることで、髪に余計なベタつきを生む原因になるので注意しましょう。
縮毛矯正やパーマをかけておく
元々の髪質がうねりやベタつきを引き起こしやすい場合は、事前に縮毛矯正・パーマをかけておくのも手です!
他の方法に比べてコストがかかりますが、汗や湿気によるヘア悩み改善にはかなりの効果を期待できます◎
湿気でうねりが出やすいくせ毛さんは、縮毛矯正orストレートパーマがおすすめ。
水分を吸い込んでも髪がうねりにくくなるので、汗をいっぱいかいたあとはもちろん、プールや海などのレジャーでもきれいな前髪をキープできます。
湿気で髪がべたつきやすい直毛さんには、前髪パーマがおすすめ。
ワンカールのパーマをかけておけば、湿気や汗で前髪がべたっとつぶれても、乾けば綺麗なカールが戻ってきますよ♡
おでこにだけ大量の汗をかく場合は要注意
おでこにばかり大量の汗をかく場合は、少し注意が必要です。
前髪が崩れる以前に、体が危険サインを出している可能性もあります。
おでこや顔に汗をかく原因
- 自律神経の乱れ
- 女性ホルモンの乱れ
- 汗腺の働きの低下
自律神経や女性ホルモンの乱れは、ストレス・疲労・運動不足から訪れるといわれています。
「やたらおでこや顔にばかり汗をかくな」と感じたら、一度日々の生活を見直してみると良いかもしれませんね◎
汗や湿気に負けない前髪で可愛いをキープしよう♡
この時期、汗や湿気による前髪のお悩みは尽きませんよね。
簡単な応急処置法を覚えておけば、出先で前髪が崩れてしまったときも安心です◎
併せて日々のヘアケアやヘアセットのやり方を工夫すれば、より汗や湿気に強い前髪が作れますよ!
可愛い前髪をキープして、これからの暑い季節を乗り越えましょう♡