抜け感のあるヘアアレンジには欠かせない後れ毛。しかし「後れ毛を作ったけれどなんだか垢抜けない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
今回は、こなれ感のある後れ毛を作るポイントやおすすめ後れ毛ヘアスタイルをご紹介します。
後れ毛のセルフカット方法や巻き方も解説するので、ぜひ参考にしてください♡
※本記事で紹介するのはあくまで一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
後れ毛とは「あえて残した髪」のこと!
後れ毛とは、髪を結んだときにえりあしやもみあげ部分に残る髪のことです。
すべての髪をキチッと結ぶよりもふんわりと抜け感のある印象に仕上がります。
また、後れ毛はフェイスラインを自然にカバーできるため、小顔に見せられるのも魅力。
普段、髪を耳かけすることが多い人や、ヘアアレンジが好きな人におすすめです。
後れ毛はダサい?おしゃれに仕上げる3つのコツ
「後れ毛を作ってみたいけれど、ダサく見えないか心配…」
このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
ここからは、後れ毛をおしゃれに仕上げるコツを3つご紹介します。
ダサ見えを避けて、こなれ感のある後れ毛ヘアに仕上げたい人はぜひ参考にしてください。
後れ毛の長さや量に気をつける
後れ毛は長さや量がとても重要です。
後れ毛が長すぎたり量が多すぎたりすると、だらしない印象に見えてしまいます。
もみあげ部分に後れ毛を作る場合は、アゴのラインくらいの長さがおすすめです。
量も多く取りすぎないようにして、少量ずつ引き出して調節しましょう。
軽く巻いて動きをつける
後れ毛は軽く巻いて動きをつけると、よりこなれ感がアップします。
内巻きやS字カールなど、好みに合わせてゆるっと巻いてふんわり仕上げましょう。
ただし、強く巻きすぎるとダサ見えの原因になりかねないため要注意!
髪に軽く動きをつける程度の強さで巻くと、今っぽい雰囲気のヘアスタイルに仕上がりますよ。
スタイリング剤をつけてパサつきを防ぐ
後れ毛は仕上げにスタイリング剤をつけて、パサつきを防ぎましょう。
乾燥でパサついた後れ毛は、疲れた印象になるため老け見えの原因になります。
スタイリング剤は、ほどよい束感が出るオイルやバームタイプをチョイスすると◎
また、持ち運びにぴったりなスティックタイプなら、出先でパサつきが気になる際もパパッとお直しできて便利ですよ。
後れ毛をオーダーするときのポイント2つ
後れ毛をオーダーするときのポイントを2つご紹介します。
理想の後れ毛に仕上げたい人は、美容室に行く前にチェックしてください。
後れ毛の長さや作る場所を事前に決めておく
髪をカットする前に、美容師さんと相談して後れ毛を作るポイントや長さを決めておきましょう。
どこに後れ毛を作ればいいか迷う場合は、もみあげ・こめかみ・耳の後ろなどがおすすめです。
また、どのくらいのカール感で巻きたいかによって必要な後れ毛の長さも変わります。
特にショートやボブヘアの場合は、事前に決めておかないと「後れ毛部分の髪の毛までカットしてしまった!」なんて事態になりかねません。
どんな後れ毛を作るか事前にしっかりとすり合わせして、髪全体のバランスを調整しながらカットしてもらいましょう。
顔まわりカットが得意な美容師さんにお願いする
もみあげやこめかみ部分など顔まわりの後れ毛は、仕上がりの印象を大きく左右します。
そのため、顔まわりカットが得意な美容師さんにお願いするのがおすすめです。
前髪とつなげるように後れ毛を作ってもらうと、ナチュラルに輪郭をカバーできますよ。
オーダーする際は、仕上がりのイメージ写真を用意しておくのもお忘れなく◎
【簡単!】おしゃれな後れ毛に仕上げる巻き方
ここからは、初心者でも簡単に後れ毛を巻く方法をご紹介します。
ぜひこの機会にマスターして、こなれ感のあるヘアアレンジを楽しみましょう♡
- 好きな位置で髪をまとめてポニーテールにする。
- こめかみともみあげ部分の後れ毛を引き出す。
このときに、量が多くなりすぎないように少しずつ引き出すのがポイント。 - もみあげの後れ毛をヘアアイロンやコテでワンカールする。
ヘアアイロンの温度が高すぎるとカール感が強くなるため、130〜160度くらいに設定するのがおすすめ。 - トップ部分の髪を少し引き出し、スタイリング剤をつけたら完成!
【長さ別】おすすめ後れ毛ヘア12選
ここからは、おすすめの後れ毛スタイルをレングス別にご紹介します。
美容室でオーダーする際の参考にしてください♡
ショート
《後れ毛》マッシュショート
コンパクトなシルエットのマッシュショート。
もみあげに後れ毛を作ることで、短くても可愛らしい雰囲気に仕上がります。
後れ毛はクルンと内巻きにすると、よりキュートさが引き立ちますよ♡
《後れ毛》耳かけショート
大人っぽい雰囲気の耳かけショート。
ひし形カットは後頭部がふんわり仕上がるので、40代・50代のボリューム不足に悩む人にもおすすめです。
後れ毛はクルンとカールをつけて、フェイスラインを自然にカバーしましょう。
《後れ毛》ショートボブ
髪全体にふんわりニュアンスパーマをあてたショートボブヘア。
トップにボリュームを出して縦のラインを強調できるので、丸顔をカバーしたい人におすすめです。
後れ毛にもパーマを当てておけば、スタイリング剤をつけるだけでこなれたヘアスタイルに仕上がりますよ。
ボブ
《後れ毛》ミニボブ
あごのラインでプツンとカットしたミニボブ。
もみあげ部分のチョロンとした後れ毛が、自然にフェイスラインをカバーしてくれます。
毛先は軽く外ハネして、カジュアルな雰囲気に仕上げましょう♡
《後れ毛》くびれボブ
前髪の横やもみあげ部分に後れ毛を作ったボブヘア。
顔まわりをしっかりと作り込むことで、小顔効果がアップします。
毛先を外ハネ、中間部分をくびれ巻きにすると、今っぽい雰囲気に♡
《後れ毛》インナーボブ
コロンとしたシルエットのボブヘア。
もみあげ部分の後れ毛は、インナーカラーを入れても可愛く仕上がります♡
デザイン性が高いヘアスタイルなので、ボブヘアがマンネリ化してきたと悩む人におすすめです。
ミディアム
《後れ毛》レイヤーミディアム
顔まわりにたっぷりとレイヤーを入れたミディアムヘア。
もみあげにしっかりと後れ毛を作ることで、さらに小顔見せが叶います。
髪を下ろしてもアップスタイルにしても可愛いですよ♡
《後れ毛》カチューシャアレンジ
複雑なヘアアレンジが苦手な人におすすめなカチューシャスタイル。
サイドの後れ毛を出すと、こなれ感がアップしておしゃれに決まります。
手抜き感が出ないアレンジなので、寝坊した朝にもぴったりです◎
《後れ毛》ミディアム×アレンジ
ヘアアレンジ×後れ毛の鉄板おしゃれスタイル。
もみあげの後れ毛はコテで巻いてしっかりとカールをつけましょう。
前髪は片側に流してピッチリとセットして大人っぽく仕上げるのがおすすめです♡
ロング
《後れ毛》ヨシンモリ
顔まわりにレイヤーを入れた韓国風のヨシンモリヘア。
フェイスレイヤーと後れ毛を巻くだけで、こなれ感たっぷりなヘアスタイルが完成します。
後れ毛は少し短めにカットして、顔まわりのレイヤーと高さを変えるのがポイントです◎
《後れ毛》ポニーテール
結婚式などのお呼ばれヘアにもおすすめなポニーテールアレンジ。
後れ毛は長めにカットしているぶん、量を少なめに取るのがポイントです。
トップも引き出してふんわりさせると、こなれ感がアップしますよ♡
《後れ毛》くらげヘア
ふんわり甘い雰囲気が魅力のくらげヘア。
後れ毛もクリクリに巻くと、よりキュートな雰囲気が引き立ちます。
推し活などのイベントにぴったりなので、ぜひトライしてみてください♡
【前髪あり・なし別】おすすめ後れ毛ヘア4選
ここからは、前髪あり・前髪なし別におすすめの後れ毛ヘアスタイルをご紹介します。
後れ毛は前髪あり・なしのどちらと合わせても可愛いので、ぜひ参考にしてください。
前髪あり
《後れ毛》ロング×シースルーバング
ロングヘア×シースルーバングの大人っぽい組み合わせ。
さりげなく後れ毛を作っているので、髪をサイドに流すだけでこなれた雰囲気に仕上がります。
後れ毛がパサつくとだらしなく見えてしまうので、しっかりとスタイリング剤をつけておくのがポイントです◎
《後れ毛》ミディアム×ワイドバング
巻かなくてもおしゃれに決まるヘアスタイルを探しているなら、ワイドバング×ミディアムヘアがおすすめです。
耳かけしたときに見えるように後れ毛を作っておくと、自然にフェイスラインをカバーできますよ。
ワイドバングは重たい印象になりがちなので、後れ毛の量が多くなりすぎないように気をつけましょう。
前髪なし
《後れ毛》ロング×センターパート
顔まわりにたっぷりとレイヤーを入れた韓国ヘア。
後れ毛にも軽くヘアアイロンを当てて、ニュアンス程度に動きをつけましょう。
前髪と繋がるように後れ毛を作っているので、アップスタイルにしたときも可愛く仕上がりますよ♡
《後れ毛》耳かけボブ
前髪をピッチリと耳かけしたボブヘア。
フェイスラインがはっきりと出るヘアスタイルなので、後れ毛を作ってナチュラルにカバーしましょう。
後れ毛は巻いても巻かなくてもOK。
その日のコーディネートに合わせて調整してください♡
【セルフカット】失敗しない後れ毛の切り方
「後れ毛を作りたいけれど、美容室に行く暇がない…」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
ここからは、そんな人におすすめな後れ毛のセルフカット方法をご紹介します。
失敗しないためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 髪の毛全体をブラッシングする。
- 髪の毛を1つにまとめ、コームを使ってこめかみともみあげの毛を引き出す。
このとき、毛束の量が多すぎると垢抜けない印象に見えてしまうため注意しましょう。 - こめかみの毛束をアゴより少し高い位置でカットする。
前髪の横の毛より2〜3センチほど長くカットするように意識すると、ナチュラルに仕上がる。 - 同様に、もみあげの毛束をアゴくらいの長さでカットする。
- 左右のバランスを見て微調整したら完成!
後れ毛の作り方をマスターしてこなれ感のあるヘアアレンジに♡
今回は、後れ毛の作るポイントやおすすめの後れ毛ヘアスタイルをご紹介しました。
後れ毛をプラスすることで、抜け感のあるおしゃれなヘアアレンジが楽しめます。
また、フェイスラインを自然にカバーできるので、小顔効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
ぜひこの機会に後れ毛を取り入れて、こなれ感たっぷりなヘアアレンジを楽しみましょう♡