「ネイルサロンに行ってみたいけど、初めてでわからないことばかり」と悩んでいる人必見!
ネイルサロン初心者さんでもわかる、サロンネイルの基本を解説◎
初めてのネイルサロンで失敗しないためのポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
そもそもネイルサロンってどんなところ?
ネイルサロンとは、手や足の爪を整えて、綺麗なアートやデザインを施す専門店のこと。
華やかなネイルアートだけでなく、爪の形や生え方を矯正したり、甘皮処理をしたりと、爪に関するさまざまなお悩みを解決するサービスも行っています◎
ネイルサロンでできること
- 爪の長さや形の調整
- 甘皮処理
- ジェルやポリッシュによるネイルアート
- 傷んだ爪の補修(リペア)
- ネイルアートの除去(ネイルオフ)
- ハンドトリートメントやハンドマッサージ
- 自爪矯正(深爪・巻き爪・二枚爪などの改善)
爪を可愛く見せるだけではなく、爪の状態改善にも効果を発揮しやすいのがネイルサロンの魅力。
指先の美しさは清潔感や品の良さにも関わってくるので、サロンのアートやケアを活用して美意識をアップさせましょう!
サロンでオーダーできる主なネイルメニュー
ここからは、ネイルサロンでできるネイルの主な種類について紹介します。
それぞれ異なる特徴やメリットを持っているので、悩みや好みに合わせて選択するのがおすすめです◎
また、ネイルの種類によって値段・デザイン・持ちなども異なります。
《1》ジェルネイル
ネイルサロンの施術といえば、ジェルネイルをイメージする人が多いでしょう。
実際に、多くのネイルサロンが取り扱っている看板メニューです◎
ジェルネイルとは?
ジェル状の樹脂を爪に塗って、LEDライトやUVライトで硬化させたネイルのこと。
ジェルを硬めることで爪に強度が出て、3〜4週間ほど綺麗な爪先をキープできる。
デザインの幅が広く、シンプル〜華やかまでさまざまなネイルアートを楽しめるのがポイント。
ジェルで爪全体をコーティングするので、通常のマニキュアやポリッシュに比べてぷっくりとした厚みが出ます。
表面のツヤ感もアップして、より洗練された指先に仕上がるでしょう。
最近ではマグネットやミラーパウダーなど特殊な素材を活用したジェルネイルも登場しており、楽しめるデザインの幅がかなり広がっているのも特徴です。
強度が強く剥がれにくいぶん、ネイルオフは少し手間がかかります。
サロンによっては、オフする際にネイルアート代とは別途で1,000円前後プラスされることも。
料金は、シンプルなワンカラーの場合は4,000〜8,000円ほど。
トレンド感のあるおしゃれなデザインやパーツがたくさんついたネイルアートなどは、10,000円ほどかかるのが一般的です。
《2》スカルプチュアネイル
ネイルサロンでジェルネイルの次にオーダーが多いのがスカルプチュアネイル。
サロンによっては、「スカルプネイル」「アクリルネイル」と呼ばれることもあります。
スカルプチュアネイルとは?
ハードジェル・アクリルパウダー・アクリルキッドなどを使って爪に長さを出す施術のこと。
自爪を土台に作るジェルネイルよりもさらに強度が強く、爪の形・長さを自由に変えられるのが特徴。
薄い爪・短い爪の補強・修正にも活用できる。
長さ・形を自由にデザインできるスカルプネイルは、爪の形や長さにコンプレックスを抱えている人におすすめ。
強度を保ちながら、憧れのロングネイルに挑戦できます♡
工程が複雑なぶん通常のジェルネイルに比べると価格が高く、施術にかかる時間も長め。
料金相場はスカルプの土台のみで7,000〜12,000円ほど、その上からネイルアートを施すとトータルで15,000〜3万円くらいになるといわれています。
施術時間は平均で2〜3時間程度で、複雑なネイルアートをオーダーする場合はもう少しかかる可能性も。
予算や時間にはそれなりに余裕を持っておくと安心です◎
《3》ポリッシュ
ポリッシュによる施術は、一般的にセルフで行うマニキュアネイルとほぼ同じ。
プロのネイリストにオーダーすることで、より綺麗で繊細なデザインを楽しめます◎
ポリッシュネイルって?
マニキュアやポリッシュを使ったネイル施術のこと。
ライトで硬化させるジェルネイルと異なり、自然乾燥でデザインを固定させる。
ぷっくり感やツヤ感は控えめだが、コスパの良さが魅力。
爪にかかる負担やダメージも抑えられる。
マニキュアによる施術は、取り入れているサロンと取り入れていないサロンがあります。
そのため、予約の際はポリッシュを扱っているかどうか事前に確認しておくのがおすすめです。
ポリッシュはジェルネイルやスカルプネイルよりも、自爪に与えるダメージが少ないというメリットを持っています。
「サンディング」と呼ばれる自爪を削る工程も必要ないので、爪先や皮膚への負担を抑えながらおしゃれを楽しめるでしょう。
除光液を使えばネイルもオフできるので、セルフで落としやすいのも魅力です◎
料金相場は3,000〜5,000円ほどで、施術にかかる時間は1時間くらいが目安です。
《4》ネイルチップ
ネイルサロンでは、ネイルチップを使ったサービスも提供しています。
多くは、チップを使って長さ出しをする場合と、ネイルチップのデザインをそのまま販売する場合の2パターンです。
ネイルチップによる長さ出しは、スカルプネイルの長さ出しと少し異なります。
スカルプでは化学反応を活用して自爪に長さを出すのに対し、チップの長さ出しでは自爪に薄くジェルや接着剤を塗り広げてその上からチップを固定します。
スカルプよりも薄く柔軟性があるので、自爪に馴染みやすいですよ◎
商品によっては、ネイルチップを自分の好きなタイミングで何度も再利用できます。
旅行・イベント・成人式など特別な予定のときに合わせて活用する人も多く、普段華やかなネイルができない人でも取り入れやすいでしょう!
ネイルチップによる長さ出しの値段は、1本あたり500〜1,500円程度。
ネイルチップを丸ごとオーダーする場合は、1セット3,000〜1万円程度です。
《5》3Dネイル
3Dネイルは、ジェルネイルやアクリルネイルなどと組み合わせて使うことが多い施術です。
アクリスジェルとパウダーを合わせて硬めのジェルを作り、好きな形を自由にデザインします。
立体感があるぷくっとしたシルエットで、指先が華やかに見えるでしょう。
3Dアートでできるデザインは非常に幅広く、リボンやハートなどの立体パーツはもちろん、お気に入りのキャラクターや推しのイニシャルなども自由に作れます♡
個性的で存在感のあるネイルにしたい人や、推し活で使うネイルデザインを探している人には特にぴったりでしょう。
3Dネイルの料金は、パーツの大きさや個数によって大きく変動します。
一般的には、1個あたり300〜500円で設定しているサロンが多いです。
場合によっては、デザインの複雑さで値段が変動することもあります。
3Dアートはネイリストの力量やセンスによって仕上がりに差が出やすいので、持ち込みデザインでオーダーする場合は画像通りに再現してもらえるのかを事前に確認しておいたほうが安心でしょう◎
ネイルサロン利用するときの主な流れ
初めてのネイルサロンで失敗しないように、基本的な流れを解説します◎
予約
ネイルサロンは完全予約制のところが多いので、事前に予約をしておきましょう。
メニューごともしくは担当者ごとに予約を入れるのがおすすめです。
少し複雑なデザインや持ち込みデザインをオーダーしたい場合は、予約時にそのことを伝えておきます。
当日になって「このデザインはうちのサロンではできない」といわれてしまうことがないように、あらかじめ確認しておくと安心です◎
カウンセリング
来店後は、カウンセリングを行います。
ネイルで肌が荒れた経験がないかや、普段の生活スタイルなどはもちろん、オーダーしたいデザインについても詳しく話しましょう◎
デザインを決める際は、実際のジェルの色味を見せてもらったり、サンプルを活用したりしながら選びます。
施術開始
施術中は基本的に自由に過ごせます。
ネイル完成までにはだいたい1時間半〜2時間30分ほどかかるので、リラックスした状態で過ごしましょう。
仕上げ・支払い
ネイルの仕上げが終わったら、お会計をします。
カラーを増やす・パーツを変えるなどメニュー内容にアレンジを加えた場合、オプション料金がかかることがあるので注意しましょう。
支払いが終わったら終了です。
初めてでも失敗しない!ネイルサロンの選び方
初めてのネイルサロンで失敗しないための選び方は3つ。
この3つの選び方さえ押さえておけば、ネイルサロン初心者さんでも安心して施術を受けられますよ!
《1》料金設定やコースが明確
料金やメニューが不明瞭なネイルサロンには注意が必要です。
追加料金が発生するパーツ・工程についてその都度説明してくれるネイリストさんもいますが、場合によっては説明なしに元の料金に上乗せされてしまうこともあります。
メニューの設定額を確認しておくのはもちろんですが、使用するジェルの種類や装着するパーツのデザインによる追加料金の有無についても事前に確認しておくと良いでしょう。
また、価格が明らかに高すぎる・安すぎる場合も注意が必要です。
高額すぎるサロンは技術・知識不足による誤った価格設定をしていたり、安価すぎるサロンは使用するジェルや仕上がりの質が悪かったりします。
《2》デザインの種類が豊富
ネイルサロンやネイリストによって、オーダーできるデザインの種類・幅は大きく異なります。
自分好みのデザインに仕上げてもらいたいなら、デザインの種類が豊富なサロンを選びましょう◎
困ったときは、サロン側で用意しているサンプルや定額制デザインを参考に考えるのがおすすめ。
サンプルや定額メニューでトレンド感のあるおしゃれなデザインを多数用意しているところなら、仕上がりの満足度も上がりますよ!
《3》ネイリストの技術力が高い
ネイルの仕上がりを左右する重要なポイントが、ネイリストの技術力。
ネイリストになるのに必須の資格があるわけではないですが、スタッフの紹介ページやSNSなどを見てみると取得資格を掲載している場合が多いです。
ネイル資格の有無はネイリストの技術レベルを判断する材料としても非常に役に立つので、サロン選びに自信がない初心者さんはぜひ参考にしてみてくださいね◎
サロン選びの参考になるネイリスト資格
- JNAジェルネイル技能検定:中級以上
- JNECネイリスト技能検定:2級以上
- ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロンの選び方に関するFAQ
最後にネイルサロンの選び方に関するFAQをまとめました。
ネイルサロンに行く頻度はどのくらいがおすすめ?
ネイルサロンに行く頻度は、だいたい1ヶ月に1回を目安にするのが良いといわれています。
一般的なジェルネイルの場合、3〜4週間経つと自爪の伸びた部分がかなり目立ちます。
伸び切った爪はデザインが上に押し上げられて不恰好になってしまうだけでなく、トラブルの原因になることも。
サロンによっては、定期的に通ってくれる人へ向けた低額のメニューを用意しているところもあります。
前の施術から3週間以内・4週間以内の予約で割引になることもあるので、サロンネイルを継続したい人はコスパ良く利用できるでしょう。
ネイルやパーツがすぐに取れてしまったときはどうすればいい?
ネイルパーツがすぐに取れてしまった場合は、一般的には無料でお直しをしてもらえます。
ネイルのお直し期間はサロンごとに異なりますが、1週間以内を期限としているところが多いです。
ネイルサロンに行く前に爪は整えるべき?
ネイルサロンに行く前に自分で爪を整えておく必要はありません。
爪の長さや形の調整・甘皮処理などはすべてサロンでしてもらえるので、事前に整える必要はないでしょう。
ただし、指先の皮膚が過剰に荒れていたり、爪が炎症を起こしていたり、グリーンネイル(爪にカビが生えている)になっていたりする場合は、施術を受けられないことがあります。
ネイルサロン初心者でも失敗しにくいデザインは?
ネイルサロン初心者さんの場合は、シンプルなワンカラーがおすすめ。
失敗しにくく、日々の生活でも不便を感じにくいです◎
定番のグラデーションやフレンチネイルなども取り入れやすいでしょう。
デザイン選びで迷ったときは、サロンが用意しているサンプルのなかから決めるのも手ですよ!
ネイルサロンの基本や選び方のコツを押さえておけば初めてでも安心!
ネイルサロン初心者さんは、サロンの基本やメニューを押さえておくのが大切◎
自分に合うデザイン・予算で素敵なサロンネイルを楽しめるようになりますよ!