「縦長の綺麗な爪に憧れる!」「爪の形がコンプレックス……」
そんな人におすすめなのが、今回ご紹介する自爪育成。
爪のピンク色の部分を伸ばして、気になる深爪・歪み・凸凹とサヨナラしましょう!
普段からネイルをしている人もしない人も必見ですよ。
自爪育成とは?
自爪育成とは、マニキュアやジェルネイルの技術を用いて健康で美しい自爪を作るネイル施術のこと。
ネイルベットと呼ばれるピンク色の部分を伸ばすことで、自爪の形を整えたり、肌トラブルを解消したりします◎
同時に、爪の通気性・保水性・保油性などのバランスを良くする効果もありますよ。
ついついあと回しにしてしまいがちなネイルケアですが、指先は人からもよく見られている場所。
爪が綺麗な人は、それだけで清潔感があって若々しく見えますよね。
反対に、顔や洋服などに気を遣っていても、指先が不健康そうだとそっちに目が行ってしまいます。
爪は仕事中や勉強中などで自然に視界に入るパーツ。
自己肯定感やその日の気分を高めるためにも、指先のケアは大切です。
自爪育成とネイルケアの違い
自爪育成と似たような施術に、ネイルケアというものがあります。
どちらも爪や指先を美しく見せるために行われる施術ですが、施術の内容や仕上がりには大きな違いがあるのです。
| 比較項目 | 自爪育成 | ネイルケア |
|---|---|---|
| 目的 | 爪本来の良さを引き出して健康で美しい爪を育てる | 爪先を綺麗に見せる |
| 効果 | 深爪・二枚爪の改善・予防 爪の形を縦長にする ピンクの部分を増やして血色感を出す | 爪先の形を整える 甘皮が綺麗になる 爪のツヤ・保湿感がアップする |
| 施術方法 | ジェル・アクリルケア マニキュア・ポリッシュケア | ウォーターケア ドライケア セルフケア |
自爪育成は、爪のトラブルやお悩みを解決して縦長の美しい爪を作るのが目的。
見た目の美しさはもちろん、爪の生え方・血色・凹凸などさまざまな症状を改善できます。
そのぶん時間やコストがかかりますが、爪の形や状態にコンプレックスを抱えている人は高い効果を実感できるでしょう。
一方でネイルケアは、爪先を整えたり、甘皮処理をしたりすることで爪の表面を美しくするのが目的。
爪の形が劇的に変化することは少ないですが、指先の乾燥やささくれなどを効果的に改善できます。
ネイルケアは自爪育成よりもかかる時間やコストが少なく済むので、ネイル初心者さんでも挑戦しやすいです。
自爪育成の種類
自爪育成のやり方は大きく分けて2種類あります。
サロンではジェル・アクリルを使ったやり方が一般的ですが、マニキュアやポリッシュを使ってケアすることも可能です。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合ったやり方で取り入れましょう◎
マニキュア・ポリッシュによる自爪育成
マニキュア・ポリッシュによる自爪育成のやり方
- ネイルファイルで爪の形・長さを整える
- 甘皮処理をする
- 保護剤(マニキュア)を全体に塗る
マニキュアやポリッシュを使った自爪育成は、自爪への負担が少ないやり方です。
ネイル初心者さんでも挑戦しやすく、手軽に始められるのも嬉しいポイント◎
ネイルベットの面積が広くなるように、1人ひとりの爪の状態に合わせてデザインしていきます。
ジェルやアクリルと違って必要以上に爪の表面を削ることもないので、自爪が弱い人や薄い人でも安心ですね。
保護剤にはツヤ出しの効果も備わっています。
自爪育成をしながら手元を綺麗に見せられるでしょう♡
こんな人におすすめ
- ジェルやアクリルネイルに抵抗がある人
- 指先を使う仕事ではない人(水で濡れる・重いものを扱うなど)
- ネイル初心者さん
- コスパ良く自爪育成したい人
ジェル・アクリルによる自爪育成
ジェル・アクリルによる自爪育成のやり方
- ネイルファイルで爪の形・長さを整える
- 表面を削ってジェルがつきやすくする
- 甘皮処理をする
- ジェル・アクリルで自爪の表面を補強する
ジェルやアクリルを用いた自爪育成は、自爪が弱くてマニキュアだけじゃ育成しきれない人におすすめのやり方です。
ジェルでしっかりコーティングするので、マニキュアやポリッシュに比べるとかなり強度が上がります◎
また、自爪育成では表面的なケアと同時に、指先の使い方を意識することがとても重要です。
いくら定期的にサロンへ通っていても、指先を丁寧に扱う習慣がなければ思うような結果は訪れにくいでしょう。
マニキュアやポリッシュの場合、爪のコーティングが薄いのでついつい指先から意識が逸れがち。
その点、ジェルやアクリルでのコーティングは厚さ・重さもそれなりにあるので、指先の感覚を刺激しやすいですよ。
こんな人におすすめ
- 普段からジェルネイルをしている人
- 爪が薄い・二枚爪になりやすい人
- 爪を噛む・むしる癖がある人
- できるだけ短い期間で効果を感じたい人
自爪育成による主なメリット
自爪育成による主なメリットは3つ。
爪の健康を守るのはもちろん、見た目の美しさアップにも自爪育成は欠かせません◎
自爪が綺麗に見える
1つ目のメリットは、自爪が綺麗に見えること。
自爪育成では爪のピンク色の部分(ネイルベット)を伸ばして、自爪の形を美しい縦長に矯正します。
長細い爪にするなら、伸ばすべきなのは爪先の白っぽい部分ではなく、ピンク色の部分。
ネイルベットが適切な長さに伸びている爪はとても綺麗で清潔感がありますが、白い部分が伸び切った爪は少し清潔感のない印象を与えます。
ただ爪を伸ばすだけでは白い面積が増えていくだけなので、長く美しい爪をゲットしたいなら自爪育成で根元から矯正するのが大切です♡
ピンク色の部分が増えると、指先に血色感が出てより生き生きとした印象に仕上がりますよ◎
自爪を強く健康にできる
2つ目のメリットは、自爪を強く健康にできること。
自爪矯正はただ爪の見た目を美しくするだけでなく、内側から強くて健康な爪先を作る効果も期待できます◎
生え方・形を根元から矯正することで、丈夫な爪を長期間キープできるでしょう。
また、爪の健康維持に欠かせない「ハイポニキウム」の育成にも効果的だといわれています。
ハイポニキウムとは、爪と皮膚の間にある薄い皮膚組織のこと。
手を裏返したとき、爪と指先の肉の間に見える半透明な皮がこれに当たります。
必要なさそうにも思えるハイポニキウムですが、ネイルベットを効果的に伸ばすためには必要不可欠。
ハイポニキウムを伸ばすことで爪のピンク色の部分も一緒に伸びやすくなるので、より縦長ですらっとした爪の形を作りやすくなります。
他にも、爪の間にバイ菌や汚れが入るのを防いでくれたり、深爪になるのを防いでくれたりする効果もありますよ♡
幅広いネイルデザインを楽しめるようになる
3つ目のメリットは、幅広いネイルデザインを楽しめるようになること。
爪が美しく健康になることで、挑戦できるネイルの幅がぐんと広がります。
いくら技術が発展してきているからといって、ネイルは爪に多少なりともダメージを与えます。
弱ったままの爪に、何のケアもせずアートを施すのは危険です。
爪の状態によっては、できるネイルが限られてしまう場合もあるでしょう。
また、爪の形(短すぎる・小さすぎるなど)によっても、ネイルの幅は制限されます。
長さ出しや補強が必要になり、余計なコストがかかる可能性も。
自爪育成でネイルケアをしておけば、少ない負担でさまざまなネイルデザインを楽しめるようになりますよ♡
自爪育成による主なデメリット
自爪育成による主なデメリットは3つ。
施術を受ける前にひと通り確認しておきましょう。
一時的に自爪に負担がかかる
1つ目のデメリットは、一時的に自爪に負担がかかること。
自爪育成には、ファイルでネイルを削ったり形を整えたりする工程があります。
そのため、一時的にではありますが、自爪に対して多少のダメージがあることも。
もともとは爪を頑丈にするための施術なので、負担がかかるのはあくまで施術の過程での話。
結果的には、自爪育成をする前の爪と、したあとの爪では明らかに後者のほうが丈夫で美しくなりやすいです◎
途中でやめると元に戻ってしまう
2つ目のデメリットは、途中でやめると元に戻ってしまうこと。
自爪矯正は一度始めると完成まで時間がかかります。
爪の生え替わりのサイクルも考慮すると、少なくとも4ヶ月〜半年くらいはかかる計算です。
その間、サロンでのケアやセルフで継続的なお手入れも必要といわれています。
そのため、飽きやすい人や忙しくて定期的にサロンへ通えない人は要注意。
せっかく育成し始めても、途中で辞めてしまうとまた初めからやり直さなければいけなくなってしまいます。
完了までの期間が伸びてしまうだけでなく、それまでのコストも時間も余計にかかることに。
ネイルアートのようにやりたいときだけ楽しむことが難しいので、スケジュールはあらかじめしっかり立てておくのが大切ですよ◎
体質に合わない可能性がある
3つ目のデメリットは、体質に合わない可能性があること。
自爪育成には、マニキュア・ジェル・アクリルなどの化学製品を使用します。
通常のネイルアート同様に体質によってはリスクがあるので、あらかじめ注意しておかなければいけません。
また、アルコール消毒液やエタノールによって肌トラブルを招く可能性も。
肌が弱い人や過去にネイルで指先が荒れたことがある人は、万が一に備えて避けるのが安心です。
自爪育成で体質に影響が出る可能性のある成分
- HEMA
- アセトン
- ニトロセルロース
- エタノール
どうしても施術を受けたいという場合は、カウンセリングで事前に相談しましょう。
サロンによってはマニキュア・ジェルなどを一切使わず素爪のまま施術を行ってくれるところもあるので、諦めずに探してみてくださいね◎
自爪育成がおすすめな人の特徴
自爪育成がおすすめな人の特徴をまとめたので、1つでも当てはまる項目があれば積極的にチャレンジしてみてくださいね♡
育成がおすすめな人
- 爪が短くて悩んでいる人
- 爪を縦長に見せたい人
- 深爪や二枚爪になりやすい人
- 爪表面の凹凸や歪みが気になる人
自爪育成の実例5選
サロンでできる自爪育成の実例をいくつかピックアップしたので、カウンセリングの参考にしてみてくださいね◎
四角い爪から綺麗なオーバル型に
オーバル型は、シンプルでナチュラルな仕上がりを好む人におすすめ。
素爪とも相性が良いので、普段ネイルをしない人でも取り入れやすいでしょう。
ピンク色の面積を増やして縦長感アップ
ピンク色の面積が増えることで、縦長な印象の指先を作れます。
血色感もアップするので、爪先がより綺麗に見えるでしょう。
深爪から丈夫で美しい爪先をゲット
爪を噛む・むしる癖のせいで、万年深爪状態に陥っている人も多いはず。
ハイポニキウムを伸ばすことで、深爪や二枚爪になりにくい頑丈な爪先をゲットできます。
凹凸のないつるんとなめらかな触り心地
爪の凹凸や歪みが目立つなら、時間をかけて丁寧になめらかな爪を育成しましょう。
自爪育成では長さや形だけでなく、爪先の角度やカーブまで細かく設計できますよ。
ツヤ&血色感アップで素爪でも綺麗に
爪の血色感がアップすることで、健康的で美しい指先をゲットできます。
爪本来のツヤも引き出してくれるため、ネイルなしやナチュラルネイルでも十分綺麗な仕上がりになるでしょう。
自爪育成に関するFAQ
自爪育成に関するFAQをわかりやすくまとめました。
自爪育成はセルフでもできる?
簡易的な自爪育成であればセルフで行うことも可能です。
ネイルファイルで爪の長さを整えつつ、ネイルオイルで保湿・ツヤ出しをしていきます。
とはいえ、セルフでできる範囲には限界があり、効果の出方もサロンに比べると弱いです。
やり方を間違えると爪の状態を悪化させてしまう可能性もあるので、サロンでプロにお任せするのをおすすめします◎
自爪育成でサロンに通う頻度や期間はどのくらいが目安?
自爪育成は、サロンで定期的に施術を受けることで少しずつ爪の状態を改善していきます。
爪の長さを大きく変えたい場合は2〜3週間に1回、ある程度綺麗な状態の爪をキープさせたい場合は1ヶ月に1回を目安にするのがおすすめ。
自爪育成が完了するまでの期間は早い人で4ヶ月、一般的には半年ほどかかるといわれています。
通う頻度は爪の伸びるスピードや自爪の程度(どのくらいの症状なのか)によっても異なるので、あくまで参考程度にしておきましょう。
自爪育成の料金相場は?
自爪育成の料金相場は、だいたい6,000円〜12,000円前後が多いです。
マニキュアを使うのかジェルを使うのかによっても値段に開きがあるので、予算に合わせて適切なメニューを選びましょう◎
ネイルをする人もしない人も!自爪育成で綺麗な指先をゲットしよう♡
自爪育成は、健康で美しい手元を作るのに効果的な施術。
普段ネイルをする人もしない人も、清潔感のある上品な指先をゲットしたいならぜひ試してみてくださいね♡
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。

