内側からチラッと見えるインナーカラーがかわいい♡
最近では、インナーカラーのバリエーションが増え、よりおしゃれで個性ある雰囲気を楽しめるようになっています。
本記事では2024年トレンドのインナーカラーの人気色をご紹介します。
※本記事で紹介する施術事例は一例です。ご自身の担当者と相談のうえ、最適な施術方針を決めていただくことをおすすめします。
※写真はあくまでイメージです。実際のモデルの年齢・性別・美容診断結果等と異なる場合がございます。
※施術によってはアレルギー反応や赤み等のリスクが生じる場合がございます。ご不安のある方は必ず担当者や担当医に事前確認を行なってください。
インナーカラーとは?
インナーカラーとは、髪の内側をブリーチして鮮やかな色を入れるデザインカラーのことです。
存在感は控えめでも、ヘアスタイルの印象を大きく変えられるため、若者だけでなく40代以上の大人女性からも注目を集めています。
最新のインナーカラーカタログ一覧
最新のインナーカラーカタログ一覧は定期的に更新しています。
どんな人におすすめ?インナーカラーの特徴3つ
ここからは、インナーカラーが向いている人の特徴を3つ紹介します。
《1》今の髪型がマンネリ化している人
インナーカラーは部分的なデザインカラーですが、髪色全体の印象を変えるのと同じぐらいの効果があります。
特にショートヘアの人は、インナーカラーで簡単にイメチェンが叶います。
アレンジの幅が狭くなりがちだとお悩みのショートヘアさんにはインナーカラーがおすすめです。
「何年も同じ髪色でマンネリしてきた」「少しでいいから変化を楽しみたい」という人は、インナーカラーにするだけで新鮮な気分を楽しめるでしょう。
《2》髪全体を明るくするのには抵抗がある人
髪を明るくするには、ライトナーやブリーチといった施術が必要になります。
しかし、「髪は明るくしたいけれど、ダメージが気になる…」と不安になる人もいるでしょう。
インナーカラーなら部分的な施術になるため、全体を明るくするよりダメージを抑えられます。
また、ブリーチ範囲が少ないため、暗い髪色にするときも色落ちが気になりづらいメリットも。
「ダメージが気になるから明るくするのに抵抗がある」「期間限定で明るくしたい」という人に、インナーカラーはおすすめです。
《3》白髪染めをしている40代・50代の人
白髪が気になり始める40代や50代の女性にもインナーカラーはおすすめです。
白髪の悩みといえば「伸びてきたときに目立つ」ことではないでしょうか。
インナーカラーを入れると、伸びてきた白髪とブリーチ部分がなじみやすいため、白髪をぼかす効果が得られます。
また、白髪染めのように色味や明るさに制限のある髪色でも、インナーカラーを入れることで変化を楽しめるでしょう。
「インナーカラーは若者がするもの」と思う人も多いですが、むしろ大人世代だからこそインナーカラーがおすすめです。
インナーカラーの色の組み合わせ・選び方
インナーカラーは顔の近くに位置するため、色の組み合わせによって見た目の印象が大きく変わります。
ここからは、インナーカラーの色の組み合わせや選び方をご紹介します。
大人や初心者さんは「ブラウン・ベージュ系」
40代以降の大人女性や、インナーカラー初心者さんは「派手になりすぎるのはちょっと…」と、不安を抱えているかもしれません。
そんな人には、ベースの髪色や肌となじむ「ブラウン・ベージュ系」がおすすめです。
ベースの髪色や肌の色味と比べた際に大きな差がないため、なじみがよく派手な印象に見えづらいといったメリットがあります。
「派手にはなりたくないけど、存在感はアピールしたい」という場合には、明るめのブラウンやベージュ系にするのがおすすめです。
存在感をアピールしたい人は「鮮やかなカラー」
「インナーカラーに慣れている人」や「はじめから存在感のあるカラーを楽しみたい人」には、鮮やかなカラーがおすすめです。
- ピンク:キュート・ガーリー系
- オレンジ:フレッシュ系
- ブルー:クール系
- パープル:モード系
- ホワイト:アイコニック系
それぞれの色が与える印象が違うため、自分が求めるイメージに近いものを選んでみましょう。
実は種類豊富!インナーカラーを入れる場所
インナーカラーは、デザインを入れる部位によって呼び方やスタイルの見た目が変わります。
ここからは、インナーカラーを入れる場所別に、どのような印象になるか紹介します。
《1》耳まわり×インナーカラー
もみあげ〜耳の付け根にデザインを入れるインナーカラーを「イヤリングカラー」といいます。
名前の由来は、髪をおろした状態がイヤリングをしているように見えるからです。
正面から見たときに視界に入りやすくおしゃれ感アップを狙えることから、インナーカラーの定番デザインとなっています。
髪をすべておろすと控えめな印象になりますが、耳にかけたり結んだりなど動きを加えるとデザインの存在感が高まります。
好みによってデザインを変えられるところも、イヤリングカラーの魅力ですよ。
《2》顔まわり×インナーカラー
顔まわりを囲むように明るくデザインしたカラーを「フェイスフレーミングカラー」といいます。
フェイスラインが明るく鮮やかになることで、肌がトーンアップして見えるのがメリット。
また、デザイン性が高く簡単におしゃれな雰囲気を楽しめることも、人気が高い理由のひとつです。
《3》前髪×インナーカラー
前髪の内側に入れるインナーカラーは、ナチュラルにおしゃれな雰囲気を取り入れられます。
派手に見られがちな前髪インナーカラーですが、インナーの範囲を狭くすればナチュラルな雰囲気も楽しめますよ。
前髪は髪の入れ替わりが早く約半年程度でブリーチ部分がなくなるため、「ダメージが心配な人」「インナーカラー初心者さん」におすすめです。
《4》襟足×インナーカラー
「正面から見たときの存在感を控えめにしたい」人に人気なのが、襟足部分のインナーカラーです。
襟足インナーは後頭部の耳から下のみをブリーチするカラーで、髪を結んだときや巻いて動きを出したときにちらっと見えるのがポイント!
レイヤースタイルと組み合わせれば、毛先のグラデーションカラーに見えるため、2wayスタイルを楽しめます。
襟足にインナーカラーを入れるならウルフカットとの組み合わせがおすすめ
インナーカラーとウルフカットの組み合わせは、襟足から覗くカラーがよく映えます。
耳にかけると広めの範囲が見えるのでさらに華やかさが増しますよ!
《5》表面×インナーカラー
インナーカラーの応用版とも言える「アンブレラカラー」は、いま注目のデザインカラー。
通常インナーカラーは、全体の髪色よりもハイトーンを選びますが、アンブレラカラーとはトップが明るく、インナーが暗いヘアスタイルです。
その名の通り、傘のように表面が明るくなるので、はっきりとしたコントラストが楽しめますね。
またインナーカラーも真っ黒ではなく、ほんのりしたブラウンカラーを取り入れると肌なじみが良くなり、こなれ感のあるおしゃれヘアが叶いますよ。
【色別】人気色を使ったインナーカラー実例14選
ここからは、色別にインナーカラーの人気色を紹介します。
《インナーカラーの人気色》ピンク
キュートでかわいい雰囲気に仕上げたいなら「ピンク」がおすすめ!
ブリーチ1回だと赤みが強く、2回以上だとペールピンクのような薄いカラーも楽しめます。
キュートで愛らしい薄めのピンクインナーカラー
ブリーチ2回で作る薄めのピンクのインナーカラーです。
ベースカラーのダークブラウンと明るさや色味の違いが際立ち、存在感あるデザインを楽しめます。
かわいく愛らしい雰囲気に仕上げたい人におすすめです。
ストロベリーのような深みのあるピンクインナーカラー
ブリーチ2回で作る色鮮やかなピンクのインナーカラーです。
赤みを多めに配合しているため、ストロベリージェラートのような深みのある色味に仕上がります。
黒染めの履歴がある人や、色を長持ちさせたい人におすすめです。
《インナーカラーの人気色》オレンジ
フレッシュでカジュアルな雰囲気になりたい人は「オレンジ」がおすすめ!
ブリーチ1回で赤みのあるオレンジに、2回以上で薄めのペールオレンジが楽しめます。
夏っぽさがあふれる明るめのオレンジインナーカラー
明るめのオレンジを耳まわりに入れたインナーカラーです。
「鮮やかすぎて派手になりそう」と思われがちですが、 肌なじみがよくナチュラルな仕上がりにもできます。
カジュアルなヘアスタイル・服装と相性がいいですよ。
深みのある大人な雰囲気のオレンジインナーカラー
明るさを控えめにした大人な雰囲気のあるブラッドオレンジのインナーカラーです。
ベースカラーと色味が近いため、 存在感はありつつなじみのいいナチュラルな雰囲気に仕上がります。
ブリーチ1回でも楽しめるため「ダメージやコストを抑えたい人」におすすめです。
《インナーカラーの人気色》ブルー(青)
クールでかっこいい雰囲気を楽しみたい人は「ブルー」がおすすめ!
黒髪やダークトーンカラーとの相性もいいですよ。
鮮やかで涼しげなペールインナーカラー
ブリーチ2回で作るペールトーンのブルーインナーカラーです。
ダークグレーの寒色系ロングヘアとバランスがよく、統一感のある仕上がりになります。
おしゃれでトレンド感あるヘアカラーを楽しみたい人におすすめです。
大人モードなネイビーブルーのインナーカラー
深みのあるネイビーブルーのインナーカラーです。
ベースカラーとインナーカラー、どちらも暗めのカラーですが、鮮やかさの違いが際立ち存在感をアピールできます。
「あまり派手にしたくないけど、インナーカラーを入れている感じはほしい」という人におすすめです。
《インナーカラーの人気色》パープル(紫)
モードでサブカルな雰囲気を楽しみたい人は「パープル」がおすすめ!
暗いながらも存在感をアピールできるため、黒髪との相性もいいですよ。
おしゃれモードな雰囲気のラベンダーインナーカラー
やや明るめな印象のラベンダーのインナーカラーです。
広範囲にインナーカラーが入っているため、ベースカラーの黒髪からちらっと見えるのがポイント。
人とかぶりにくい個性あるデザインを楽しみたい人におすすめです。
鮮やかさで存在感をアピールできるビビットパープルのインナーカラー
色鮮やかで存在感のあるビビッド系のパープルインナーカラーです。
黒髪のベースカラーと相性がよく、クールでモードな雰囲気に仕上がります。
《インナーカラーの人気色》ブラウン・ベージュ系
王道のおしゃれインナーカラーを楽しみたいなら「ブラウン・ベージュ」がおすすめ!
日本人の肌となじみのいいカラーで、あざとかわいい仕上がりになります。
くすみ感のある大人なグレージュインナーカラー
明るめのグレージュインナーカラーです。
くすみ感をプラスすることで色落ち後の赤みを抑えてくれるため、きれいな色味を長く楽しめます。
イエベさんでだけでなく、ブルベさんにもおすすめです。
肌をぱっと明るく見せるオレンジベージュインナーカラー
明るめのオレンジベージュと、フェイスフレーミングを組み合わせたヘアスタイルです。
顔まわりを囲むように明るくデザインすることで、肌がトーンアップしたような効果を得られます。
肌を明るく見せられるカラーを求める人におすすめです。
《インナーカラーの人気色》ホワイト系
トレンドを押さえたおしゃれなお姉さんになりたい人には「ホワイト」がおすすめ!
特にロングヘアの巻き髪スタイルと相性がいいです。
エレガントばシルバーホワイトのインナーカラー
光に透けた際に、ほんのり青みを感じるシルバーホワイトのインナーカラーです。
クールかつエレガントな雰囲気で、こなれた仕上がりになります。
ベースカラーと明るさの差をつけることで、よりおしゃれに見えますよ。
おしゃれでトレンド感のあるホワイトグレージュのインナーカラー
ホワイトっぽさのなかに、 グレージュのこなれ感がプラスされたインナーカラーです。
顔まわりをぱっと明るく見せてくれるので、肌をトーンアップさせる効果も期待できますよ。
肌を明るく見せたいブルベさんや、こなれ感のある上品スタイルを求める人におすすめです。
【髪の長さ別】人気色を使ったインナーカラー実例
長さによっても入れる範囲や場所が異なりますので、ぜひチェックしてみてください。
ショート×インナーカラー
フェイスフレーミングで顔周りを明るく
顔まわりのコントラストが特徴的な「フェイスフレーミング」は、華やかさをアップしてくれるヘアカラー。
前髪からこめかみにかけて取り入れることで、ショートヘアでもインナーカラーを楽しめます!
アッシュ系にまとめることで透明感がアップ。アレンジの幅が少ないショートヘアでも、耳にかけるだけでガラッと雰囲気を変えることができますね。キュートにもクールにも魅せてくれるおしゃれショートです。
コンパクトなショートにはもみあげラインがおすすめ
コンパクトなハンサムショートには、もみあげだけに入れたインナーカラーがおすすめ!
大人っぽさの中に遊び心があり、カッコいい空気感を演出してくれます。重くなりがちな黒髪も、部分的なインナーカラーを加えるだけで軽やかさもアップ♡
肌なじみの良いブラウン系のハイトーンなので、さりげないおしゃれを楽しむことができます。こちらも明るめのヘアカラーが難しい人におすすめですよ。
ボブ×インナーカラー
チラ見えがキュートなイヤリングインナー
チラッと見えるハイトーンが可愛いイヤリングカラー。
落ち着きのあるヘアカラーと組み合わせれば甘すぎない上品ヘアに仕上げることができます。流行りの外ハネヘアに組み合わせれば、エアリー感をアップすることができますね。
ホワイト系のハイトーンは、淡い雰囲気も出してくれます。周りと差をつけるなら、チラ見えイヤリングカラーでおしゃれさを際立たせてみましょう!
前髪×耳周りのインナーカラーで上級者に!
おしゃれ上級者におすすめなのが、前髪×耳周りのインナーカラーです。
収まりのいいボブスタイルにランダムな前髪で、個性が際立つヘアスタイル!暑い時期はもちろんのこと、秋口などにもおすすめのインナーカラーです。
コントラストがハッキリしているので、アンブレラカラー風にも見せることができ、耳にかけず下ろせば、前髪だけのインナーカラーを楽しめますよ♡
セミロング×インナーカラー
ウルフカット×インナーカラーでトレンド感アップ
トレンドヘアが楽しめるウルフカットには、たっぷりめのインナーカラーがポイント!
グレーブラック×ホワイトベージュのインナーカラーは、ロックでクールな印象を与えてくれるので、アクティブな夏のヘアスタイルにぴったりです。
毛先にカールを加えれば、動きが出てトップのダークなカラーも重くなりすぎない印象を与えてくれます。アップスタイルのアレンジもしやすいヘアスタイルですね。
初インナーカラーにぴったりの細めライン
細めのインナーカラーは上品な仕上がりなので、インナーカラー初心者にぴったり♡
ダークブラウンをベースに明るいのベージュのインナーカラーの組み合わせは、季節問わず取り入れやすく、長めのヘアスタイルに取り入れれば、量が少なくても存在感のあるインナーカラーが楽しめます。
また波ウェーブで緩めのカールを作ることで、立体感もアップ!インナーカラーだけでなく、ブリーチ初心者にもおすすめの挑戦しやすいハイトーンカラーですね。
ロング×インナーカラー
ビビットカラーならY2Kファッションとマッチ
インナーカラーで人気のピンクは、ビビットなカラーもおしゃれ!淡いピンクも良いですが、元気にビビットなカラーでまとめると、最先端ファッションと合うヘアスタイルに♡
耳の上あたりから多めにインナーカラーを入れると、耳に掛けた時でもしっかりとインナーのピンクカラーが顔を出します!
全体にツヤ感のあるカラーをチョイスしていますので、髪のツヤに悩みを抱えている方にもおすすめしたいヘアカラーです。
ミルクティーカラーは同系色で上品にまとめて
重めの印象を受けやすいロングヘアに軽やかさを加えるなら、アッシュグレーの淡めカラーがおすすめ!
耳横からインナーカラーをたっぷりと入れることで全体のバランスが取りやすくなり、さらにインナーのホワイトカラーが夏の日差しが似合うヘアスタイルにまとめてくれます♡
カジュアルなスタイルから上品なスタイルまで幅広いファッションに合わせられるヘアカラーなので、服を選ばないのもポイントです!
インナーカラーに関するよくある質問
ここからは、インナーカラーの施術にかかる値段や時間について紹介します。
施術前の参考にしてくださいね。
インナーカラーはブリーチなしでもできる?
インナーカラーは、ブリーチなしでも可能です。
ブリーチなしでできるカラーには、以下のような色味があります。
- 赤っぽいピンク
- 暗めのアッシュやグレー
- 明るい茶色
ただし「表現できる明るさに制限がある」「ベースカラーとの明るさや色の差が少ない」ことから、ブリーチありインナーと比べると控えめなデザインになります。
「変化をしっかり実感したい」「存在感あるカラーを楽しみたい」という人は、ブリーチありのインナーカラーがおすすめです。
ダメージが気になる場合は、ケアブリーチなど髪のダメージを考慮した施術方法を選択するといいでしょう。
インナーカラーの値段は?
インナーカラーの施術にかかる値段は、全体カラーも含めて15,000〜20,000円ほどです。
ただし、インナーカラーの種類や明るさによっては、参考の値段よりも安くなったり、高くなったりすることもあるでしょう。
正確な金額はサロンによって異なるため、施術前に確認してみてください。
インナーカラーの施術時間は?
インナーカラーの施術にかかる時間は、2時間〜4時間ほどです。
基本的に、ブリーチによる脱色が必要になるため、カラーの工程が2回必要になります。
そのため、施術時間は通常のカラーと比べると倍ほどかかるでしょう。
施術の流れ
- カウンセリング
- ブリーチによる脱色(30分〜1時間半)
- シャンプー
- ブリーチ部分へのオンカラー(30分)
- シャンプー
- ブロー・スタイリング
また、希望のインナーカラーが「薄い印象」「白っぽい色」の場合や、「黒染め」の履歴がある場合、追加でブリーチが必要となり、さらに時間がかかることも。
人によってインナーカラーにかかる時間は違うため、正確な目安を知りたい人は施術をお願いする美容院へ事前に確認してみましょう。
インナーカラーで髪色にアクセントをつけよう♡
インナーカラーは、髪色にアクセントをつけてくれるデザイン性のあるヘアカラー方法です。
入れる場所によって印象が変わったり、カラーによって雰囲気が違ったりと、新鮮な気分でヘアカラーを楽しめるでしょう。
年齢問わずに人気なインナーカラーをぜひ試してみてくださいね。